21、22日の映画興行収入ランキング(興行通信社)が発表され、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんの初主演映画『レインツリーの国』が初登場1位を獲得したことが明らかとなりました。
『レインツリーの国』は、小説家・有川浩さんによる人気恋愛小説を映画化したもので、全国190スクリーンで公開され、公開2日間で9万1726人を動員し、興行収入は約1億2394万円を記録。
玉森さんのファンを中心に動員し、最終興行収入は10億円前後が見込まれる好スタートを切りましたが、その一方で出だしからつまずいてしまったのは、AKB48の“ぱるる”こと島崎遥香さん初主演のホラー映画『劇場霊』で、全国266スクリーンで公開されたものの、公開2日間の動員数は4万4148人、興行収入は約5720万円で7位という結果となりました。
島崎さんは公開前にツイッター上で「興行収入週末ランキングの1位を獲ってみせる」と宣言していたものの、7位と微妙なスタートとなったしまったのですが、公開直後からツイッター上では「劇場がガラガラすぎて笑った」「上映時間を間違えたのかと思った」といった報告があり、大コケムードが漂っていました。
- 映画『劇場霊』30秒予告 (大ヒットver)(YouTube)
また、映画情報・レビューサイト『Yahoo!映画』で同作の評価を見てみると、5点満点中2.46点(25日18時時点)となっており、レビューを見てみても、
- 全く期待せずに観に行ったのに、それをも下回る出来でした。主役の演技が臭すぎる。恐怖の顔を作りすぎて滑稽。本当に怯えている時の表情をもっと勉強してから撮影に臨んで欲しかったな
- ひさびさの糞映画でした・・レンタルですら見る価値なし!とにかく主演の子の演技が酷い
- なんで芝居もまともにできてないアイドルを主演に?話題作り?脚本はそこそこ丁寧だとは感じたが盛り上がりもない配役、特に主演のせいで全てが台無し
- 演技力がなくてつらかった。ぱるるファンだけのために作ったみたいな映画。お金をドブに捨てたようなもの
などと酷評の嵐となっています。
島崎さんにとって初の主演映画で、21日には高熱と急性胃腸炎によって点滴を打ちながらも、東京・新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶に出席していたのですが、その甲斐もなく残念な結果となってしまったようですね。
レビューを見てみると、作品自体に対する批判が多く寄せられており、全然怖くないホラー映画だとして酷評されていることから、数字が伸びない原因は脚本や演出などにもあるようなのですが、主演を務めた島崎さんの演技の酷さを指摘する声も多く、こうした結果になってしまったのでしょう。
そんな島崎さんは15日に行われたイベントで来年の目標を聞かれると、「欲を言えば、1年に2回くらい映画に出演できたら嬉しいなありがたいなと思います」と女優業に意欲を見せていたのですが、これでは女優として活動していくのは難しいでしょうね…。