aespaニンニンのキノコ雲型ライトが炎上、NHK紅白歌合戦出場中止求める署名活動も効果なく出演へ…事務所や本人の説明もなし

NHKが17日にメディア総局長定例会見を行い、今年の『第76回NHK紅白歌合戦』にK-POPグループ『aespa（エスパ）』が予定通り出場することを明言し、ネット上で再び炎上状態になっています。

日本人メンバー1人を含むaespaの紅白初出場は11月14日に発表されたのですが、中国出身のメンバー・ニンニンさん（本名＝ニン・イーチュオ 23歳）が3年前に、公式コミュニティアプリに原爆投下を彷彿とさせる“キノコ雲型ライト”の写真を投稿し、「かわいいライトを買ったよ どう？」と綴っていた問題がネット上で蒸し返され炎上、さらに出場中止を求める署名活動も行われました。

＜↓の画像が、問題視されているaespa・ニンニンさんの3年前の投稿＞

オンライン署名サイト『Change.org』では現在も署名活動が行われており、賛同者数は13.7万人を超えています。

この問題は今月2日に参議院の総務委員会でも取り上げられ、NHKの事業に関する質疑応答が行われた際、『日本維新の会』の石井苗子議員がニンニンさんの投稿について言及し、「このグループの出場の判断、NHKとしてどのように整理して受け止めたのか」とNHKに質問しました。

これに対してNHKの山名啓雄専務理事は、「当該メンバーに原爆被害を軽視し、揶揄するような意図がなかったことを所属事務所に確認している」などと語り、NHKとして問題ないとの見解を示していました。

＜↓の画像は、aespaのメンバー写真＞

(左から) カリナさん、ウィンターさん、日韓ハーフのジゼルさん、ニンニンさん

そして、今日の定例会見でも改めてこの問題に言及し、「ご指摘の件は承知しておりますけれども、所属事務所に確認を行い、原爆被害を軽視する意図がなかったことを確認しております。（紅白の選考基準である）今年の活躍、世論の支持、番組の企画制作にふさわしいかなどを総合的に判断し、ご出場予定に変更はございません」と語り、ニンニンさんの投稿に悪意はなく、aespaは紅白出場に相応しいグループだとしています。

これに対してネット上では、

• 幾らキックバック貰ったんだろ
• であれば、本人にコメントを出させる必要があるのでは？
• あのキノコ雲のランプを「かわいい」と表現している時点で軽視していると私は思いますがね。
• 中国なら日本人アイドルは出れませんよね。日本は優しいですね…
• NHKは国民から視聴料を徴収し、それで国民を軽視してとんでもない連中
• 今回の件で、NHKがいかに受信料負担者を蔑ろにしているかが明らかになった。民放ならスポンサーの反発があれば、間違いなく異なる判断になっている。
• NHKが切れないなら自ら辞退すればいいのに。ここまで出ないでほしいって声が上がってて、本人たちも把握してるのに、よくステージに上がろうと思えるなって逆に感心するわ

などの声が上がっています。

ニンニンさんのキノコ雲型ライトが大きな波紋を広げる中で、高市早苗首相の台湾有事を巡る発言がきっかけで日中関係も悪化し、日本人による中国での興行が相次いで「不可抗力」によって強制的に中止となったり、日本人メンバーを含むK-POPグループなどに関しては、日本人メンバー以外で実施するという状況にあります。

それに加えて、今年の紅白は戦後80年の節目を迎え、原爆で甚大な被害を受けた広島出身の有吉弘行さんと綾瀬はるかさんを司会に起用、出場歌手の中にも広島・長崎出身者が複数いるだけに、aespaの紅白出場に対しては反発の声が上がっています。

また、事務所側はNHKに対して「原爆被害を軽視し、揶揄するような意図がなかった」と説明をしたというものの、ニンニンさん本人はこの件に対して一切言及することなくスルーを続けているため、炎上が収まる気配はありません。

少なくとも13万人もの人がaespaの紅白出場に反対している状況で、NHKに対する国民の不信感も増していることから、こうした状況を重く受け止めて、事務所がこう言っているから問題なしとするのではなく、紅白に出場させるからには問題の投稿について、事務所や本人から公式に釈明コメントを出すように求めるなど、主催者としてできる限りの対応をするべきなのではないでしょうかね。