5月15日にCDデビューすることが決まった関西ジュニア(旧ジャニーズJr.)の『Aぇ! group(ええグループ)』が、26日にデビューシングル『《A》BEGINNING(エー・ビギニング)』のジャケット写真を公開したところ、11人組グループ『INI(アイエヌアイ)』が2021年11月発売のデビューシングル『A(エー)』のジャケットに酷似しているとして、デザインの盗作疑惑が浮上し物議を醸しています。
『《A》BEGINNING』は、通常盤、初回限定盤A・B、ユニバーサル・ミュージック・ストア盤の全4形態での発売となっているのですが、デザインのパクリ疑惑が浮上しているのは通常盤と初回限定盤の2形態で、それぞれのジャケットはエンジ色系の背景に、正面を向いたメンバー5人の写真を掲載し、そして中心に「A」の文字が白色で描かれたデザインとなっています。
<↓の画像が、Aぇ! group『《A》BEGINNING』初回限定盤Aのジャケット写真>
INIのデビューシングル(全3形態)もメンバーが正面を向いた写真に、ジャケットの中心に大きく白色で「A」の文字がデザインされていて、通常盤は縁取りがエンジ色系となっていることで、『《A》BEGINNING』はこのジャケットデザインをパクったのではないかとの指摘が相次ぐ事態となっています。
<↓の画像が、INI『A』通常盤のジャケット写真>
ネット上の反応を見てみると、
- これは狙った?と思うくらい似てる
- デビュー作にパクリ疑惑というミソを付けてしまった、制作側の大失態
- パクリじゃなくて偶然そっくりになったんでしょうけど…デビュー曲のジャケットなんだから、もっとAぇ!らしい笑顔で楽しいジャケットに出来なかったのかなぁと残念
- 似すぎてますね…エンジ色といい全体の雰囲気といい。依頼したデザイナーが意識低かったか、上層部の指示か、あえての炎上か…。いずれにせよいい印象はもちませんね。
- このグループ、コンプライアンス違反で一発アウトもいれば、デビュー曲のジャケ真似。って…終わってますね。
などの声が上がっており、物議を醸しています。
これについて週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』の記事では音楽ライターが、「INIもAぇ! groupも発売元はともに『ユニバーサル・ミュージック』ですが、INIのレーベルは『LAPONEエンタテインメント』という『よしもとミュージック』内のレコードレーベルです。ユニバーサルはデザインなどにはタッチしていないとはいえ、同じ販売元から後発で発売するAぇ! groupのデザインチームに落ち度があったと言われても仕方ないかもしれません」
と語っています。
完全なパクリとまでは言えませんが、色使いや構図などがよく似ていて、これではパクリ・盗作か?と疑いの目を向けられても仕方がないと思いますし、Aぇ! groupはこの他にも様々なトラブルに見舞われていて、今後が少し心配になります。
Aぇ! groupは2019年に結成し、メンバー曰く昨年夏にはデビューが決まったことを伝えられていたそうですが、ジャニー喜多川さんの性加害問題を巡る騒動があり、そこからすんなりとデビューとはならず、そして昨年末には人気メンバーだった福本大晴さんが、「コンプライアンス違反」(詳細は非公表)を理由に突如事務所をクビ、同時にグループを脱退という展開を迎えました。
こうした騒動でグループ全体のイメージにも悪影響が及んでいた中で、京セラドーム大阪で今月開催した単独イベントで念願のCDデビューを発表し、多くのファンから歓喜の声が上がっていたものの、今度はデビューCDのジャケットを巡ってパクリ、盗作疑惑が浮上と災難が続いていて、今後もまた何か大きなトラブルが勃発するのではないかと心配になりますが、メンバー5人力を合わせて様々な苦難を乗り越えていってほしいものです。