福岡を拠点に活動しているアイドルグループ『HKT48』が13日、通算7枚目となるニューシングル『74億分の1の君へ』をリリースし、初週23.9万枚を売り上げてオリコンの週間ランキング1位初登場を果たしました。
また、HKT48は2013年3月リリースのデビュー曲『スキ!スキ!スキップ!』から今作まで、7作連続でシングル首位を獲得するという記録を達成し、HKT48が女性アーティスト歴代1位を誇っている「デビューからのシングル連続1位獲得作品数」(グループからのソロ、ユニットデビューとなるアーティストは対象外とする)を7作連続に更新。
- 74億分の1の君へ(Short ver.)HKT48[公式](YouTube)
しかし、『74億分の1の君へ』の初動推定売上枚数は過去最低で、HKT48がこれまでにリリースしたシングルで初動25万枚を下回ったのは今回が初となっており、昨年11月リリースのシングル『しぇからしか!』は初動28万枚を突破していたため、HKT48の人気が低下しているのではないかと指摘する声が上がっています。
<13日リリースのニューシングル『74億分の1の君へ』>
乃木坂46に続く、坂道シリーズの第2弾として誕生した『欅坂46(けやきざか)』のデビューシングル『サイレントマジョリティー』が6日リリースされ、こちらは初週の売り上げが26万枚を突破しており、HKT48は今年の『NHK紅白歌合戦』への出場も絶望視されてしまっているようです。
- 欅坂46『サイレントマジョリティー』MV(YouTube)
アイドルという枠を超え、様々なテレビ番組に出演し活躍している指原莉乃さんがグループの顔で、HKT48のメディア露出量も以前に比べて増えているにも関わらず、HKT48の人気が低迷している理由について、ニュースサイト『日刊サイゾー』が報じている記事では、中心メンバーの宮脇咲良さんなどの活躍が世間に届いていないこと、運営がゴリ推しをしている兒玉遥さんは、整形疑惑ばかりが取り沙汰されてしまっていることなどを挙げています。
さらに、HKT48よりも深刻な状態にあるのがAKB48だといい、初代総監督を務めた“たかみな”こと高橋みなみさんがついにグループを去りましたが、AKB48は以前より指摘されているように若手とベテラン勢の世代交代に失敗し、若いメンバーが活躍できていない状況にあり、今後も若手のブレークには期待できないため、HKT48以上にAKB48の置かれている状況は深刻のようです。
そんなAKB48は6月18日に、毎年恒例のシングル選抜総選挙を開催し、今年は、昨年結成されたNGT48の活動拠点である新潟のハードオフエコスタジアム新潟で開催することが決定しているのですが、今年も1位を獲得するのではないかと言われている指原さんが所属するHKT48のCDの売上は落ちており、6月1日にリリースされる投票権付きのAKB48のニューシングル『翼はいらない』は、昨年の投票権付きCDの売り上げを大きく下回るのではないかとも言われています。
こうした売り上げの低迷は、CDだけでなく関連グッズにもみられているそうで、売り上げの低迷が著しいことから東京・秋葉原のAKB48劇場では、4月よりメンバーの集合写真を日付入りで販売するなど、運営は必死に小銭稼ぎを行っているとのことです。
そして、これに対してネット上では、
- 最近のAKBのネタは下ネタしかないよね。末期状態の証拠
- まぁ指原だけが上手くバラエティで生き残りそうだね。その他諸々はしばらくしたら忘れられる運命なのでは
- 勢いはとっくに46のほうが上。AKBはおそらく全盛期より握手会とか増やして今の売上だし、全盛期と同じイベントの数にしたら、とっくにミリオン割れてると思う。
- ピンじゃ箸にも棒にもかからないような輩が、48Gが有るおかげで分不相応に芸能人面してアイドルできてるんだから、それだけで感謝すべきだって事をメンバーは自覚しろ。
- 次のAKBのシングルは総選挙のCD付き投票券だからミリオン行くんでしょうね。(AKBの売り上げ枚数上位にくるのは、全作CD付き投票券。ww)心配しなくちゃいけないのは、その次からのCD付き握手券の売り上げじゃない
- 秋元商法の終焉。一刻も早く解散してほしい
などのコメントが寄せられています。
このCDが売れない時代に、地方を拠点に活動しているアイドルグループが初週で20万枚以上のCDを売り上げているのは十分凄いことで、まだまだファンからはしぼり取ることが出来そうな感じではあるのですが、世間全体がAKB48グループに対しての興味・関心が薄れており、全盛期に比べて勢いがもの凄く下がっているため、そろそろ潮時なのではないかと見ていて思いますね。
また、以前に比べてライブ会場などでのケータリングの質が下がっていることをメンバーから指摘されており、実際に経費削減が行われていることを2代目総監督の横山由依さんが明かしていたことなどから、運営もかなり厳しい状態にあるのではないかと言われています。
AKB48を始めとしたグループは、何だかんだ言われながらもこれまで活動を続けているわけですが、やはり徐々に崩壊へ近付いていっているということなのでしょうかね。