NGT48が18日、昨年12月末以来8ヶ月ぶりとなるNGT48劇場での定期公演を開催し、ついに劇場でも活動を再開させました。
18日に行われた「夢を死なせるわけにいかない」と題した公演には、正規メンバー(1期生)16名のほかラスト曲には研究性も出演し、開演前に登場したNGT48劇場の早川麻依子支配人はファンに向けて、「こうして今日の日を迎えられたのは、日頃から応援してくださるファンの皆さんのおかげです。劇場公演を再開させていただきますが、これが再スタートだとは私たちは思っておりません。新潟の皆さまやファンの皆さまに心から応援していただいてからが真のスタートだと考えております。まだまだ時間はかかると思いますが、NGT48が新潟にあってよかったと、1人でも多くの方に思っていただけるように、メンバー、スタッフ一同、頑張っていこうと思います」
と挨拶しました。
<↓の画像が、公演前に挨拶したNGT48劇場・早川麻依子支配人の写真>
今回の公演のタイトル「夢を死なせるわけにいかない」は、AKB48が2007年からチームA・Kの合同チームで行った公演名で、NGT48のメンバー・太野彩香さんは「今の私たちの気持ちを表してるんじゃないかなと思います。私たちの気持ちをパフォーマンスで届けることができるように頑張ります!」、中井りかさんは「このステージに戻ってこられたのは、待っていてくれたファンの皆さんやスタッフさんのおかげ。これから一緒に時を過ごしていきたい」とコメントしています。
関係者によれば、メンバーの希望が多かったことなどからタイトルを「夢を死なせるわけにいかない」に決定したといいます。
<↓の画像が、劇場公演に出演したNGT48メンバーの写真>
そして、公演終盤のアンコールで西潟茉莉奈さんがファンに向かって、「今日を迎えるまで、真実ではないことが広まってしまって…すごくメンバーも苦しんだんですけど、言われているようなことが真実であるならば、このステージには立てません」
と涙ながらに語り、「サポートしてくださったスタッフさん、関係者の皆さん、この状況でも応援してくださる皆さんが信じて応援してくださったおかげで(劇場公演が)再開できました。1歩1歩力を合わせて頑張っていこうと思います」
と決意表明していました。
<↓の画像が、涙ながらに黒い噂を否定した西潟茉莉奈さんの写真>
西潟茉莉奈さんと太野彩香さんは、昨年12月8日に発生した元NGT48・山口真帆さんの暴行被害事件で、新潟県警察から事情聴取を受けていたことが明らかになっており、これらの事実よってこの2人を含めて数人のメンバーが事件に関与した“黒メンバー”疑惑が浮上し、NGT48ファン等から猛バッシングを受けていました。
<↓の画像左が太野彩香さん、右が西潟茉莉奈さん>
そうした中で西潟茉莉奈さんが自身のあらぬ噂を否定し、身の潔白を主張していたのですが、西潟さんの発言やNGT48の劇場公演再開に対してネット上では、
- なら、真実を話すれば
- ハッキリとしない運営にも問題がある
- いやいや…そもそも真実を話してないじゃん。
- ファンに報せる内容を、スポンサーや第三者がどう思うかが問題なのにね。この期において、被害者のアピールをしている点が救われないね。
- ネット(あるいは週刊誌)の噂がすべて真実とは思わないけれど、問題行動がまったくなかったようには思えない。
たくさんの嘘があることを利用して、真実をごまかそうとしているようにも見えてならない。証拠はないんだけどね… - そもそも真実を話してないのに一方的に否定しても誰も信用しません。
何もかも隠ぺいしてなかったことにしようとしてるAKSや黒メンなど世間から許されると思ってるほうが間違えてると思います。 - 誤解があるなら、事実をもって弁解してもらいたい。
これ以上、アイドル文化のイメージダウンになることをしないで欲しいし、そのためには出した膿を世間に示したほうがいい。それほど事は重大だと思います。
どうしたそれができないのだろう? - もちろん真実でない事もあるでしょう。しかし、一番の問題は真実を発表しない運営の体質です。
第三者委員会の報告書では犯人グループ乙と繋がりを認めたメンバーがいたと書いてあったのに、運営はそれを否定する。
マンションを寮といて斡旋しておきながら、個人契約だから寮ではないと逃げる。
運営が事件の被害届を出したのに告訴をしなかった理由の説明もなく、不起訴になった理由も分からないと逃げる。
記者会見での宿題の回答も無い。これで信用できるはずが無い。 - 山口さんの件をうやむやにして強引に再開しただけですよね?そんな真っ黒集団をどうやって応援すればいいのよ…
などのコメントが寄せられています。
NGT48は8月1日にSNS更新を再開し、3日にはアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』に出演、グループ活動が実質的に再開となっています。
一方で、山口真帆さんの暴行被害事件は解決したとは言えない状態で、運営会社『AKS』も山口さんの暴行事件で逮捕(後に不起訴処分)となった2人の男性ファンに対して、3000万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしており、この裁判は現在も続いています。
この裁判の訴状では、男性ファンが山口真帆さんやAKS関係者の前で、「他のメンバーさんとかとまあ、ぶっちゃけ言ったら会ったりとかしてて、一緒に遊んだりとか、ちょっとご飯食べたりとか」「今まで関わってきたメンバーさんとかと、まあちょっと、どういう風に(山口さんと)会ったら良いかなって話してて」
などと明かしつつも、「こうやれと言われたわけではない」と共謀、教唆を否定し、山口さんから「繋がっていて関わっているメンバーは誰か」と追及された際には、8人の名前を挙げたとしています。
他にも、一連の事件によってAKSはNGT48の劇場公演やコンサートツアーを中止し、警備費用など合わせて1億2000万円以上の損害が出たと主張しており、男性2人による暴行事件が発端で、メンバー間やAKSへの「信頼関係が崩壊した」とし、損害の一部を賠償するよう求めています。
事件の真相は今も明らかになっておらず、グループ内には犯人グループと密接な関係にあった疑いのあるメンバーが複数在籍しています。
この点について本人や運営側はキッパリと否定しており、17日に行われたメンバーの保護者に対する3回目の説明会でもAKS側は、「黒メンバーと呼ばれるようなことをした人は1人もいない」などと説明していたそうなのですが、被害者の山口真帆さん等はメンバーの関与を疑い、AKSに対しても不信感を残したままNGT48を卒業という後味の悪い結果になっています。
こうした重大なトラブルがありながらもNGT48の熱狂的ファンたちは今後も応援を続けていくとしていますが、現在もNGT48メンバーたちの黒い交際や事件への関与を疑い、運営サイドの不誠実な対応にも不信感を抱いている方は多くいて、グループの活動再開は疑問視されていることから今後も炎上は続きそうです。