鶴房汐恩がJO1復帰せず辞める決意。LAPONEと契約終了、今後の活動は…JAMに謝罪コメント発表

オンラインカジノでの違法賭博事件で略式起訴され、罰金刑が下された11人組グループ『JO1（ジェイオーワン）』のメンバー・鶴房汐恩さん（つるぼう・しおん 24歳）が、年内をもって脱退することが今日発表されました。

所属事務所『LAPONEエンタテインメント』は1日に公式サイトで声明を発表し、「鶴房汐恩は、2025年12月31日をもちまして、弊社との専属マネジメント契約を満了し、JO1としての活動を終了しますことを、ご報告申し上げます。」と、グループ脱退と事務所からの退所を報告しています。

その理由については、これまで鶴房汐恩さんと事務所、他のメンバーとで何度も協議を重ねた末に、鶴房さん本人が自身の言動を深く後悔し、そしてグループ脱退と事務所退所を強く望んだため、本人の意向を尊重する形にしたと説明しています。

鶴房汐恩さんもファン（総称：JAM）に向けてコメントを発表し、「活動休止をしてから約5ヶ月が経ちました。この期間で色々考える時間もあり、契約の更新をせず、JO1の活動を終了するという判断をいたしました。復帰を待っていてくださったJAMの方々には悲しい思いをさせてしまうことは重々承知しています。ですが、僕自身の中で考え、自分自身を問いただし、気持ちの整理がついたので満了をもって活動を終了するという決断に至りました。メンバーのことは今も大好きですし、JAMのみんなのことも大好きです。感謝してもしきれないと思っております。これからもメンバーの活動を応援していきます。同じ活動ができなくなりますが心は一つです。JAMの皆さま、オーディションも含めて約6年半の間、僕を、そしてJO1のメンバーとして応援してくださってありがとうございました。みんな大好きです。」としています。

この発表を受けてJO1のファン等からは、

• 汐恩の声は必要だった 悲しい
• ショックなのと同時に「そうなるよな…」という気持ちも。オンカジで前科ついてしまって、アイドルや芸能人としてはどう整理をつけるのだろう？と疑問だった。
  それにしてもまさか、5周年記念が悪い意味でこんなに激動になるとは思わなかった。
• 本人が悪いのはもちろんだけど、事務所がちゃんと対応してればやめずに済んだと思う。最初10日間の活動休止とかだったよね？
  そんなの活動休止とは言わないし、初動でちゃんと謹慎させてればよかったと思う。
• 賭博の人か〜 同じ事務所の女の子グループの人と二股していた人も辞めるのかな？
• しゃーないわな。次は大平だな。
• 1人くらいいてもいなくても変わらんでしょ。メンバー沢山いるし自然に消えても気づかんて

などの声が上がっています。

鶴房汐恩さんのオンラインカジノ利用が発覚したのは5月で、事務所の発表によって問題が明らかとなり「速やかに厳正な処分を行いました」と発表し、本人からも一定期間の活動自粛の申し出があったとして、10日間活動を休止するとしました。

6月10日から活動を再開しましたが、同16日に警視庁が鶴房汐恩さんを単純賭博容疑で書類送検したことを発表しました。

警視庁によれば、別の事件を捜査していた中で鶴房汐恩さんが海外のオンラインカジノサイトにアクセスし、2023年末からの9ヶ月で、合計約1,500万円を入金していたことが分かったそうです。

鶴房汐恩さんは警視庁の取り調べに対して、「もともとパチンコが好きで、インターネットで検索してオンラインカジノを知った。面白さや携帯でできる手軽さに惹かれ、一時期は、のめり込んだこともあった」「法律で賭博が禁止されていると知っていたが、オンラインカジノは大丈夫と思っていた。（昨年8月ごろに）ニュースで違法と知って足を洗った」などと供述し、容疑を認めたといいます。

そのため警視庁は検察に起訴を求める「厳重処分」の意見書付きで書類送検し、その後JO1の公式サイトで鶴房汐恩さんの謝罪動画が公開されました。

一連の報道内容はおおむね事実と認めたうえで謝罪し、「どれだけ謝っても償いきれないことだと思います。私ができることは今回の過ちを真正面から受け止め、これからの行動で責任を果たすべきだと思っています。」「支えていただけると幸いです。僕がしたことは最低なことです。お詫び申し上げます。本当にすみません。」などと語り、再び活動を休止しました。

その後、鶴房汐恩さんは略式起訴されて罰金10万円の有罪判決を受け、前科持ちとなったことでグループへのさらなる悪影響が懸念されるため、脱退を求める声も少なくありませんでした。

そして、JO1からの脱退と事務所退所が正式発表され、ファンからは惜しむ声も多く上がっていますが、JO1は日本だけでなく韓国や中国など海外でも活動を展開しており、グループの今後を考えると当然の判断とも言えそうです。

現時点では、JO1脱退後の活動に関しては明らかにしておらず、このまま芸能界を引退して新たな道に進むのか、それともソロで音楽活動継続、もしくは別のグループでの活動を視野に入れているのかは不明で、今後の動向にも注目したいところですね。