NMB48のメンバーで、AKB48の選抜メンバーでもあった白間美瑠さん(しろま・みる 23歳)が新型コロナウイルスに感染し、これによってAKB48の選抜メンバー15名が濃厚接触者となり、11日まで自宅待機を命じられることになりました。
そうした中で、自宅待機となったSKE48・須田亜香里さん(すあ)が3日に投稿したブログ記事が、ファン等の間で物議を醸し、プチ炎上状態になっていたことを受けて4日にブログを更新し、配慮が足りなかったとして謝罪しました。
須田亜香里さんは10月に、同じ事務所に所属する元AKB48・西野未姫さんが新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者に該当する可能性が判明したことでPCR検査を受け、結果は陰性でしたが、直前に共演していたことで自宅待機となりました。
それから約1ヶ月半後に、同じくAKB48の選抜メンバーである白間美瑠さんの感染が明らかとなり、濃厚接触者として認定されたことで再びPCR検査を受検、検査を受けたメンバーや関連スタッフ等は全員が陰性でせいたが、11日まで自宅待機、経過観察することが2日に発表されました。
<↓の画像は、新型コロナウイルスに感染したNMB48・白間美瑠さんの写真>
それを受けて須田亜香里さんは3日にブログを更新し、「10月に続いて2度目の濃厚接触者としての自宅待機。正直2度と味わいたくなかったことです。メンタルがやられます。宣告されるときもだけど、その自宅待機の道のりも弱音を吐けない苦しさも復帰の時の怖さも。今回はその一部を書いてみようと思います。」
と書き出し、自身の心境を綴りました。
1度目の濃厚接触者としての自宅待機時には、「私が落ち込んでしまっては、感染者の方に持つ必要のない罪悪感を感じさせてしまったり、傷つけることになってしまうかもしれないから、私は落ち込んではいけない。自分はポジティブに前向きに明るくいなければならない!」
と自分を奮い立たせ、過ごしていたといいます。
ただ、「『健康なのに仕事ができない』これって私にとっては物凄い不安でした。生きてるだけでお金はかかるのに収入はしっかり減る。これって結構怖いこと。あと、アイドルとは違って、須田亜香里個人としてのお仕事に自分の座席は用意されていないので、日々積み重ねることが次の仕事につながるけど、楽しみにしていた仕事に穴を開けてしまったりすると、自分が積み重ねたものがぐらりと揺らぐような気がして怖いです。」
と正直な気持ちを明かしました。
そして、1度目の自宅待機による活動休止時にも、自身が出演するはずだった番組を観るのも辛かったものの、自分が傷付いていたら迷惑を掛けている番組関係者らに失礼にあたると思い、「自分の悔しさみたいな感情には、心の中で『仕方ない』と言い聞かせるしかなかったです。」
と綴っています。
今後また濃厚接触者となり、2度とこうした思いをしたくないと考え、感染予防対策は徹底していたといい、楽屋では隅の席を選んだり、本番直前までマスクを着用するなどしていたそうです。
しかし、グループから感染者が出てしまったことで2度目の自宅待機となり、これに対しては、「ひとまずPCR検査陰性でよかった。みんなも言ってくれるけど本当にそうです。だって今回も自分のPCR検査の陰性の結果が出るまではずっと怖かったから。誰に会ったかな?と記憶を遡り、会った人たちの顔が浮かんで、なんとお詫びしたらいいだろうか。とひたすら怖かった。感染者の人はその気持ちの更に先を味わっているわけだから、とてもしんどいと思う。心も体も。」
と綴っています。
こうした思いをブログに綴った理由については、「これもあれもそれも誰が悪いでもなくて、ただウイルスのせい。とても生きづらい世界だ!そんなふうに、今思うことを吐き出したかっただけなんだけど、感染者の方の話はよくいろんなところで目にしたり耳にするけど、濃厚接触者のことはあまり聞かないから、きっと同じ戸惑いや苦しみを持つ人もいるんじゃないかな?と思って書いてみたけど、見当違いのこと言ってたらすみません。」
と説明しています。
このブログ投稿に対してネット上では、
- 今にも白間憎いって言い出しそうな文章
- こいつらしい ネチっこくて嫌みったらしい嫌らしい書き方
- 最低なブログだわ 白間に読ませたら精神病むと思う
- 顔も悪けりゃ性格も悪い
- グループでやるのが嫌なら卒業すれば良い
- もし自分が陽性になって、自分の濃厚接触者がこういうブログ書いてたらどう思うか…
- 恨み節が凄いですね。性格悪い。白間さんって人が可哀想。
- 相手を思いやる気持ちが欠けている。一番苦しい思いをしているのは白間さんだ。その事をどこまで認識しているか疑問
- ここまで書くなら白間負けるな頑張れくらい書いてやれよw「感染者の人」とか遠回しに書いて、印象悪いわ
- 私が私がの人だからね。私ばっかり損してるとおもとるやろな。この人の場合は普段の言動で恨み節に聞こえる
などと批判の声も多く上がっていました。
こうした批判を目にした須田亜香里さんは4日にブログを更新し、「昨日のブログにたくさんの厳しいお言葉をいただきました。なぜもっと言葉の先を想像できなかったのか、自分がいかに自分の視点でしか現実を見られなかったのかを痛感し、反省しています。自分の未熟さからご不快な思いをさせてしまったこと、本当に申し訳ありませんでした。」
と謝罪しました。
続けて、「皆様があの長文のブログを読むことで割いてくださった時間と優しさに感謝し、真摯に受け止め、自分を見つめ直し、言葉や想いを誤解なく伝えられるよう、努めていきたいと思っております。新型コロナウイルスの感染拡大で心や身体を傷めてしまっている皆様が、そしてこの世の中が一日も早く、快方に向かうことを願っています。」
と綴っています。
そして、須田亜香里さんの謝罪コメントを受けてネット上では、
- これで批判されるの?素直な濃厚接触者として悩みだし、普通に共感する
- 2回も自宅待機させられる羽目になった上にこんな謝罪…なんとも救いのない話
- ほんとに重箱の隅をつつくように、アラ探しするかのごとく文句を言う人いるんですね
- 濃厚接触者になったら誰でも感じること。ましてタレントだけどめちゃくちゃ売れっ子で常に席が用意されている訳でもない微妙な位置づけで、1回1回の仕事で爪痕を残さなきゃならないのに、元気なのに仕事に行けないとなれば、その焦燥感なんて理解出来ると思うけどなぁ。
- 私は気を付けてたのに誰かのせいで自宅待機になったという愚痴を、あらゆるワード使って遠まわしに長文で書いた印象しかないからな
- 思うのはいいのよ。いくらでも。公の場に配信するってのがな。もう年齢も年齢なんだから、本音と建前の使い分けくらいはね。
- これを機に須田さんはもうちょっと大人にならないと。10歳くらい下のメンバーの方がよっぽど大人な対応してるってのはどうかと思うよ
などの声が上がっています。
須田亜香里さんはブログで、新型コロナウイルスに感染した白間美瑠さんを直接責めるような言葉は綴っていないのですが、複数の仕事をキャンセルせざるを得なくなったことで罪悪感や不安など、現在の正直な心境を吐露しており、それによってNMB48ファン等からの反感を買ってしまった様子です。
NMB48のファンの気持ちも分からなくもないですが、須田亜香里さん自身は感染していないにも関わらず、10月と12月の2度にわたって約2週間の自宅待機を命じられ、これによって複数の仕事に参加できない状態に陥っているので、その間に自分のポジションを誰かに奪われてしまうのではないかなどと、今後が不安になる気持ちも理解できます。
ブログにもう少し感染者のことを気遣う言葉を綴っていれば、ここまで批判を浴びることはなかった可能性もありますし、そもそも誰もが閲覧できる場所に書いたことが配慮に欠けているとも言えますが、この内容で責めるのはどうなのかとは思いますね。