指原莉乃さんが所属していることでも有名な福岡市を拠点に活動するアイドルグループのHKT48。
HKTは2011年10月に結成されたばかりで、これからの成長が期待されているグループですが、昨日12日にネットに投稿された動画内で、グループのメンバーが天皇陛下と愛子様のことを笑いものにするようなシーンがあり、これに対して現在ネットで非難が殺到し、今後大きな問題に発展する可能性が出てきています。
問題の動画は、今月12日にアップされたSKE48・松村香織さん(24)の動画番組『BBQ松村香織の今夜も1コメダ』でHKTライブをリポートした際のもので、夜公演前にHKT48劇場支配人を務める年長メンバーの指原莉乃さん(21)が、楽屋でメンバーを集めて指導しているシーンでした。
指原さんが「楽しそうな顔、超下手。もっとクシャっと笑った方がいい」などとメンバーたちに助言すると、それを聞いていた某メンバーが隣のメンバーに向けて笑顔をつくると、それに対し、ほかのメンバーが「天皇陛下みたい」とツッコミを入れ、さらに周囲から「愛子さま、愛子さま」という声が上がり爆笑が起こりました。
この皇室をネタにするかのような発言にネット上では
「これは不敬罪に値する」
「不謹慎だ。悪意がないとしても常識がなさすぎる」
「コンサート会場に右翼の街宣車くるかもよ」
「天皇陛下みたいと言った人までは悪意が無さそうだけど、愛子さまの名前を出して笑っているメンバーからは悪意を感じる」
「さすがゆとり世代やな」
「皇室ネタで爆笑って…これは坊主にしたくらいじゃ済まんぞ」
などの批判があがりました。
しかし、その一方で
「このくらいで問題にするのはおかしい」
「別に天皇を嘲笑したわけじゃないだろ」
「批判するほどのことではなくない?」
「若い子の認識なんてこんなもんだろ」
といった擁護の声も少なからず上がっている。
この件を現在、2ちゃんねるのまとめサイトなどが一斉にとりあげ、煽っているため、下手すれば本当に保守系団体に目をつけられかねない状況になっている。
10代の子たちのこの発言に悪意は無いというのはわかるが、そもそもこの会話をカットせずに流したスタッフ自体に問題があるとの意見もあがっており、スタッフの管理責任が問われる一件となってしまった。
これにネットでは、
- 天皇陛下を愚弄して無教養だからでは済まない
- これの何が問題ってついうっかりとかじゃなく、普段からこういう会話をしてるであろうこと
- こう云うのは大事になるとホントやばい
- 馬鹿にしたかどうかは全く関係無い、ネタにした時点でアウト
- 解散か詫びるか
などのコメントがありました。
動画がネットにアップされ拡散されてしまっている以上は、運営側はスルーすることは出来ませんから、この不適切な発言に対して今後謝罪をすることになるでしょうね。
謝罪したからと言って、批判の声がおさまるまでには時間が掛かると思いますが…。
運営はこれを機にアイドル達への教育を徹底し、今後こう言った問題を起こさせないようにしてもらいたいですね。