国内を代表するアイドルグループへと成長したAKB48ですが、ここ最近CDの売り上げの伸びが悪くなってきていることなどから、人気が下降していると指摘されることが増えてきています。
そして、先日は2014年の年間テレビCM出稿動向が発表され、2013年度は大島優子さんと島崎遥香さんがTOP10にランクインしていたものの、2014年は1人もランクインしておらず、AKB48が初めてトップテン入りした2011年以降、AKB48の名前が消えたのは初となります。
わずか1年でCM出演が減った理由にギャラの高騰が挙げられているようで、「週刊ポスト」(小学館)が入手した大手広告代理店の「2015年上半期のCMギャラリスト」によれば、AKB48の年間契約額は4,500万~5,000万円と、大人数のAKBを呼ぶことでギャラが高額となるため、最近はグループのCM契約数は減少傾向となり、メンバー個別にCM契約する事が増えているようです。
それに伴い、PRイベントなどでもAKB48が呼ばれることも少なくなっているようで、そんな状況の変化を、メンバー自身も感じているのか、指原莉乃さんは今月、テレビ番組で『まゆゆも、AKB48全体がこうなってる(右肩下がり)のは感じている』と発言しています。
これにネットでは、
- いわゆる初期メンバーからの移行期なわけで、コマーシャルに使えるだけのネームバリューのあるメンバーが少なくなった+akbが多すぎて、そもそも差別化を図りたい企業側からすればそこを避けるようになっただけ
- 一部ヲタにしか注目されてないグループが国民的とか呼ばれたり それほどにCM出演してた事のが不思議
- AKB48を使った企業のイメージが安っぽくなってダウンしたのは間違いないな
- 逆に今までよくもっていたと思うよ。出てきたときからいつかは廃れる、なんて分かってたこと
- 2,3年で消えるであろうと言われてたAKBが10年目に入っただけでも凄い事だと思う。賛否両論あるけど、新しいアイドルの形を作ったし、ビジネス的にも大当たりじゃないの?あとは、作られた国民的より最後まで応援してくれるファンの為に劇場での公演を大事にしていけば良い
などのコメントがありました。
毎年12月に発表されるCM起用社数ランキングでも、2013年度はTOP10に島崎さん、柏木由紀さん、小嶋陽菜さん、大島優子さんがランクインしていたものの、2014年度は島崎さん、小嶋さん、渡辺麻友さんの3人にわずかですが減少しており、広告会社が徐々に離れていってしまっている事が感じられます。
こうした状況から巻き返しを図るためなのか、新潟に新たなAKB48グループ「NGT48」を誕生させることが1月に発表され、その他にも北海道・札幌、沖縄県・那覇等にも新たなグループを誕生させる計画が進んでいるとの話もありますが、これからまた以前のような注目を集め、CMなどへの露出量を増やしていくことは出来るのでしょうか…。