AKB48が今年上半期のシングル売り上げランキング1・2位独占も、DVDとブルーレイの売上は圏外! 特典以外は価値無し?

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AKB48

オリコンが全国約23,480店舗の実売データをもとに集計を行い、24日に「オリコン2016年上半期ランキング」を発表し、シングル部門でトップになったのはAKB48が1日にリリースした『翼はいらない』で売上枚数は148.0万枚、2位にランクインしたのは、AKB48が10周年記念シングルとして3月にリリースした『君はメロディー』で、売上枚数は129.0万枚だったことが発表されました。

<1位を獲得したAKB48の44枚目シングル『翼はいらない』>
AKB48の最新シングル『翼はいらない』

1・2位を独占するのは6年連続となっており、これまでに中森明菜さん、宇多田ヒカルさん、嵐の3組が2年連続1位獲得をしているものの、その記録を大きく更新して独走状態にあります。

また、AKB48は「上半期シングルミリオンセールス連続達成年数」記録についても6年連続に更新しており、B’z、Mr.Childrenが持っている4年という記録を更新しています。

その他にも、シングル部門には、秋元康さんがプロデュースを手がけている乃木坂46の『ハルジオンが咲く頃』が82.5万枚で3位、欅坂46のデビューシングル『サイレントマジョリティー』は34.9万枚で6位にランクイン。

次いでSKE48の『チキンLINE』は32.2万枚で7位、NMB48の『甘噛み姫』は28.2万枚で9位、HKT48の『74億分の1の君へ』は28.1万枚で10位と、まだデビューしていないNGT48を除き、秋元さんがプロデュースしている国内のグループ全て10位内にランクインしています。

このニュースは各スポーツ紙なども大々的に報じ、大きな話題になっているのですが、シングル部門で上位にランクインしているにもかかわらず、「ミュージックDVDランキング部門」と「ミュージックBlu-ray部門」の上位にはランクインしていないことを指摘されています。

AKB48は今年はすでに4本の作品を出しており、2月10日に『第5回AKB48紅白対抗歌合戦』、4月2日に『TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~』、同27日に『AKB48単独リクエストアワー セットリストベスト100 2016‎』、『AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2016』をリリース。

他の姉妹グループなどについても映像作品をリリースしており、シングルの売上上位を独占するような人気アイドルグループということから、当然映像作品についても爆発的な売上を記録するのは当然かと思われるのですが、ミュージックDVDのランキングは50位、ミュージックBlu-rayは20位まで発表されているものの、両方ともランク外になっています。

ちなみに、DVDの方で50位にランクインしているのは倖田來未さんの『KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist』で、推定累積売上数は11,832枚。

Blu-rayの20位にランクインしているのは、韓国の男性アイドルグループ・EXOの『EXO PLANET #2 -The EXO’luXion IN JAPAN-』で、推定累積売上数は19,993枚となっています。

つまり、AKB48グループの映像作品の売上についてはこれらを下回るということになるわけですが、このような事態になっていることに対して、ニュースサイト『日刊サイゾー』の記事で芸能ライターが、「AKB48の映像作品は、とにかく売れない。なぜなら、彼女たちのライブには、改めて見返すような価値がなく、ファンすら買わないからです。一方、握手券の需要はいわずもがな。このランキングのちぐはぐさで、AKBにとって歌やダンスがいかに添え物でしかないかということが、よくわかります」と、AKB48グループのことを痛烈にdisっています。

シングルについては、先日行われた選抜総選挙の投票券が付いていたり、握手会などのイベントへの参加券が付いていることから、1人のファンが同じCDを複数枚購入し、その結果あのようなダントツの売上枚数を誇っているというのはよく知られており、こういった特典商法は“AKB商法”や“CDドーピング商法”などと揶揄されていますが、映像作品については特典が付いているわけでもないために売上が伸びないのでしょうか。

シングルが上位を独占しているにも関わらず、DVDとBlu-rayのランキングともに圏外というのは明らかにおかしく、このようなアイドルたちが国民的アイドルと言われてしまっているのは非常に違和感があり、今後はシングルなどに関しても特典付きは除外するなどし、リアルな数字を出すようにしてほしいものですね。

ちなみにですが、上半期のアルバムランキングで1位を獲得した三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEは、ミュージックDVD部門、総合ミュージックDVD・Blu-ray Disc部門で1位を獲得。

AKB48グループに紛れながらシングル部門の5位にランクインした嵐は、ミュージックBlu-ray Disc部門で1位を獲得するなど、楽曲やパフォーマンスが評価され、人気を得ているグループについては映像作品についても上位にランクインしており、AKB48グループは特典によって成り立っているグループなのだということを改めて感じますね。

5件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:ZjVkZGMyMT

    AKBは人気下火である証拠だ

  2. 2
    匿名
    ID:YTViZmRlZG

    下火じゃない、ヲタ以外の世間的な人気がもう存在してない!

  3. 3
    匿名
    ID:MjMxMTMwND

    宇多田ヒカルやミスチル、その他名曲の記録と同列にしないでほしい。

  4. 4
    ID:NTg0ZmNhOW

    この人達が解散したとしても、曲が記録として残るのが納得いかない。こんなのCDの売り上げ記録じゃなく、握手券&投票券の記録じゃん。

  5. 5
    俊より
    ID:MGRhZTZhMW

    人気は完全に下火も、下火で、グループを増やして、いる事自体おかしいと思います。

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