先月25日に岩手県滝沢市で行われた全国握手会の会場で、無職・梅田悟容疑者(24)がノコギリでAKB48の川栄李奈さん(19)と入山杏奈さん等を切りつけるという事件が発生し、その後警備体制の甘さがこの事件を引き起こしたと指摘されました。
そしてAKB48の運営をしているAKSは警察と話し合いをして、警備体制の強化を図っているのですが、これに対して今ヤラセなのではないかとの疑惑と、あまりにも過剰であることからマスコミからは非難の声が出ているようです。
それは、今月28日に行われた事件後初のイベントとなる「ダーツライブ×AKB48プロジェクト」の会見でのこと。
事件後初ということもあってか、当日は100人以上のマスコミ陣が集結し、終始ピリピリムードだったそうですが、同会見には一般観覧客やファンも入れていないにもかかわらず、メンバーのそばで4人の警備員が徹底ガードし、AKSスタッフも“警備”と書かれた腕章をつけて巡回するほど。
また、同日行われた“大人AKB”の塚本まり子さんのイベントでも、フォトセッション中に塚本さんの両脇には警備員が1名ずつ立っていた。
(↓の画像が、警備員と塚本まり子さんの3ショット撮影となっている写真)
今回の事件で致し方ないのかもしれないが、若干ヤラセ感のある今回の警備体制に「パフォーマンスにしか見えない」という声もありますが、事件を受けて警視庁から握手会の中止やイベントの警備強化を求められており、今回マスコミしか入らない会見でも、その様子を報じてもらうことで、しっかりとやっていることのアピールをし、6月7日に控えるビックイベント『選抜総選挙』をなんとしても中止にするわけにはいかないという考えがあるのでしょう。
これにネットでは、
- こんな事をしてるからメンバーが狙われることになるんだよ
- これも1年経てば前のような状態になってるんだろうな
- マスコミの愚痴なんてどうでもいいわ
- 全てが演出です
- 真面目にメンバーを守るつもりがあるなら、ちゃんとしたSPでも付けろ
などのコメントがありました。
事件の翌日26日に、入山さんと川栄さんが病院を退院した際、病院内から出てくる2人に加えてドキュメンタリー映画用のカメラが一緒に出てきて、2人をずっと撮影していたことから、この事件も映画に利用するのではないかと批判が出ましたが、今回のあからさまな警備強化といいAKBの運営はやり方がいやらしいですね…。
今回の事件を受けて、これまでの手薄な警備体制を反省し、メンバーのことをより大事にしてくれることに期待したいところですが、自らの利益ばかりを考えているようにしか思えないため、また同じような事件が発生するような気がしてならないですね。