AKB48のメジャー56枚目シングル『サステナブル』(18日発売)が、発売初週の推定売上枚数が138.0万枚を記録し、30日付(集計期間:9月16日~22日)のオリコン週間シングルCDランキングで初登場1位を獲得したことが明らかとなり、ネット上では様々な反応が上がっています。
AKB48は、HKT48・指原莉乃さんが最後に選抜入り、センターを務めた前作『ジワるDAYS』(3月13日発売)で初週126.3万枚を売り上げ、これが今年度の最高売り上げ記録となっていましたが、『サステナブル』はこの記録をさらに上回り、今年度最高売り上げ記録を更新しています。
<↓の画像は、AKB48最新曲『サステナブル』選抜メンバーの写真>
AKB48は2009年10月発売の14枚目シングル『RIVER』から43作連続でオリコン初登場1位となり、女性アーティスト歴代1位となる「シングル通算1位獲得作品数」の記録を更新し、「シングルミリオン通算達成作品数」も通算38作目、「シングルミリオン連続達成作品数」も37作連続で自己記録を更新しています。
また、「シングル総売上枚数」は今週付で5483.4万枚で自己記録を更新しているほか、「音楽CD(シングル・アルバム)総売上枚数」も6147.5万枚(シングル・5483.4万枚/アルバム・664.1万枚)で女性アーティスト歴代1位、全アーティストでは歴代2位となっています。
ちなみに、アーティストセールスランキング1位は昨年デビュー30周年を迎えた『B’z(ビーズ)』で、今年6月までの音楽CD総売上枚数は8284.1万枚(シングル3596.9万枚/アルバム4687.2万枚)でダントツ1位をキープしています。
AKB48の最新シングル『サステナブル』では、昨年1月にドラフト研究生として加入した期待の若手で、次世代エースと言われている矢作萌夏さん(やはぎ・もえか 17歳)が初センターを務めています。
<↓の画像が、『サステナブル』で初センターを務めた矢作萌夏さんの写真>
そして、『サステナブル』が今年度最高の売上を記録したことを受けて、AKB48のメンバーでSTU48のキャプテン・岡田奈々さんは、「今年度最高売り上げということで、本当にありがとうございます。8年も前からミリオンを達成しているという事実がすごいと正直に思いますし、いまだにその記録が続いているということは、先輩方が作ってくれた環境と、応援していただけるファンの皆さんのおかげです」
とコメントしています。
また、AKB48グループの2代目総監督を務めているAKB48の向井地美音さんは、「光栄な記録をいただけて、ファンの皆さんのおかげです。発売イベントだったり、全国ツアーなどで日本全国のファンの皆さんに会いに行きますので、これからも応援よろしくお願いします」
と語っています。
この結果を受けてネット上では、
- むしろ支えているファン達が凄いと思う
- ファン以外も知ってる有名メンバーがどんどん卒業してるが、それでもこれだけ売れるのすごいなー。
- プラスチック資源の無駄使いだから握手券のみの販売に切り替えたほうがいいのでは。48の初週ミリオンに世間は興味ない
- 一部のオタクがたくさん買い込んで100万枚行っただけだから、記録的にはミリオンでも本当のミリオンかって言われたらそうでもない。
そもそも一度も聴いた事がない曲が、「ミリオンヒットしました」って記事になってても「?」としかならない - 目的は握手券。一人平均10枚購入したとすれば、10万人そこそこに売れたらミリオンセラー。
だから楽曲は世間に認知されないし、知らなくて当然。 - 100万枚売れてるのに、この数年の曲はタイトルを聞いても全くどんな曲か出てこない。ほんとにどうかと思う。
CD付きの握手券として考えて、音楽チャートからは除外するべきなのではないか。 - これじゃあ、運営も何があってもNGT48を継続させたい、お金を使ってくれるようなファンがついてるメンバーは残したいと勘違いするよな
- 握手をする為に購入した枚数が桁違いのAKBグループと、歴代の売上枚数が上位のアーティストを一緒にはして欲しくない
- 総選挙が無かった分、キャラアニに貢ぐ余裕はあったと思うが、それにしても握手券付きはよく売れますね。
今や、握手券付きは48グループに限ったことではない中で、よく売り上げてる方ではある。
坂と比べると地方まで全握で行ったりしている分、ファンの囲い込みで有利なのかも
などのコメントが寄せられています。
音楽CDの売上が業界全体で落ちている中で、138万枚ものCDが売れるのはすごいと思いますが、今作も他の作品と同様に、握手会への参加券が特典として付いており、初日の売上枚数は133万8291枚を記録している一方、2日目は7057枚、3日目は3364枚、4日目は2万3458枚、5日目は4120枚、6日目は3454枚といった落ち込みようで、全体の数字は前々作、前作から大幅アップしていますが初日以降の売上ペースは年々落ちている様子です。
<↓の画像は、AKB48のシングル10作の売上状況の写真>
指原莉乃さんなど人気メンバーの相次ぐ脱退やスキャンダル、乃木坂46や欅坂46など坂道グループの台頭によってグループ全体の勢いが落ちているのは明らかで、冠番組も相次いで終了するなどしていますし、かなり危機的な状況に陥っているのは間違いありません。
『サステナブル』でセンターを務めている次世代エースの筆頭候補・矢作萌夏さんは現在、運営会社『AKS』のゴリ押しによって、テレビや雑誌など様々なメディアに登場し知名度が急上昇してはいるものの、現状を見る限りではAKB48がかつての人気を取り戻すのはかなり難しい気がしますが、この窮地から脱することが出来るのかどうか引き続き注目していきたいですね。