昨年2013年に5枚のシングル曲『So long!』『さよならクロール』『恋するフォーチュンクッキー』『ハート・エレキ』『鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』をリリースした人気アイドルグループのAKB48。
これら5枚全てのシングルがミリオンヒットしており、AKB48商法(特典商法)が批難を浴びている現在でも根強いファンがAKB48を支えています。
しかし、「鈴懸の木の道で~」では連続4作目となる“発売初日ミリオン”を逃していることから、このAKB商法も以前のような勢いが無く限界が来ており、転換期を迎えているようです。
というのも、「鈴懸の木の道で~」はミリオンは達成しているのですが、おり、こうした結果に音楽業界関係者は「AKB48グループやEXILEなど、特典商法を行ってきたアーティストは頭打ちの状態」だと語っています。
【以下引用】
K-POPの売り上げも低下しており、いよいよCDで稼ぐのは限界、との見方も強い。
実際、13年後半はCDの売り上げが全体的に落ち込み、大手レコード会社では幹部クラスの人事改編が行われたほどです」
頼みの綱は、ライブチケットや物販の売り上げだ。
音楽業界のビジネスモデルは14年以降、より興行にフォーカスした形に再編されていくのではと、関係者は予想する。
「そこで期待されているのは、ライブの動員数が高いアーティスト。中でもバンド系が見直されています。
『紅白歌合戦』に出場したサカナクションもそうですし、10代に熱狂的なファンを抱えるSEKAI NO OWARIも驚異の動員力を持っている。
今後、彼らに続くバンドの育成に力を入れるレコード会社も増えていくでしょう」
13年は、モーニング娘。が再評価されたり、『あまちゃん』(NHK)ブームに乗ってご当地アイドルが全国デビューを果たしたりと、アイドルの話題に事欠かない1年だったが、14年は風向きが変わってきそうだ。
「飽和状態となっているアイドル界で、ライブの動員が少ないグループは淘汰されていくでしょう。そんな中で強いのは、やはり、ももいろクローバーZ。
CDのセールスは振るいませんが、ライブの動員力はもちろん、全国の映画館で行われるライブビューイング(LV)も好調です。
12月23日に行われた『ももいろクリスマス2013』のLIVE動員も、約3万人と、過去最大人数になった。
すでにポピュラーになりつつあるLVですが、今後ますます定着し、欠かせない収益源になっていくのでは?」
音楽不況が叫ばれて久しいが、ライブやフェスなどの“体験”にはお金は惜しまないという音楽ファンも増えている。
14年は音楽ビジネスのあり方がますます変わるとともに、アーティストたちが生き残りをかけたシビアな戦いを繰り広げそうだ。
【引用元:日刊サイゾー】
これにネットでは、
「AKBが消えると共にアイドルブームも失速するだろうね」
「これは良い傾向だ」
「何だかんだ言ってもAKBは勝ち組であることには間違いないけどね」
「EXILEはこの商法に便乗するべきではなかったな」
「ももクロも年齢的にあと数年だろう」
などのコメントがありました。
今年はAKB48の中心メンバー・大島優子さんがグループからの卒業をするので、2月26日に発売される大島さんが卒業前最後に参加する曲になるであろう35枚目のシングルがピークとなり、売り上げが右肩下がりになる可能性が高いですね。
AKB48の失速により、今後アイドルグループの勢力図にどのような変化が出るのか今年は楽しみですね。