AKB48の“あきちゃ”こと高城亜樹さん(24)が15日、東京ドームシティホールで行われている恒例のライブイベント『第5回AKB48紅白対抗歌合戦』でグループから卒業する事を発表しました。
AKB48卒業後も芸能活動は続け、今後は女優としての道を進むとのことです。
高城さんはイベント終盤に1人で登場し、「この場をお借りして、皆さんにお伝えしたいことがあります。私、高城亜樹はAKB48を卒業します」と涙ながらに卒業を発表し、「AKBがすごく大好きです。今の環境に何の不満もありません。でも、このまま甘えてちゃいけないと思いました。AKBとしての活動を誇りに、これからは高城亜樹の道を進んでいきたいと思います」と目に涙を浮かべながら話しました。
この後に高城さんは「かけがえのない仲間と、この歌を歌わせてください」と紹介し、北原里英さん、宮崎美穂さん、大家志津香さん、中田ちさとさん等とともに『桜の木になろう』を涙ながらに披露。
今年11月に解散した3人組ユニット『フレンチ・キス』で共に活動した柏木由紀さんは、「ユニットも解散して、あきちゃ（高城）が新しい道を決めて歌っていた姿、涙が出てしまいました。あきちゃには頑張ってほしい」と涙ぐみ、審査員席で観ていた卒業生の前田敦子さんは「私もびっくり。でも、こっち側に来て一緒に頑張ろうという気持ちです。」とエールを送り、「AKBはやりきったぞという感じで自分のタイミングで卒業できる場所なので、あきちゃにとってその時だったんだと思います」と理解を示し、来年3月で卒業する高橋みなみさんは「泣いちゃいましたね」としみじみしていました。
また、フレンチ・キスで共に活動し8月にAKB48から卒業した倉持明日香さんは自身のツイッターを更新し、「おたまるおつかれさま 卒業するその日まで、そして卒業してからもずっと支えるよ」というメッセージを送り、高城さんとのツーショット写真を投稿しています。
＜↓の画像は、倉持さんのツイート＞
高城さんは2008年に、片野友里恵さん、西澤沙羅さん、野中美郷さんと共に『AKB48 第3回研究生（6期生）オーディション』に合格し、同12月に過去最速で研究生から正規メンバーに昇格。
2009年の第1回シングル選抜総選挙では23位でアンダーガールズに選出され、翌2010年5月にシングル『ポニーテールとシュシュ』で初選抜入り。
同6月に開催の第2回総選挙では13位で選抜入り、さらに同じワタナベエンターテインメントに所属する柏木さん、倉持さんと共にフレンチ・キスを結成し、翌2011年6月の第3回総選挙では自身最高位の12位で選抜入りを果たしました。
2012年の第4回総選挙では17位で選抜入りを逃し、同8月にインドネシア・ジャカルタを拠点に活動しているJKT48への移籍が発表されました。
2013年4月にはAKB48との兼任が発表され、同6月の第5回総選挙では20位、2014年4月にJKT48との兼任が解除となり、同6月の第6回総選挙では26位、今年6月の第7回総選挙では30位となっていました。
そんな高城さんの卒業に対してネット上では、
- 女優の仕事はそう簡単に甘くはない。芸能界から引退した方が良いと思うぞ
- この子、グループん中でもけっこう愚直に頑張ってた方だと思うだけにもう少し日の目が当たって欲しかった。今女優業に転身しても相当厳しい道のりになるでしょうが頑張って欲しい
- かつて同ユニットだった柏木由紀のほうがよっぽどやめるべきなのにまだ居座ってる不思議。
- まあ厳しいだろうけど一般の知名度が低いほうが、逆に成功するって可能性もあるよ。満島ひかりはいい女優になったけど、彼女がFolder5だったって知らない人も多いしね
- みんなやめるときに女優の道を選択するけど、そんなに女優の仕事は無い
- 正直なところ、あまり印象がないわ。。。女優としても恐らく成功しないだろうな
- 女優を甘く見過ぎ！
などのコメントが寄せられています。
高城さんは卒業後に女優として活動するとのことですが、昨年6月に放送された連続ドラマ『SAVEPOINT』(テレビ東京系)で主演を務め、アクションシーンにも挑戦。
そして、来年1月より公演の舞台『カサネ』で俳優の遠藤雄弥さんとW主演を務める事が決定しており、卒業後に女優としてどこまで成長できるのか楽しみなところです。
しかし、前田敦子さんや大島優子さん等もAKB48卒業後は女優として活動しているものの、苦戦を強いられていることから、高城さんも同様にかなり厳しい状況になるかと思われるのですが、頑張ってほしいですね。