5月31日にテニス全仏オープン男子シングルス4回戦が行われ、世界ランキング5位で第5シードの錦織圭選手(25)が、世界ランキング74位のテイムラズ・ガバシビリ選手(30歳 ロシア)を第1セット6―3、第2セット6―4、第3セット6―2のストレートで下して準々決勝への進出が決定しました。
日本男子が全仏オープンのベスト8入りを達成したのは、1933年大会でベスト4入りを達成した佐藤次郎さん以来82年ぶりのことで、この日の試合は雨の影響で開始時間が2時間以上も遅れたうえに、小雨が降り続く悪コンディションの中、見事な集中力を見せてストレートで勝利をしたことから絶賛の声が寄せられています。
(↓の画像は、4回戦でストレート勝ちをした錦織選手の写真)
そして、この試合の模様はテレビ東京系で生中継されており、試合開始時間が約2時間半遅れて31日の22時42分~翌1日の1時12分までの放送だったものの、大きな注目を集め関東地区での平均視聴率は9.6%を記録、瞬間最高視聴率は12.1%で、23時55分に第2セットで錦織選手が2-1とした場面で記録をしました。
日曜日の遅い時間からの放送だったにも関わらず10%近くの数字を記録し、2日に放送される世界ランキング15位で今大会第14シードのジョー=ウィルフリード・ツォンガ選手(30歳 フランス)と錦織選手の準々決勝は、これまでと同様にテレビ東京系で生中継を予定し、プライム帯(19時~23時)に放送される可能性があり、うまくいけば20%以上の高視聴率を記録することも可能であるため、他局は戦々恐々としているようです。
そんな中で最も危機感を抱いているのは、フジテレビ系で22時より放送されているAKB48の渡辺麻友さん(21)と女優の稲森いずみさん(43)が主演の連続ドラマ『戦う!書店ガール』で、同ドラマは初回平均視聴率6.2%、第2話は6.4%、第3話は4.6%、第4話は4.7%、第5話は5.0%、第6話で3.6%、第7話で自己ワーストの3.3%という数字を記録しており、もし試合の放送時間と重なった場合史上最低の数字を記録する可能性があります。
また、6日には渡辺さんが所属するAKB48のシングル選抜メンバーを決める「第7回選抜総選挙」の開票イベントが控えており、昨年の同選挙で1位を獲得し2連覇をかけている渡辺さんはネガティブなニュースをなるべく避けたいところであるため、ファンからは「まゆゆがヤバイピンチ!」「これ以上、悲しんでほしくないな・・・」等と心配する声が上がっているようです。
また、この他にネット上では、
- もし大コケをしても言い訳が出来るからいいんじゃないの
- これまで観てた視聴者も録画に回るだろうから最悪1%を切るかもね
- まゆゆの黒歴史になったな
- また雨が降ることを願うしかない
- もう十分に視聴率が低いんだから、記録的な数字を記録して話題にすればいいジャン
などのコメントがありました。
雨天によって再び時間が大幅に遅れる可能性や試合が延期になる可能性もあるため、まだどうなるかは分かりませんが、もし放送時間が重ならなかったとしても、『戦う!書店ガール』は数字が右肩下がりであるため更に数字を下げる可能性があり、更にあまりにも数字が低かったことから、当初の予定よりも前倒し9日に放送予定の9話でドラマが終了する事が明らかになっているため、どちらにせよ渡辺さんはこのドラマでイメージが下がり、業界内での評判も少なからず落ちてしまったとみられています。
それでも最終回前に、今世紀最低視聴率となる3.0%を記録した川口春奈さんが主演の『夫のカノジョ』(TBS系)を下回るような数字を記録するのだけは避けたいところですが、果たして2日に放送される第8話はどれ程の数字を獲得することが出来るでしょうかね。
また、2日に放送予定の錦織選手とジョー=ウィルフリード・ツォンガ選手の対決の行方も気になるところですが、過去の戦績は4勝1敗で錦織選手の方が有利とみられており、ベスト4入りを果たしてくれることに期待したいです。