AKB48が11月から『博多座開場20周年記念 AKB48グループ特別公演』を開催するのですが、24日に発表された「メンバーと触れあえるお楽しみ企画」の内容が物議を醸し、運営が26日に公式サイト上で謝罪、訂正を行いました。
11月9~24日に行われる『博多座開場20周年記念 AKB48グループ特別公演』(福岡・博多座)は、第1部は舞台『仁義なき戦い~彼女(おんな)たちの死闘篇~』、第2部はAKB48劇場誕生のきっかけとなった『劇団あんみつ姫』のプロデュース公演といった内容となっており、AKB48グループに在籍のメンバーたちが複数出演します。
24日にはグループの公式サイト上で、チケット(全席指定・税込9500円)のファンクラブ先行販売案内があり、「メンバーと触れあえるお楽しみ企画」というものが発表されました。
まず1つ目は、各公演終了後の出演メンバーによるお見送り、加えてHKT48研究生メンバー(日替わり)によるお出迎え、2つ目は「メンバーと恋人体験ができる!?“デートチケット”」とし、「日替わりメンバーと博多座にて待ち合わせをして一緒に舞台鑑賞が出来るスペシャルチケット!終演後には日替わりメンバーにまつわる出演メンバーと面会もできちゃいます」
と告知し、3つ目はHKT48研究生によるバックステージツアーとしていました。
この2つ目の「デートチケット」がファン等の間で物議を醸すことになったのですが、発表によれば公演チケットの申込者の中から抽選で各日100名を招待し、全公演中4日間、日替わりメンバー3人とのデート企画が行われるとしています。
各日の日替わりメンバーは、AKB48チーム8の坂口渚沙さん(18)、小田えりなさん(22)、下尾みうさん(18)、HKT48の運上弘菜さん(21)、本村碧唯さん(22)、森保まどかさん(22)で、終演後の面会メンバーは、AKB48の小栗有以さん(17)、AKB48・STU48の岡田奈々さん(21)らとなっています。
<↓の画像は、公式サイト掲載のデートチケットに関する案内の写真>
こうした企画が行われることに対してネット上では、
- もはやキャバ商法
- 今度は同伴かよ もうダメだこりゃ
- さすがにアカンwアホか運営
- AKSやっぱクソだな ブラックすぎる
- 何やってんだ、くそ運営 もうパパ活認めちゃえよ
- 今度はデート商法か。NGT48のアイドルハンターがやってたことに近づいているぞ。
- これはだめでしょ また山口事件が起きちゃうよ
- ホストの色恋営業みたいで草 しまいには「ハグ」のサービスとかやり出すぞ
- 落ちぶれたな、オワコンAKBの末路か
- 本当堕ちるとこまで堕ちたな
- こんなことしてる女に若者が憧れるわけない
- 最低限のプライドを持たないと48ブランドに傷が付く
- 秋元が今もAKBに関わってたらこれは激怒案件だったな
- さすがにこれには怒りが湧いた。ホイホイ申し込む奴の気が知れん、というか軽蔑する
などと非難の声が噴出する事態となっていました。
こうした声が運営側にも届いた様子で、26日に再び公式サイトが更新され、【博多座開場20周年記念 AKB48グループ特別公演に関するお詫び】と題して、お詫び訂正を行っています。
運営側は問題の企画案内について、「一部誤解を与えてしまう表現がございました。Part.2のお楽しみ企画に関しまして、以下訂正させていただきます。」
とした上で、「〈Part.2〉観覧メンバーと一緒に出演メンバーを応援しよう企画!『AKB48グループ特別公演』を観に来ているメンバーと一緒に、みんなで舞台鑑賞が出来るスペシャルチケット!終演後には出演メンバーからご挨拶させていただきます!」
と訂正し、「お客様には多大なご迷惑おかけいたしますことを、心より深くお詫び申し上げます。」と謝罪しています。
運営サイドはこのように謝罪、訂正を行ったのですが、単に企画内容の説明を修正しただけで企画自体は予定位通り実施されるようで、ネット上では現在も多くの批判が寄せられています。
AKB48グループは誕生当初から「会いに行けるアイドル」をコンセプトとし、小さな専用劇場での公演に加えてメンバーと直接接する握手会など様々な企画でファンを増やし、そうした企画の参加券をCDに付属させる特典商法によって売り上げを伸ばしていることで知られています。
その延長線上で舞台公演にメンバーとのデート企画を設けたわけですが、ファンとメンバーの距離が近付くことで様々なトラブルが発生しており、昨年12月にはNGT48のメンバーだった山口真帆さんが自称ファンの男性2人から暴行被害を受けており、その後の調査で複数のメンバーがファンと私的な繋がりを持っていることなどが発覚しました。
この他にも、交際を禁じられているはずのアイドルたちがファンと交際に発展してしまうことも多く、それらが原因でグループ全体の勢いが低下している中で、さらにメンバーとファンの距離を近付ける企画を実施するのは理解しがたいものがありますね。
公演の売り上げを伸ばすために、なりふり構っていられない状況なのか何なのかは分かりませんが、こうした企画に対してはファンからも否定的な声が上がっているので、運営側には改めて企画内容の見直しなどを検討してもらいたいです。