来月7月4日(金)より公開されるAKB48の4作目となるドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』内で使われる映像に、今年5月に行われた岩手県での握手会で発生した襲撃事件が含まれていることが分かりました。
事件のシーンについては映画の後半部分に使用されるそうで、当時の報道映像を交えながら、苦悩しながらも前を向こうとするメンバーたちの姿が描かれるという。
これに関してはファン等から「なんでも金に変えるんだな」などと批判が殺到しており、2人の退院時には報道陣とは別にAKBスタッフと思われるカメラが回っていたことから「やっぱりな」「わかってた」と運営側のそのやり方に対し不信感が更に募ることとなっています。
元々は大島優子さんの卒業をメインに持ってくる構想だったようで、その点は変更ないものの、襲撃事件を受けて急遽作品の中に追加したことが考えられます。
しかし、被害にあったメンバーの2人は大事には至らなかったものの10代の2人には精神的にも肉体的にもショックは大きいことは確かで、犯人は殺意を認めており、容疑も殺人未遂で逮捕されていることを考えると、その傷をえぐるようなシーンの追加はメンバーや、その親に対しての配慮がかけているといわれても仕方がない。
これにネットでは、
- メンタル面のケアなんて口ばかりだね…
- 下衆とはこういう時のためにある言葉
- 事件さえも金儲けの手段に使うとは
- これだから「AKBは…」って言われるんだよ。
- メンバー達は頑張っているのに、周りにいる大人達が汚すぎ!
などのコメントがありました。
襲撃事件後の翌26日に川栄さんと入山さんが病院から退院した際に、病院内からカメラを持ったカメラマンも出てきたことから、ドキュメンタリーに使用するのではないかとネットで囁かれていましたが、案の定あの時の様子を映画で使用するのですね…。
(↓の画像は、ドキュメンタリー用のカメラが川栄さんと入山さんを撮影している写真)
まだ心の傷が癒えていないメンバーやファンがいるにも関わらず、話題になることを優先して映画に利用するとは呆れます。
今作について監督は「今までのシリーズ中、最もリアルなものとなるだろう」とコメントをしていますが、ファンやメンバー等が求めていないものを作品に残すとは一体何を考えているのでしょうか。