AKB48の次世代エースとして期待され、9月リリースの最新シングル『サステナブル』で初センターを務めた矢作萌夏さん(やはぎ・もえか 旧芸名=矢作萌花 17歳)が27日、AKB48から卒業することを電撃発表しました。
矢作萌夏さんは今年4月からMCを務めているテレビ番組“ミラモン”こと『ミライ☆モンスター』(フジテレビ系)に出演し、番組ラストで「私、矢作萌夏は、AKB48を卒業します」「いろいろ自分のやりたいこととか、道とかを考えて、私も未来☆モンスターになって、未来に羽ばたきたいと思います」と卒業を発表しました。
発表によると、今年いっぱい番組に出演し、来年2月1日に大阪で開催する握手会が最後の握手会参加となるそうですが、卒業公演は現時点で未定といい、公演日程などの詳細が決まり次第報告するとしています。
矢作萌夏さんはAKB48卒業にあたって公式サイト上でもコメントを発表しており、「私、矢作萌夏は2月1日の握手会をもってAKB48を卒業させていただきます。約1年半の活動を見守って下さったファンの皆さんには感謝と切ない気持ちでいっぱいです。スタッフさんは何度も引き止めて下さり、沢山悩んだのですが、卒業させていただくことにしました。」
と報告しています。
卒業後の活動については、「将来を見つめて自分のやりたいスタイルをやっていきたいと思います。ずっと1人で悩んで考えていて やっと出た思いなので、受け入れて応援してくださると嬉しいです。」
としています。
ファンに向けては、「沢山応援して下さったり、握手会で暖かい言葉をかけて勇気付けて下さったり、皆さんの笑顔を見れる度に幸せでした。感謝してもしきれませんし、その思いは忘れません。皆さんのことは絶対に一生忘れません。」
などと感謝の言葉を綴っています。
- AKB48公式ツイッター上での矢作萌夏さんの卒業コメント映像(Twitter)
矢作萌夏さんは、昨年11月にSKE48を卒業した8期生・矢作有紀奈さん(やはぎ・ゆきな 24歳)の妹で、AKB48加入前から芸能事務所に所属し、姉・有紀奈さんと共にアイドルグループ『Le Petite Fleurie(ルプティフルリエ)』で活動、2016年にAKB48の16期生オーディションに仮合格したものの最終的に落選、2017年11月開催のドラフト会議で候補生となり、AKB48チームKのドラフト研究生となりました。
昨年12月にはチームKの正規メンバーに昇格、今年1月にAKB48メンバーでは最速のソロコンサートをTOKYO DOME CITY HALLで開催、3月にはシングル『ジワるDAYS』で選抜入りを果たすなど猛プッシュを受けていましたが、6月に週刊誌『週刊文春』によって、高校の同級生との熱愛スキャンダルをスクープされました。
しかし、矢作萌夏さんは報道内容を完全否定し、流出している写真や情報はデマ、捏造と主張、所属事務所でグループを運営する『AKS』は写真を流出した人物らに法的措置を視野に対応していくと発表し、今後は「デジタルの専門業者へ分析・追跡を依頼し、今回の件とグループとの関連を調べる方針」として、場合によっては刑事告訴も視野に入れるとのことでした。
<↓の画像は、ネット流出の彼氏?との写真>
このようにスキャンダルを完全否定し、9月リリースのシングル『サステナブル』では初センターを務め、高い歌唱力などから今後のAKB48を牽引する次世代エースとして大きな期待を寄せられていたのですが、卒業が電撃発表されAKB48ファン等からは、
- マジかああああああああああ
- 後藤リークスの信憑性ガチだったwwww
- ミラモンだけじゃなくマジで卒業なのか これはびっくり
- 予想通りだったがやっぱ早いな
- もう完全に終わってんな48
- もうねこの若い世代はアイドルも一般人も含めて離職早すぎ
- あんなの流出させてアイドルは無理ですよ
- スキャンダルに自分できっちり責任をとったのは偉い。当然の結果。
- 一番悪いのは運営。そんな子をゴリ押しするとは。この1年なんだったんだ
- AKBはもうプランが全部崩れまくりだなw来年以降どういう体制にするんだよw
- 年に2枚しかないシングルで、こんなやらかし豚にセンターやらせた馬鹿はどいつなんだよ
- ここまで叩かれたら耐えられないだろう。次はよこゆい
- やっと世代交代ができたなあという感じで、グループの新しい顔になるところだったのに、とんでもない大打撃だ
実人気やヲタ人気はともかく、看板としての才能は岡田や小栗よりずっとあった - あの画像流出は本物だったのか
などの声が上がっています。
矢作萌夏さんはシングルで初センターを務める前には、1stソロ写真集もリリースし、様々な雑誌などで表紙グラビアなども飾っており、あのスキャンダルは完全に無かったものとして活動を続けていたのですが、本人もファン等からの厳しい声などには耐えられなかったということなのでしょうかね。
運営側は矢作萌夏さんをゴリ押しし、一方の矢作さん自身も9月に雑誌のインタビューで、「憧れのセンターは指原(莉乃・元HKT48)さんと(NMB48の)白間(美瑠)さん。」と2人の名前を挙げ、「先輩たちは偉大ですが、私は今のAKB48が一番好きだし、未来だけを見て頑張りたいという気持ちが強いかな。」などと語っていたのですが、AKB48に加入してからたった2年での卒業となります。
矢作萌夏さんが卒業発表する前の10月19日には、今年8月にグループを卒業した“もえきゅん”こと後藤萌咲さん(ごとう・もえ 18歳)が動画配信サービス『SHOWROOM』で、ファンが衝撃を受ける有名メンバーが卒業することを予告しており、「みんな知ってるメンバー」「(自分と)同じチームになったことはない」「著名人公演でも一緒になったことはない」などのヒントを出していました。
こうしたヒントから矢作萌夏さん卒業候補として浮上し、ファン等の間では注目を集めていたようです。
結局のところ、流出した写真は本人だったのかどうかは定かではありませんが、スキャンダルから4ヶ月後の卒業発表なので、あの報道が原因かと見ているファンは多くおり、この展開に対して当然という声も少なくありません。
また、同じくAKB48の横山結衣さん(よこやま・ゆい 18歳)も9月に、3年以上前に彼氏と撮影したというプライベート写真流出騒動があり、これに対して謝罪コメントを発表して現在も活動を継続しているのですが、矢作萌夏さんに続いて卒業となるのか否か、引き続き動向に注目していきたいですね。