AKB48入山杏奈がメキシコ留学&ドラマ『Like』出演決定…治安の悪さ有名で心配の声上がる

2018年3月10日（土）19:33

芸能事務所『太田プロダクション』に所属する『AKB48』の“あんにん”こと入山杏奈さん（いりやま・あんな 22歳）が、今年4月から1年間メキシコに留学し、夏から現地で放送がスタートするテレビドラマシリーズ『Like』（平日19時30分～20時30分現地時間）に出演することが明らかになりました。

これは10日に千葉・幕張メッセで開催のイベント『AKB48グループセンター試験』でサプライズ発表されたもので、4月上旬にメキシコへ行き、同中旬から1年間ドラマの撮影が行われるそうです。

放送がスタートするのは8月か9月の予定で、ドラマは2年にわたって放送されるといい、日本では来年頭から放送できるように調整中とのことです。

メキシコのドラマ『Like』への出演に関しては、昨年12月に開催の『第7回AKB48紅白対抗歌合戦』にて、AKB48グループのメンバーが主要キャストの1人として起用されることが発表され、そのメンバーが入山杏奈さんに決定したことが今回発表されました。

メキシコ留学する入山杏奈さんは、「私自身すごくすごく驚いています。8年前に何となく受けたオーディションでこの世界に飛び込んでから、これまでたくさんの人に支えられて活動してきて、今日も気がついたらこの場に立っていて…。そんな私が自分で初めてした大きな決断です。」「1年間、皆さんに会えなくなることは寂しいですが、その分大きくなって成長して帰ってきたいと思います。ビッグになれるように頑張りたいと思いますので、温かい目で見守っていただけるとうれしいです。スペイン語圏にも、AKB48というガールズグループがあると有名にしたい。グラシアス！（スペイン語で「ありがとう」の意味）」とコメントしています。

また、イベント終了後にメディアの取材に応じた入山杏奈さんは、「まだ『グラシアス（Gracias）』と『オラ（Ora）』しか分からないですし、英語もしゃべれないです。家族にも相談せず1人で決めました。将来の夢は女優さんなので（決断した）。あとは卒業を考える上でグループに何かを残して、貢献したかった」「『Like旋風』を起こしたい。昔から『ゴシップガール』など海外ドラマを見て、いつか出てみたいと妄想したこともあったので。ハリウッドにもいつか出られたら」と意気込んでいます。

入山杏奈さんは自身のツイッターも更新し、4月からメキシコ留学することをファンに報告しています。

＜↓の画像が、入山杏奈さんのツイート写真＞

入山杏奈さんが主要キャスト8人（女性4名）のうちの1人として出演する『Like』は、メキシコで大ヒットした学園ドラマ『Rebelde（レベルデ）』のプロデューサーであるペドロ・ダミアンさん(65)が手掛ける新たなドラマとなっています。

＜↓の画像は、ペドロ・ダミアンさんとAKB48グループの総合プロデューサー・秋元康さんの写真＞

『Like』はメキシコ最大の民放テレビ局『Televisa』が制作し、メキシコ以外にもペルー、ブラジル、イスラエルなど世界各国からキャストが集結するといい、ポップグループとしてデビューすることも発表されています。

＜↓の画像は、ドラマ『Rebelde』の主要キャストで、ポップグループ『RBD』として活動していたメンバーの写真＞

そして、入山杏奈さんがメキシコ留学することに対してネット上では、

頑張って欲しいけど、治安が心配
あんにんの無事だけを祈る
メキシコみたいな修羅の国によく行く気になるな犯罪が日常だぞあの国
気をつけてとしか言葉がないな
メキシコで危険なのは一部の地域で都市部は安全なとこ多い
同時にこれは卒業フラグでもあるわな。
メキシコってヤバいイメージしかない。だけど戻ってきたらメキシコドラマを売りにできるしチャンスかもね
干されが行ったら左遷なんだなって思うけど、ごり推しメンバーだとあー力入れてやるプロジェクトなんだなって思うわ
メリットよりもデメリットの方が多そう。これがアメリカならもっと応援するんだが。メキシコのドラマとか見たこと無いから…。

などのコメントが寄せられています。

入山杏奈さんが留学することが決定したメキシコは「麻薬大国」とも呼ばれ、麻薬組織（カルテル）同士の縄張り争いや政府との紛争などによって、2011年までの約5年間の間に部外者も含めて約4.7万人が殺害（メキシコ検察当局の発表）されています。

また、『外務省海外安全ホームページ』掲載の治安情勢によると、メキシコ各地で殺人、誘拐、強盗といった凶悪犯罪が発生し、日本人も被害に遭っていることから、「外出の際は常に警戒してください。都市間の陸路の移動は危険が伴いますので、航空機あるいは昼間に有料高速道路を利用した上で、不用意に州境の山間部・農村部等で停車しない等注意してください。」と注意喚起しています。

さらに、「2017年の統計上の殺人件数は、過去20年間で最多となりましたが、犯罪の多くは当局に通報されていないと見られており、政府機関が発表した犯罪統計は、実態の一部に過ぎません。2018年7月には大統領選挙が予定されており、大統領が交代する12月までは、不透明な情勢が続くと見られます。過去の選挙の際には、投票所の襲撃・放火、候補者の殺害、デモ等がありました。」としています。

このようにメキシコは世界の中でも治安が悪い国として有名で、世界の治安ランキングなどでも下位に位置していることから、入山杏奈さんのメキシコ留学に対しては心配な部分の方が大きいという声が多く上がっています。

入山杏奈さんは1年間メキシコで生活を送るとのことから、何かしらの犯罪被害に遭う可能性は十分考えられますし、メキシコに留学することに対してそこまでのメリットはあるのだろうかという疑問もあるのですが、本人は将来的に女優として活動していきたいとし、ハリウッドデビューもしたいと語っているので、身の安全を図りながらメキシコでの活動を頑張ってほしいですね。