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芸能事務所の倒産相次ぐ理由、新型コロナの影響で仕事激減も…サムデイも破産手続開始決定の申立て、社長の冷酷対応が物議

芸能事務所サムデイが債務超過で破産し廃業発表。藤原紀香、元AKB48篠田麻里子ら所属タレントへの対応は…

女優・藤原紀香さん、元『AKB48』の篠田麻里子さん等が所属する芸能事務所『サムデイ(SOMEDAY)』が27日、公式サイトで“破産”を発表しました。

サムデイの公式サイトでは社長名義の文書を公開し、「誠に申し訳ございませんが、弊社は、債務超過に陥ったため、令和6年11月25日、東京地方裁判所に対して、破産手続開始決定の申立てを行いました。」と事務所の破産を報告しています。

所属タレントについては、「今後はそれぞれ活動を行っていくことになると存じますが、今後ともお引き立ていただければ幸いです。なお、弊社は令和6年12月26日までを目途に一部営業継続の許可を得て、突然のタレントの欠席等が生じないようソフトランディングを目指していく所存です。」と報告しています。

事務所の破産に関しては、「タレント及び従業員に対しても全く何も知らせずに破産申し立てを行いました」と明かしています。

<↓の画像が、サムデイ社長のコメント全文の写真>

サムデイが年内に廃業するとの情報は『週刊女性PRIME』が第一報を伝え、その後も『スポーツニッポン(スポニチ)』が後追い報道しましたが、同紙の取材にサムデイ関係者は「まだ正式には何も決まっていない」と語ったとし、現時点では廃業に向けた準備を進めている段階としていました。

しかし、週刊女性PRIMEの報道通り年内で廃業となり、『デイリースポーツ』が関係者に取材したところ、所属タレントの移籍先はこれから探す予定と答え、TBSの取材に関係者は「所属タレント、従業員も寝耳に水で、今後のことはまだ決まっていない。」と回答したとのことです。

<↓の画像は、サムデイに所属していた主なタレントの写真>

そして、サムデイの破産による廃業に対してネット上では、

などの声が上がっています。

週刊女性PRIMEの続報によれば、所属タレントには26日に事務所の弁護士から文書を送付し、事務所が破産手続きをすることを告げたそうなのですが、その文書には社長ら幹部の名前すらも記載されておらず、今後の芸能活動に対するフォローやサポートは一切ないといい、タレントたちは突然放り出された形のようです。

未払いのギャラ等に関する問い合わせ先は弁護士宛となっているといいます。

サムデイで看板タレントだったのは藤原紀香さんや篠田麻里子さんでしたが、藤原さんは歌舞伎俳優・片岡愛之助さんと結婚後は梨園の妻としての活動で忙しく、芸能活動は限定的となっていて、篠田さんは2年前の不倫疑惑報道と離婚で仕事が激減していました。

それに加えてコロナ禍以降は業績不振となっていたと週刊女性PRIMEは伝え、社員も激減して人手不足状態が続いていたそうで、『ピンズバNEWS(双葉社)』はマネージャーが2人しかいない状態だったとも伝え、それによって藤原紀香さんや篠田麻里子さん等も仕事現場には1人で向かうこともあったとしています。

そのため、所属タレントたちも事務所が経営難にあることは薄々気付いていたのではないかと思いますが、破産手続開始直前になって弁護士から文書のみで通達し、今後に対するフォロー、サポートが全く無いというはあまりにも冷酷です。

ちなみに、信用調査会社『帝国データバンク』によれば、昨年に倒産した芸能関連の会社は前年の3倍となる計12社で、過去5年で最多だったとしています。

昨年は俳優・大東駿介さん等が所属していた『A.L.C.Atlantis』が破産し、今年も女優・吉岡里帆さん等が所属していた『A-team(エー・チーム)』がマネージメント業務を停止、タレント・壇蜜さん等が所属の『フィット』は破産となっており、コロナやテレビ不況の影響を感じさせます。

なお、藤原紀香さんや篠田麻里子さんに関しては、すでに複数の大手芸能事務所からオファーが来ているとのことで、サムデイの廃業による影響はそこまでない可能性はあります。

一方で、あまり仕事が無かったタレントたちは移籍先を見つけるのも大変で、今後はフリーで活動していくという人もいるかと思いますが、各所属タレントたちは今後どういった対応をしていくのか、引き続き動向に注目していきたいです。

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