AKB48の姉妹グループ『NGT48』が7月22日に、2018年10月以来1年9ヶ月ぶりとなる新曲『シャーベットピンク』をリリースすることが発表されました。
NGT48は2018年10月リリースの前作『世界の人へ』まで、『ソニー・ミュージックレーベルズ』内のレーベル『アリオラジャパン』に所属していましたが、新曲リリースにあたってユニバーサルミュージックへ移籍し、1年9ヶ月ぶりとなる5枚目シングル『シャーベットピンク』はEMI Recordsからリリースします。
<↓の画像は、NGT48の主要メンバー写真>
NGT48の運営会社は今年4月に、『AKS』(現社名・Vernalossom)から新会社『Flora(フローラ)』に変わったほか、同社を支援・統括する持株会社『Sproot(スプルート)』は、博多を拠点に活動する『HKT48』の新運営会社『Mercury(マーキュリー)』の支援も行っており、「これまでHKT48の楽曲をリリースしてきたユニバーサルレコードにレーベルが一本化されたとみられる」と『デイリースポーツ』は伝えています。
ニューシングルの選抜メンバーやセンターはまだ発表されていませんが、6月11日19時30分からライブ動画配信サービス『SHOWROOM』にて、シングルリリース記念特番を生配信するとしており、そこで選抜メンバーとセンターも発表されるようです。
そして、NGT48のレーベル移籍、新曲『シャーベットピンク』のリリース発表に対してネット上では、
- はああ?何で出すの??さっさと解散しろ
- これで売れなきゃ、解散する口実には丁度いい
- よくリリースする気になるね…世間の印象なんてもう最悪だけどね。
黒いメンバー達は、他に行き場も無いから発売するんだろうけど。 - やはりソニーからは切られたか 当然だわな
- 出資元が同じだからレーベルもユニバーサルになったか てかEMIだからやっぱりそうだな
- センターは本間かな?
- センターは、おぎゆかやりかちゃんだと荒れそうだな
- 握手できないのに売れるの?
- シャーベットピンクって新潟名物桃太郎の事だな タイアップあるね
- 前支配人は逃亡 裁判は茶番 疑惑メンは残留 これでエエんか?
- シレッと活動再開はあってはいけない。あのような事件が起きて、結局、何が変わったのか?
事件に少しでも関わったメンバーは外して、関わっていない新たなメンバーだけで再開した方がいい。で、ないと払拭されないでしょう。 - 喉元過ぎれば…的に、何事も無かったようにシレッと再開。会社側が被害者ぶるのも、加害者のメンバーがすまして新曲に参加しているのも不愉快。ちゃん謝罪してからでしょ。
- 何事もなかったかのように売り出すのもどうかと思うが、何枚売れるのか逆に楽しみでもありますね。
たくさん買えば繋がれるかもしれないわけですから、数少ないファンの方々は破産するくらいたくさん買うんでしょうか。
などの声が上がっています。
NGT48では2018年12月に、当時メンバーだった“まほほん”こと山口真帆さん(24)が自宅マンションの玄関先で、ファンの男性2人から暴行を受ける事件が発生、被害者の山口さんは事件後にSHOWROOMの配信で、事件に複数のNGT48メンバーが関与していることや運営サイドの非情な対応を告発、大騒動に発展することになりました。
この騒動によってNGT48の仕事は次々に消滅、劇場公演もストップして実質的にグループは活動停止状態となり、事件の真相が明らかになる前に山口真帆さん等が脱退、それから間もなくAKSは損害賠償として3000万円の支払いを求めて男性2人を提訴、そして事件の真相を明らかにするとしていました。
しかし、この裁判に山口真帆さんは一切関与せず、加害者の男性2人が一方的な主張を繰り返すのみで真相が明らかになるはずもなく、今年4月にはAKSと男性2人の間で和解が成立、“茶番”などと揶揄された裁判は終了となり、AKS側はこの裁判によって事件への関与が疑われたメンバーの潔白が証明されたなどと主張しています。
そして、NGT48は新体制で再出発を図り、今年3月末をもって2代目劇場支配人を務めた早川麻依子さんが退任、運営事業はAKSから新会社のFloraに譲渡され、同社の代表は副支配人だった岡田剛さんが就任、5月には親会社となる持株会社のSprootが設立(『LINE』などが資本参画)、今回新たに新曲のリリース、ユニバーサルミュージックへのレーベル移籍が発表という流れになっています。
NGT48を立て直すために体制を一新しているのですが、あの事件は未解決のままということで現在も厳しい声が相次いでおり、新曲のリリースにも疑問の声が噴出しています。
また、AKB48グループのファン等の間では、センターを務めるメンバーや売上枚数についての予想も繰り広げられています。
これまでにリリースされたNGT48のシングル表題曲のセンターは、1枚目シングル『青春時計』が中井りかさん、2枚目『世界はどこまで青空なのか?』は荻野由佳さん、3枚目『春はどこから来るの?』が本間日陽さん、4枚目の前作『世界の人へ』が荻野由佳さんでした。
初週の売り上げ枚数(オリコン調べ)は、1枚目が16万枚、2枚目が14.8万枚、3枚目が10.9万枚、4枚目が14.3万枚で、中井りかさんがセンターを務めたデビュー曲が最も高い結果になっています。
前作から1年9ヶ月ぶりの新曲なので、それなりに売り上げ枚数は伸びそうな気がしますが、新型コロナウイルスによって握手会など接触系イベントは開催出来ない状況にあるので、特典の内容によっては微妙な数字になるかもしれないですね。
また、一連の騒動によって複数のメンバーがグループを離れ、同時にファン離れも加速したことで厳しい結果になりそうな気がしますが、再始動1発目のシングルでは誰がセンターを務め、どれほどの売り上げを記録するのか注目したいです。