AKB48の姉妹グループで、福岡を拠点に活動している『HKT48』の4期生として合格した音嶋莉沙さん(17)が、応募資格に反していたことが判明したとして、合格を取り消されたことが明らかとなりました。
これはHKT48の公式サイトで発表されたもので、「HKT48 第4期生 音嶋莉沙に関するご報告」として、「応募資格にございます『プロダクションに所属していない』という事項に反し、他のプロダクションに所属していることが判明したため、残念ながら合格を取り消すことになりました。」と発表。
これによって、出演を予定していた『HKT48夏のホールツアー2016 ~HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート~』にも不参加となることも合わせて発表しています。
最後に運営側は、「残念ながら音嶋莉沙はHKT48のメンバーとしての活動はなくなりましたが、同じ世界で活躍していくとのことですので、いつの日か、また同じステージで、同じ景色が見れたならとHKT48メンバー・運営スタッフ一同、願っております。」と記しています。
プロダクションへの所属が判明した音嶋さんは、昨年7月に行われたエイベックスのアイドルレーベル『IDOL street』の候補生“8期ストリート生”を決めるオーディションに合格し、その後『w-Street FUKUOKA』に所属していましたが、今年3月21日をもって卒業。
HKT48は昨年12月から今年2月末まで、約2年半ぶりとなる新メンバー・第4期生のオーディションの応募受付けを行い、今年3月から第1次審査、2次審査、最終審査を行った末に、合格者11名を12日に開催したコンサートで4期生として初お披露目。
音嶋さんも新メンバーとしてステージに登場し、他の新メンバーとともにパフォーマンスを披露していました。
なお、募集要項の応募資格には、「2016年4月1日時点で、11歳-18歳までのプロダクションに所属していない女性(18歳の者は保護者の同意は必要なし。但し、就学中の者は必要)」などが明記されていました。
そして、この突然の発表に対してネット上では、
- は?合格前に調べろよ
- 実活動はないのに契約が残ってたとかなのかしら
- 最近の博多のグダグダ感凄いな
- うーん、最終決定の直前で調べられなかったのかなあ…と思う。最後の文章からすると、ケンカ別れではなさそうだけれど、それでもちょっとこれは準備不足
- 辞めても一定期間は他で活動してはいけなかったとかじゃね?難波も辞めて2年は吉本以外はNGだし
- 辞めたと思ってたけどHKT合格したとわかったら、事務所側がまだ契約切れてねーし!ってごねたんじゃない
- HKTに限らず、加入前に別事務所でやってた子なんか他にもいくらでもいるのに、何でこの子だけなんだ?移籍金でも請求されたか?
- 了承もらってたのに、契約段階で条件合わずにもめたとかだとかわいそうだな
- コンサートでお披露目までしたのに何やってんだか。公式HPにプロフ写真を未だにupしてないのは、こういう理由があったからなのか
- アイスト生とは卒業したけど、事務所に籍は残ってたんだろうね。4月1日時点では。事前の検査不十分というより、他のネタがあったから大事になるまえに切り落とした気がするんだけど
- ほとんど身内のavex(SKE48の所属レーベル)なのに、お披露目前に確認してないとかHKT48運営の怠慢だろ
などのコメントが寄せられています。
HKT48の運営側もオーディションの段階で、音嶋さんが3月まで別のグループに所属していたことは分かっていたと思うのですが、合格決定までに前所属事務所との契約が切れているか等の確認をしっかりと行っていなかったのでしょうか…。
今回のトラブルは、契約に関する確認を音嶋さん側がしっかりと行わず、オーディションを受けていた事にも問題があるかと思いますが、その点をしっかりと確認しなかったHKT48の運営側にも落ち度があった可能性があり、このようなトラブルによって行き場を失ってしまった音嶋さんが何とも不憫ですね。
音嶋さんは今後もアイドル業界で活動していくことを望んでいるとのことで、今回のトラブルをバネにして頑張ってほしいと思いますが、事務所の「二重契約」という行為については、芸能界において「タブー中のタブー」だとも言われており、もしこれに該当するのであれば、今後も活動を行っていけるのか心配になります。