AKB48グループのメンバーの番組キャスティングに関し、強い影響力を持っているという業界人のS氏が、AKB48メンバーに対してのセクハラ行為によって、楽屋や控室などへの出禁処分を下されていることをニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
記事によれば、S氏は番組キャスティングに強い影響力を持ち、AKB48グループや関連グループの総合プロデューサーを務めている秋元康さんをはじめ、業界の大物に取り入ることを得意としている人物とのことなのですが、自分より低い立場の人間に対しては恫喝に近い言動を用いるため、「Sとは絶対に仕事をしない」と公言しているスタッフも多いといいます。
しかし、AKB48の運営会社『AKS』はドラマやバラエティ番組へのパイプがほとんどなく、多くのメンバーが所属する芸能事務所『太田プロダクション』についても、アイドルのマネジメントには不慣れだったことから、S氏のブッキング力は役立っていたといい、太田プロに関しては現在もS氏に営業をほぼ丸投げ状態で、各メンバーの営業をほとんど行っていないとのこと。
こうしてAKSや太田プロから信頼を得ているS氏が問題視されるようになったのは、お気に入りとされるメンバーたちに「踏み込みすぎている」という声が聞こえてくるようになってからのようで、一部のメンバーに連絡先を聞いたり、プライベートで食事に誘ったり、アイドルの自宅への送り迎えを申し出るなどの行為をするようになったといい、S氏は外部スタッフということからAKS側もメンバーに注意を促していたといいます。
そうした中で、最近になって看過できない被害報告が出てくるようになったといい、S氏は目を付けたメンバーに言い寄り、何かと接触しようとしてくるそうで、あるメンバーからは「自宅まで送ってあげる」と言われて車に乗せられ、体を触られたというセクハラの被害報告があり、その他にも自宅を知られてしまったことによって、「いま家の前にいるよ」というLINEが突然送られてきたというメンバーもいたそうで、こうした被害が出てきたため、AKS側も「ここまでされては」と、S氏に注意をするようになったようです。
そして、S氏に出禁処分が下される決定打となったのは、AKB48グループだけでなく、乃木坂46や欅坂46のメンバーにまで侵食してきたことだったそうで、最近になって乃木坂46や欅坂46の楽屋にも出入りするようになったほか、欅坂46のメンバーが着替え中の控室にまで入ってくるという事件があり、これによってAKBの首脳陣はS氏を突き放すことにしたとのことなのですが、これに対してネット上では、
- ちゃんと処分されるような環境なんだ!よかったね。てっきりそういうのが当たり前なんだと思ってた…
- 枕した子もいるだろうね
- よくこんな枕必須集団に親も入れるよね
- いやいやそもそもが・・電通の写真とか見るとね
- 出入り禁止はもちろんだけど クズ男の名前をさらして!
- なんだろう、会社のお局が痴漢にあったって聞いたときと同じ気持ちだ。
- 盗撮されたり色々あるね…やっぱ普通の子は目指すもんじゃない
- 18才未満のコにセクハラは絶対許せん‼︎
- 簡単そうだもんね、色々な意味で。
- そういうのが嫌で辞めちゃう子もいるんだろうな
などのコメントが寄せられています。
若手のメンバーたちは、S氏に逆らうことによって、仕事を干されてしまう可能性もあるのではないかと思ってしまい、そうしたセクハラに対して黙って耐えることしかできなかったようで、ある清純派の有名メンバーは周囲のスタッフに「Sさんの誘いを断ったら、干されるんですか?」と相談していたといい、それから内部調査を行った結果、S氏に言い寄らせていたメンバーは複数いたそうです。
この話がどこまで本当なのかは定かではないのですが、自らの地位、権力を利用してのセクハラ行為というのはどこの世界でもあり、芸能界でもそうしたセクハラが行われているという話は多くあることから、実際の話である可能性は十分にあります。
過去には、AKSの元役員が楽屋や更衣室などで盗撮行為をしていたという事件があり、この他にもメンバーたちは裏側で様々な被害を受けている可能性も考えられ、今後さらに内部で大きなトラブルが発生しないように、引き続きAKSはしっかりと監視を行うようにしてほしいものですね。