AKB48・チーム4のメンバー・稲垣香織さん（いながき・かおり 20歳）が、さいたまスーパーアリーナで1日に開催された『AKB48単独コンサート・夜公演』でステージから落下し、後頭部骨折の重傷を負っていたことが明らかになりました。
公式サイト上での発表によると、終演間際のパフォーマンス中にスタンド上部を見ながら、バックステージから花道に戻ろうと移動していたことにより誤ってステージから落下したそうで、すぐに病院へ行って医師の診断を受けたとのことです。
診断結果は、後頭部を骨折しているものの、それ以外に異常は見られず、本人の意識もハッキリしていて元気に会話もできる状態にあると説明しています。
日曜日の救急外来だったため、今後さらに精密な検査を受けるようで、他に問題が無いかを調べて治療を行っていくといい、今後は治療に専念するために活動を一時休止することを報告しています。
＜↓の画像は、公式サイト掲載のコメント全文の写真＞
『日刊スポーツ』によると、今回のスーパーアリーナ公演ではメイン、中央、バックステージの3つが組まれていたほか、幅約3メートルの通路がそれぞれのステージと外周を繋ぐように設置されていたとのことです。
これと同じステージでHKT48は3月31日にスーパーアリーナでコンサートを行っているのですが、稲垣香織さんと同様にHKT48の秋吉優花さん（あきよし・ゆか 17歳）もステージから転落するという事故を起こしています。
＜↓の画像が、HKT48の秋吉優花さんの写真＞
秋吉優花さんは最後まで出演を続けていたものの、コンサート終了後に医師の診察を受けた結果、足の薬指と小指を骨折するケガを負っていたことが判明しています。
このように2日連続でステージから落下するという事故が発生したことを受けてネット上では、
- 昨日から落下が話題になって心配していた 前日も一人落下して骨折 2日連続で落下 骨折は安全に問題あったと思う
- 普通に重大な事故でしょ。大したことないじゃすまない。本人の不注意とは言え、運営側の責任は大きい。
- 以前からステージ転落はあり、前日もあった。薄暗い中黒いステージと通路、更に観客席も離れて境い目は分かり辛い中で上層階のファンに気を配る。落ちて当たり前、何回も繰り返すのはメンバーの不注意と思っているから、何も対策されないし反省もしてないんだろうな
- 2日連続で転落して怪我人が出るのは、安全対策に疑問を感じる。歌い終わって、スポットが消され真っ暗になって目が慣れない状態で、高さ2.5m位ある黒いステージから降りるのは危険。16期生は、大きなステージの経験が少ないので、足元を明るく照らしてあげるなど特別な配慮が必要だったのでは？
- AKBGは運営の仕事がやっつけでコンサートなんかはロクにリハーサルもしてない上に、狭い通路にたくさんのメンバーが押し寄せるから見ていても非常に危なっかしい。
とりあえず大事には至らなかった(頭部の骨折だから大事には違いないが)かもしれないが、頭のことだししっかり精密検査などを行なって、今後はこのような事故が再発しないように、十分安全を確保してもらいたい。 - 狭いステージで大人数で動き回るからでは？下から自分達へライトが照らされるし、逆光で床がよく見えないのもあるかもしれない。
- 後遺症とかは大丈夫なのかな？若い子達が安心してアイドルやれるような会場なの？保護者の方も心配だと思う。責任者は何か罰せられたり建物構造指導されたりはないの？？本人の不注意で済ませるの？
- 頭がい骨骨折で元気に会話できるってのもすごいなあ。と言うか一般企業でこんな事が有ったら労災扱いになって、責任者は管理責任を問われて大問題になるけど、芸能人だと元気で良かったで済んじゃうのが不思議。
などのコメントが寄せられています。
なお、今回の件を受けてAKB48グループの総監督・横山由依さんは自身のツイッターを更新し、「全力でやっている分、危険がそばにあるんだということを再認識しました。幸い2人とも快方にむかっているとのことです。事故防止策をスタッフの方々と改めて練り、再度、全力のパフォーマンスをみなさまにお届けしたいと思います」とコメントしています。
ネット上では安全対策が不十分だったのではないかとして、批判的な声が多く上がっているのですが、2日連続でメンバーが落下して頭や足を骨折するケガを負っている以上は、運営に対して厳しい声が上がるのは当然のことだと思います。
メンバーがそれぞれしっかりと足下を確認しながら移動するということも重要ですが、ステージから落下する可能性も考えた安全対策も必要だと思いますので、今後のコンサートでは落下防止の柵を設けるなり、床にマットなど落下の衝撃を抑えるものを敷くなどの対策はしてほしいところですね。