今年グループ結成、デビュー15周年を迎えたK-POPグループ『KARA』が、2016年の活動休止以来6年ぶりに再始動することが明らかになりました。
現地メディアの報道によれば、韓国の芸能事務所『RBW』が19日に、「KARAは11月にデビュー15周年記念アルバムをリリースする。久しぶりの結集で披露される15周年記念アルバムだけに、KARAのメンバーたちがファンにプレゼントしたいという気持ちを最大限表現できるよう支援する計画だ」
と、アルバムのリリースを発表したとのことです。
現時点で詳細は明らかになっていないものの、KARAは11月に“完全体”でカムバックするといい、2014年にKARAを脱退したニコルさん(30)、ジヨンさん(28)も合流し、5人でグループを再始動させるそうで、アルバム発売あたって様々なプロモーション活動を行っていく予定とのことです。
活動再開にあたってKARAのメンバーは、「長い間、一途に愛と応援を送ってくださったファンたちのために準備したアルバムなので、フェスティバルのように幸せで明るいエネルギーに溢れるアルバムでファンと共に楽しみたい」
とのコメントを寄せています。
KARAは2007年に、ギュリさん(34)、スンヨンさん(34)、ソンヒさん(33)、ニコルさんの4人で結成、韓国でCDデビューを果たしましたが、2008年にメインボーカルのソンヒさんがグループを脱退、メンバー追加オーディションが行われ、ジヨンさんと2019年11月に急死したハラさん（享年28）が加入しました。
＜↓の画像は、KARAがデビュー当時のメンバー写真＞
(左から）ニコルさん、ギュリさん、ソンヒさん、スンヨンさん
グループは2007年秋から活動休止状態にありましたが、5人組グループとなって2008年7月から活動を再開、その後は韓国で精力的に活動し人気が上昇、2009年リリースのアルバムに収録された『ミスター（Mr.）』が大ヒットを記録し、『少女時代』『Wonder Girls』と並ぶ人気グループとなり、2010年に日本デビューを果たしました。
＜↓の画像は、5人で再始動後の写真＞
(左から）ジヨンさん、スンヨンさん、ギュリさん、ニコルさん、ハラさん
日本では2010年8月にデビュー第1弾シングルとして『ミスター』をリリース、ヒップダンスが反響を呼び、初週に約3万枚を売り上げてオリコンチャート初登場5位にランクインし、海外の女性グループのデビュー作がTOP10入りするのは約30年ぶり、アジアの女性グループでは初となる快挙でした。
その後も、日本でリリースしたベストアルバムが初週に5万枚以上を売り上げ、オリコンの週間チャート2位にランクイン、日本での1stオリジナルアルバム『ガールズトーク』は、初週に約11万枚の売り上げを記録し、2011年にはオリコン発表のアーティスト別トータルセールス部門で4位にランクイン、同年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしました。
同じく2010年に日本デビューした少女時代と共に、日本でも精力的に活動を展開し人気を獲得しましたが、その裏ではメンバーと韓国の芸能事務所『DSPメディア』の間で契約を巡るトラブルが勃発、裁判にまで発展する事態となり、最終的にニコルさんとジヨンさんは2014年にグループを脱退しました。
同年には新メンバー・ヨンジさん(28)が加入しましたが、2016年1月をもってギュリさん、スンヨンさん、ハラさんの3人が事務所との契約が満了、これをもってグループは事実上の解散状態となりました。
それから3年後の2019年にハラさんが急死し、水面下で進んでいたと噂のKARA再結成は白紙になったとの報道もありました。
そんなKARAが今年デビュー15周年を迎え、各メンバーがインスタグラムで5人が揃った姿を公開し、ハラさんのアカウントもタグ付けして6人で15周年を祝い、この投稿を受けて日本のファンからも活動再開に期待の声が上がっていました。
＜↓の画像が、KARAのメンバー集合写真＞
ハラさんを含めて、6人で再始動してほしかったのが正直なところですが、ヨンジさんを入れて5人で活動するのは初めてで、今後どういったパフォーマンスを披露するのか楽しみですね。
日本での活動予定もあるのか現時点で不明ながら、KARAは親日家のグループで日本での人気が高かったので、日本でのライブなどにも期待したいです。