AKB48の元メンバーで、初代総監督を務めた“たかみな”こと高橋みなみさん(26)が7日、今年1月からスタートしたラジオ番組『高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと』(ニッポン放送 日曜22時30分)で、上から目線な発言をしていたことで物議を醸しているようです。
高橋さんは番組で、「お仕事でいろんなアイドルの人に会うと、『この人は最終的にどこにいくんだろう』っていうのは思うの。お姉さんからすると」と切り出しました。
高橋さんは現役のアイドルたちを見ていると、「(卒業後に目指すべき道への)行き方がわかんないんじゃないかなって不安になる」といい、もしこの業界で生き残りたいと考えているのであれば、「自分は外に出たときに何が役立つのか、(何が)強いのかっていうのを、グループにいる間にどれだけ伸ばしていくのかは、“第2の人生”にすごく必要なことだと思う」と語っていました。
高橋さんは2005年~2015年までの10年にわたってAKB48に在籍し、これまでの経験、数多くのアイドルたちの姿を見てきた上での発言だったのだろうと思いますが、高橋さんの発言に対してネット上では、
- どの立場から言ってるんだ
- 人のことより、自分のこと心配したら
- 中森明菜どこ行った
などと批判の声が噴出しているとニュースサイト『日刊サイゾー』は報じています。
高橋さんはAKB48在籍時代に、将来の夢として「ソロの歌手として活躍する事」を挙げており、憧れの歌手は中森明菜さんだと語っています。
そんな高橋さんは念願叶い、2013年4月にシングル『Jane Doe(ジェーン・ドー)』でソロデビューを果たしたのですが、その後にソロでCDをリリースすることはありませんでした。
また、昨年4月にAKB48から卒業してソロ活動がスタートし、同10月には1stソロアルバム『愛してもいいですか?』を全2形態(通常盤と初回限定盤)リリースしましたが、初週のオリコンCDアルバムランキングで初登場「9位」、推定売り上げ枚数は「9,987枚」という結果でした。
ちなみに、AKB48在籍時代にリリースしたソロデビューシングル『Jane Doe』は全4形態でリリースされ、特典商法によって初日(フラゲ日)の推定売り上げ枚数は「4万5,645枚」。
初週の売り上げ枚数は「8万5,493枚」を記録し、オリコンのデイリー、週間ランキングともに初登場2位となっていました。
高橋さんはAKB48時代、グループで10番以内に入る人気を得ていたものの、AKB48卒業によってファン離れが起こり、1stソロアルバム『愛してもいいですか?』は見事な大コケっぷり。
さらに、7月15日~9月25日にかけて全国15ヶ所を巡るライブハウスツアーを開催するのですが、ほとんどの会場がキャパ(収容人数)500人以下で、中には200人以下という会場もあり、人気低迷ぶりが露呈しているため先日の発言に対して批判が寄せられるのも当然でしょうか…。
高橋さんは卒業してからまだ1年しか経っていないことからまだまだ仕事があり、レギュラー番組も数本持っていますが、今後どのような活動をしていきたいのか全く分からず、中途半端なポジションにいるように感じられるため、まずは自分のことを心配した方がいいかもしれません。
今後高橋さんは、芸能界で生き残っていくためにどのような活動をしていくのか、引き続き注目していきたいですね。