韓国で昨年デビューし、日本でも人気拡大中の5人組K-POPグループ『NewJeans(ニュージーンズ)』が、日本デビュー未定ながら大晦日の『第74回NHK紅白歌合戦』に初出場すると『サンケイスポーツ』が報じ、ネット上で物議を醸しています。
サンスポが関係者に取材したところ、「NewJeansは番組の大詰めを迎える後半に登場」と明かしたといい、NewJeansは30日に『第65回日本レコード大賞』の授賞式に出演し、元日には韓国からアメリカのテレビ局・ABCの年越し特番への出演が決定しているため、紅白は収録出演となる可能性が高いとのことです。
NewJeansは、韓国人のミンジさん(19)、ヘリンさん(17)、ヘインさん(15)、オーストラリア系韓国人のダニエルさん(18)、オーストラリアとベトナムの国籍を持つハニさん(19)の5人からなる多国籍グループで、『BTS』『ENHYPEN』『LE SSERAFIM』『SEVENTEEN』『&TEAM』などと同じく、韓国大手のエンタメ会社『HYBE』系列の事務所から昨年7月にデビューしました。
NewJeansの楽曲は1990年代後半の洋楽のエッセンスも取り入れ、これにより普段はK-POPを聴かない層からも支持を集め、昨年12月配信の曲『Ditto』はストリーミングサービス『Spotify』で再生回数が5億回を突破、今年7月発売のミニアルバムはアメリカのビルボード・チャートで1位を獲得し、8月にはアメリカの3大ロックフェスの1つ『Lollapalooza(ロラパルーザ)』や『SUMMER SONIC 2023』にも出演しました。
そして、代表曲『Ditto』は今年の『第65回日本レコード大賞』で大賞候補となる優秀作品賞を受賞しています。
そんなNewJeansの紅白出場報道に対してネット上では、
- TWICEでねえから今年は見る気なかったけどNewJeans出るなら見るわ
- NewJeansも紅白出演かー嬉しいけどなんかなぁ
- メンバーの1人が「スシランド」って日本のこと差別したグループでしょ
- 日本の新人アーティスト出してやれよ
- 韓国人の宣伝に使われるNHKなんなん?
- NHK内部に韓国マネーや韓国人が入りまくってんだろうな
- 最低限国民から受信料て言う名前の税金を分取っているのだから出場基準は明確にしてほしい
- 日本で頑張る歌手を出して欲しい。毎年、人選には疑問が多い。特に今年は…
藤井風のような年配でも若い人でも耳馴染みのあるメロディの歌手をもっと出して欲しかった。 - NewJeansのETAとか好きだけど、日本の年末を想起させる伝統の紅白は日本の音楽が聴きたいなぁ…。
人気アイドルは熱狂的な固定ファンがいるから、創価学会の組織票と同じで安定した数字が見込めるんだろうけど、これじゃあ普段の音楽番組と変わらないし、なんか日本の年末って感じじゃないんだよね。 - NewJeansが紅白出ることに賛否別れてるけど、ニュジの実力と人気を知らない情報不足の人と、異国文化を理解できずに軽蔑する教養の足りない人が批判してるんだろうな。
いまKPOP市場が世界的にどれだけ大きく成長しているか理解した方がいいっすよ。批判してる人はえげつない低脳〜 - 日本にもある程度ファンいるのかもしれないけど、ほとんどの場合誰これ?状態のグループをしかも収録で出すとか。会場も興醒めでしょうよ。
録画見るだけなら、紅白である必要なくて、ファンがYouTube見ておけばいいんじゃないかな。
などの声が上がっており物議を醸しています。
今年の紅白には、LE SSERAFIM、Stray Kids、SEVENTEEN、TWICEの日本人メンバー3人のユニット・MISAMO、10月にようやく韓国デビューを果たしたNiziUやJO1と、K-POP系グループが過去最多の出演となっており、K-POPファンからは歓喜の声が上がっていますが、NHKが紅白で民放の音楽特番と変わらない選考を行っていることが疑問視されており、批判も噴出していました。
そうした中で、日本デビューが未定のNewJeansが紅白に初出場し、それも事前収録での出演となるとのことで反発の声も多く見られ、ネット上では炎上状態になっているのですが、NewJeansの紅白出場は少し前から噂されていました。
NewJeansは9月放送の音楽特番『NHK MUSIC EXPO 2023』に出演後、10月には特番『Venue101 Presents NewJeans “Get Up”Live』が放送されており、こうしたNHKの番組への貢献度が評価されて紅白への出場が決まったと見られます。
今年は旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)のグループが性加害問題の影響で出演ゼロとなり、そうしたこともあってNHKは若い視聴者を取り込むのに必死で、今年の紅白は「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」をテーマにしていることもあり、K-POPグループ枠を増やしたと考えられますが、国内のアーティストを差し置いてK-POPを増やすというのは疑問で、紅白は幅広い年代の視聴者が観る番組だけに、こうした偏りのある選考は今後無くしていく必要があるのではないでしょうかね。