2020年から活動をスタートさせた9人組グループ『NiziU(ニジュー)』が、5月・8日にソウルで開催のイベント『KCON 2022 Premiere』に出演し、ついに韓国で初パフォーマンスを披露するとのことで注目が集まっています。
しかし、インスタグラムのフォロワー数やミュージックビデオの再生数が減少しており、グループの今後を懸念する声が上がっているとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
今年デビュー2周年を迎えるNiziUは、12日に新曲『ASOBO』を配信リリースし、同日に情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に韓国からリモート出演して同曲をテレビ初披露しました。
また、『ASOBO』のミュージックビデオは所属事務所『JYPエンターテインメント』の公式YouTubeチャンネル(登録者数:2,430万人)で公開されており、公開から4日が経った16日21時時点で、再生回数は約1,130万回で、2.4万件近くのコメントが寄せられています。
新曲『ASOBO』も非常に大きな反響を呼んでいるのですが、昨年11月リリースの1stアルバム『U』のリード曲で、『ソフトバンク』のCMソングにも使用された『Chopstick』は、ミュージックビデオの公開から2日目で再生回数が1,000万回を突破していました。
それによりファンからは「MVを発表するたびに、再生数が落ちてるのが気になる」との声が上がっているとし、芸能ライターはNiziUについて、「正式デビューシングル『Step and a step』のMVは、半年ほどで1億回再生を突破していましたが、昨年11月に公開された『Chopstick』のMVは現在約3,838万回と、明らかに再生ペースが落ちていて、ファンの中にはNiziUのピークアウトを心配する声も少なくありません」
と語っています。
ミュージックビデオの再生回数が落ち込んでいるだけでなく、NiziUの公式インスタグラムのフォロワー数も激減しているといい、「一時は204万人以上のフォロワーがいましたが、昨年11月には約190万人になり、現在はさらに減って182万人ほどと、デビュー後に増えるどころか22万人も減少していて、“緊急事態”ともいえます。」
としています。
NiziUの勢い低下、人気の伸び悩みを懸念する声は以前から上がっており、コロナ禍もあって活動が制限されていることも要因の1つとして挙げられていますが、現在のK-POPシーンのトレンドにマッチしていないことも、人気が伸び悩んでいる要因との指摘もあります。
週刊誌『週刊女性』によれば、韓国のグループは日本のアイドル等と違い、デビュー時からパフォーマンスやルックスなどが完成されていて、若い女性たちの憧れの対象になるからこそ支持が得られているとし、一方のNiziUはカッコよさよりも親しみやすさを特徴としているため、K-POPシーンでは存在感を出すのは難しいとのことです。
また、今後韓国で活動するにしても、メンバー全員が日本人というのも不利になるとされています。
そして、NiziUが結成してから現在までに、『STAYC(ステイシー)』、『NMIXX(エンミックス)』、『Kep1er(ケプラー)』、『IVE(アイヴ)』、『LE SSERAFIM(ル・セラフィム)』など、新たなK-POPグループが次々に誕生し存在感を示しており、競争はさらに激しくなっています。
そうした中でNiziUは、ようやく5月に韓国のステージでパフォーマンスを披露することが決まり、これをきっかけに韓国での活動も本格的にスタートさせ、新たなファンを獲得して勢いが増していくことに期待したいですが、果たして今後どうなるでしょうかね。