8日にグループ誕生10周年を迎えた人気アイドルグループ・AKB48のシングル総売上枚数が、オリコン史上アーティスト歴代最高となる3615万8000枚を記録した事が明らかとなりました。
9日に発売されたメジャー42作目のシングル『唇にBe My Baby』が店着初日の8日に81.3万枚を売り上げ、8日付のオリコンデイリーシングルランキング初登場1位となり、この売り上げ枚数を加算した結果、B’zが記録している3580万9000枚を上回り、歴代1位に躍り出ました。
【アーティスト別シングル トータルセールス歴代TOP5】
※12/8付デイリーランキングまで加算して集計
1位: AKB48…3615.8万枚
2位:B’z…3580.9万枚
3位:Mr.Children…2862.8万枚
4位:サザンオールスターズ…2535.2万枚
5位:SMAP…2395.5万枚
同曲は、AKB48の1期生で10年間グループを牽引してきた“たかみな”こと高橋みなみさんにとってのラストシングルとなっており、高橋さんがシングルでセンターを務めるのは、2006年2月にリリースされたインディーズデビューシングル『桜の花びらたち』以来のことで、今回の快挙達成に対して「AKB48 42ndシングル、そして私、高橋みなみのラストセンターのシングル『唇にBe My Baby』をもって、AKB48が『アーティスト別シングル・トータルセールス歴代1位』の座を獲得したと伺いました。本当にありがとうございます」と感謝。
さらに「10年間、AKB48として活動を行ってきましたが、10周年のまさにそのタイミングでこのような偉業を達成できたということは、本当にファンの皆様のおかげです。10年間の応援ありがとうございます。これからもAKB48のさらなる応援をよろしくお願いいたします」とコメントしています。
AKB48がリリースしたシングルは、2009年10月の14作目『RIVER』から今年8月の41作目『ハロウィン・ナイト』まで28作連続オリコンの週間ランキング1位を記録し、28作連続は女性アーティスト1位、通算28作という記録も女性グループ1位。
さらに、ミリオン達成作品数は通算23作でアーティスト歴代1位、ミリオン連続達成作品数は22作連続でアーティスト歴代1位となっています。
また、発売初週のミリオン達成作品数も21作連続、通算21作で、これに関してもアーティスト歴代1位。
ちなみに、過去最も売り上げたシングルは『さよならクロール』(2013年5月)で195万6000枚、次いで『真夏のSounds good!』(2012年5月)が182万2000枚、『ラブラドール・レトリバー』(2014年5月)が178万7000枚となっています。
そして、AKB48の快挙達成に対してネット上では、
- B’zの頃は純粋に凄いと思ったけど、特典付きCDで売上最高と言われても全然ピンと来ない。なんせAKB商法ですからね。
- 個人が複数枚購入しようが実際に売れた数なので、歴代最高というのは否定はしない。あとは、個々の捉え方の問題。自分の中では、B´zが最高。
- CDなんてさらに売れなくなるだろうし、もう今後この記録を抜く歌手はいないかもね
- 記録には残るけど記憶には残らないよね。改めてB’zの凄さがわかった。
- CDではない。厳密にはただの握手券などの売り上げだろ。
- 1人で100枚とか1000枚とか買うのは反則だわ。
- スポーツで言えば、ドーピングした記録だから認められないよな。
- ファンは曲だけを求めて買っているわけではない。純粋に歌を聴くために購入されたCDは100分の1にも満たないでしょう。
- B’zに失礼だ!カテゴリーが違うよ
- B’z>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>AKB
- 特典メインの抱き合わせCDを何枚も買うヲタファンと純粋にB’zの曲が好きなファンとは売り上げが違って当然。このグループも1年で良いから純粋に曲だけのCDを売れば、ホントの実力と人気が判るよ。
などのコメントが寄せられています。
AKB48がB’zの記録を抜く可能性が出てきたということがちょうど1年前に話題になりましたが、ついにシングルのトータルセールス数のトップがAKB48になってしまったようで…。
B’zは1988年9月にデビューシングルをリリースし、それから約30年の間に52枚のシングルをリリースして現在の記録を達成しているのですが、その記録を約10年で約40枚のシングルをリリースして追い抜き、数字だけを見ると凄いなと思うものの、ファンが複数枚購入しての数字であることから納得することは出来ないですね。