AKB48グループが8月18～20日の3日間に東京ドームにて、「AKB48グループ東京ドームコンサート～するなよ?するなよ? 絶対卒業発表するなよ?～」と題した公演を行い、各日約4万2000人のファンが集結しライブを盛り上げたとメディアで報じられていましたが、会場に行ったファンによると実際にはそこまで入っていなかったという話があがっているようです。
今回のコンサートでは、AKB48結成時のメンバーである高橋みなみさん、もしくは小嶋陽菜さんが卒業を発表するのではないかと噂され話題になっていましたが、公演1日目にはアリーナ席がスカスカで、“天空席”と呼ばれる3回スタンド席の半数近くが空席を目立たなくするための黒幕で覆われていたといいます。
にも関わらず、メディアは1日目の来場者数を『4万2,000人』と報道したことで、ネット上では座席数を試算する人が続出しました。
また翌日、2日目の公演についても、メディアは同様に「4万2,000人が熱狂」などと報道しましたが、Twitter上では公演に行ったファンが「お客さんスカスカだったなー。アリーナも少ないし、天空席なんか上段全部と下段の半分が空席で黒幕かかってたし。もうドームコンサート無いだろうな」「AKBのコンサート空席やばいねw 去年のKARAのツアー思い出したわ」といったつぶやきが見られ、取材に来ていた記者も1日目より2日目のほうが動員数が少なかったと感じたといいます。
こうしたメディアの発表と、実際に行った人が感じる動員数の差について、報道する側は運営から発表された数字をそのまま報じるしかないため、明らかにおかしいと思ってもそのまま数を伝えるそうです。
(↓の画像は、18日と19日のコンサートの座席表で、赤の×部分はシートが掛けられていた席です)
【18日の座席表】
【19日の座席表】
(↓の画像は、19日のスタンド席の写真)
これにネットでは、
- 悪いのは見栄っ張りでうそつきな電通
- もうAKBは単独でも合同でもドームやスタジアムでやれるだけの人気はないんだって。横アリ、SSA、武道館このあたりでやれよ
- 安けりゃ行く奴だって行くだろうに、定価の価値はないな
- 去年はドームツアーで札幌、名古屋、東京、福岡、大阪までやったんだよな、今年は東京ドームだけだし、申し込みも早くからやってたのにこれは酷いな
- 合同コンサートを止めて単独でやった方が良い
などのコメントがありました。
今回集客人数が4万人超えとされていますが、画像を見ても分かるようにスタンド席の大半がシートで潰されており、計算すると18日の集客人数は約3万人～3万3000人、19日は約2万2000人～2万5000人ほどと、かなり数字を盛っていることは明らかなことのようです。
そして今回のドームコンサートは月曜～水曜日と平日に行われたものであるため、客入りがあまり良くなかったのもしょうがないことかと思いますが、ファンの目から見ても今回のコンサートの客入りはかなり悪かったと言います。
AKB48は今年5月に握手会での襲撃事件があるも、見事立て直して様々なイベントを行いファンを繋ぎ止めていますが、主要メンバーが続々と卒業した影響はかなり大きいのでしょうか。
今回のコンサートでは高橋さんや小嶋さんは引退を発表しませんでしたが、来年ぐらいには卒業するのではないかと言われており、来年以降コンサートの集客人数は更に縮小していくことになるかもしれませんね。