人気アイドルグループ・AKB48のチーム4に所属する木崎ゆりあさん(18)が、昨日20日に行われた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の収録リハーサル中に、左手首を骨折するケガをしていたことが分かりました。
木崎さんはこの日、同番組の人気企画「めちゃ日本女子プロレス」のリハーサルを行っていたところケガをしてしまい、病院で診察を受けたところ「左手関節橈骨(とうこつ)遠位端骨折」で全治3~4週間と診断されたとのことです。
転んで手をついた際によく見られる骨折で、複雑な折れ方をした場合には、手術やリハビリをする必要もあるとのこと。
木崎さんは、7月から始まるの同局の連ドラ『GTO』に出演が決定しているため、ファンからは撮影に支障がないかと心配の声があがっていますが、木崎さんはGoogle+で骨折については触れず、スケジュールの変更無く通常通りの仕事をしていることを報告しています。
木崎さん本人は至って元気な様子ですが、このニュースに対してネットでは、最近フジテレビのトラブルが相次いでいることから非難が殺到しています。
というのも、フジは一昨年にも『とんねるずのみなさんのおかげでした』の収録中、お笑いコンビ・ずんのやすが、腰の骨を折る大ケガをしており、一時は復帰が危ぶまれましたが、半年以上にわたる治療・リハビリの末、復帰を果たしています。
また、昨年8月に同局放送の『めちゃイケ』で、加藤浩次さんがAKB48の渡辺麻友さんの頭部を蹴る場面が放送され、放送倫理・番組向上機構(BPO)から指摘を受ける騒動となっており、こうした度重なるトラブルに、ネット上では『またフジか……』『また、めちゃイケか……』という声があがっているようです。
なお、今回の件についてフジテレビは「安全性には細心の注意を払っておりましたが、このようなことになってしまい、木崎さんに対して大変申し訳なく思っております。今後の番組制作において、より徹底した安全管理に努めていく所存です」とコメントしている。
これにネットでは、
- フジの死神っぷりは異常
- こんなんだから、視聴者離れが止まらないんだよ
- 芸人の怪我は過去に多数あったけど、アイドルにまで骨折ってありえない。売り方が違うし流石に可哀相
- 過去にも収録中に死者を出してるのに、その経験が全く活かされていないんだな
- いいともより、めちゃイケを終わらせるべきだった
などのコメントがありました。
めちゃイケは、つい先日小保方晴子さんのパロディーコントで非難を浴びたばかりですから、フジテレビに対してこのような厳しいコメントが寄せられるのも当たり前のことですよね。
今回左手首の骨折だけで済み、仕事に影響が出るほどのケガではなかったのが不幸中の幸いです。
フジテレビが作成する番組は他局に比べて、危険と隣り合わせの企画が多く、この記事では紹介されていませんが2008年に『はねるのトびら』のコーナー「スターだらけの大運動会」で、ドランクドラゴンの塚地武雅さん(42)も番組収録中に左足の脛骨を骨折し、全治2~3か月の大怪我を負い、当時塚地さんが出演していたドラマの設定を変更しなければならないというトラブルがありました。
また、1990年10月から1993年6月にかけて放送されていた当時人気だったバラエティ番組『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』では、番組内の人気コーナーだった「やるやらクエストII」の収録中に、香港のロックバンド「BEYOND」のメンバーだった黄家駒さんが、セットから転落して頭部を強打し重体となり、その後搬送先の病院で亡くなるという事件がありました。
そしてこの番組は、この事故を受けて打ち切りとなっています。
フジテレビは過去にこうした事件を起こしているわけですから、あまりにも過激な企画をタレントにやらせるのは控えてもらいたいものですね。