俳優・小栗旬さん(40)が初夏に、所属事務所『トライストーン・エンタテイメント』の社長に就任することが先日判明し、今後の動向に大きな注目が集まっています。
そうした中で、小栗旬さんに社長の座を譲り、会長に就任予定の山本又一朗社長(75)が週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』の取材に応じ、国際指名手配中の元国会議員・ガーシー容疑者(本名=東谷義和 51歳)から受けた様々な暴露攻撃の真相、裏側について初めて言及しています。
ガーシー容疑者は、トライストーンと業務提携を結ぶK-POPグループ『BTS』に会わせる詐欺などが表沙汰となった後、昨年2月から暴露系YouTuberとして活動し、かつてプライベートで親交が深かったトライストーン所属の綾野剛さん等に対する暴露攻撃を開始しました。
<↓の画像は、ガーシー容疑者の写真>
綾野剛さんは酒癖・女癖が非常に悪いとして様々なエピソードを披露し、既婚女性との不倫疑惑、元『櫻坂46』の松平璃子さんや『AKB48』の柏木由紀さんとの親密関係、さらに元『NMB48』の松岡知穂さんとの未成年飲酒・淫行疑惑、『RADWIMPS』のギター・桑原彰さんに対する暴行疑惑について語りました。
ガーシー容疑者は綾野剛さんに対して釈明するよう求めていましたが、本人やトライストーン側がスルーを続け、それにしびれを切らしたガーシー容疑者は暴露攻撃の対象を事務所全体に切り替え、綾野さんに加えて小栗旬さん、田中圭さん、坂口健太郎さん等に関する暴露も行い、プライベートで撮影の写真などもSNSに投稿し波紋を広げました。
山本又一朗社長に対しても暴露攻撃を仕掛けて騒動は拡大しましたが、デイリー新潮の取材に山本社長は、「実際、そんなにダメージはないんですよ。ちゃんと仕事をしてこれましたし。アイツは金稼ぐためにやっていただけ。だから放っておくしかなかった」「俺は図太いんでね。若い頃にはもっとすごい経験をしてきた。三島の映画(註・三島由紀夫の生涯を題材にした『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』)を作った時なんかは、右翼団体に『三島先生の魂を汚し、金儲けのための映画を作る山本又一朗に天誅を下す』って毎日のように街宣を受けたこともあるし、アメリカではKKKに拳銃を突きつけられた経験もある。あんなのは話にもならない。一番こたえていないのは俺じゃないですか」
と語っています。
<↓の画像は、トライストーン・エンタテイメントの代表・山本又一朗社長の写真>
ガーシー容疑者と付き合いがあったことは認めつつも、自身には「全くやましいことはない」と断言し、「僕は意外と女性関係はないんです。調べてもらってもいい。」「アイツが何と言おうと、僕には身の潔白の証拠があるんです」
と主張しています。
ガーシー容疑者は小栗旬さんの過去の不倫疑惑も暴露していましたが、これについても「事実ではない」とキッパリ否定し、「僕は奴らに『男なんだから自由に生きなさい』といつも言っている。だけど、女の人と付き合ったら、『自分のお姉ちゃんとか妹にやられたら嫌だと思うことは絶対にするな』とも。あとは自分で考えて自由にやれって。だって、30にもなって、あれだけモテる連中がほっとかれるわけないでしょ。それをやるな、どうしろって言ったってね。今や、真面目になりすぎてつまらないくらいです」
と語っています。
<↓の画像は、ガーシー容疑者が公開した女性に囲まれている小栗旬さんの写真>
ガーシー容疑者を恨んでないのか問われると「俺はそんなにね」と答え、「ウチの子たちにありもしないことを言われていることについてはあれだけど、アイツも突かれて大変だったんですよ。いろいろと後ろから。追い込まれなければ、あんなことをするつもりはなかったと思います。行く先がなくなって、最後は泣いていたでしょう。あれ、本音ですよ。馬鹿なことをしているなって。なんでこんなことをしたんだって気持ちです」
と、ガーシー容疑者の心中を推察しています。
このようにガーシー容疑者に同情心を示す一方、暴露動画を公開したYouTube等の配信業者に対して不満をあらわにし、「YouTubeってのは通信で、もともと倫理規定がない。ウェブあたりは、携帯一本で世界中に繋がって、何千万人が見るような動画やニュースが流れてしまう。それなのに倫理がないというのはおかしな話」
と指摘しています。
デイリー新潮の取材によると、ガーシー容疑者のYouTubeチャンネルが閉鎖となった背景には、山本又一朗社長がアメリカの辣腕弁護士を雇い、「YouTubeを運営するGoogle本社に東谷容疑者のチャンネルをBAN(アカウント停止)するよう働きかけていた」「山本さんは億くらいのカネを投じたと語っていた」との情報もあるといいます。
この証言は事実なのか聞くと、「そのへんのことは色々あって、僕から言うことはできないんです」「ただ、僕は言ってきたことしかやっていません。それは『法的措置をとる』ということ。ああいうことをやられて、何もしないというわけにはいかない。共演者や関係のない人にまで迷惑をかけてしまうとなると、事務所として何もしてくれないのという話になるじゃないですか。社会に対して申し訳ないという気持ちもありました」
と語ったとのことです。
これに対してネット上では、
- ガーシーがもう暴露してこないのをいいことに…
- 綾野より小栗より一番落ちぶれたのはガーシーで草
- で、事実なの無実なのどっち?全てガーシーの妄想、虚偽だったのか?
- 綾野剛なんて東谷に暴露される前から悪評あったし嘘扱いするのは流石に厳しくないか
- ガーシーが何も言えなくなったらどうにでも事実は変えれるよね
- ガーシーが言ってることは全部嘘ですって言ってみろや
- 綾野剛の被害にあったとYoutubeに出演し、証言した女性は嘘を付いているということ?
- 綾野剛とか完全被害者ヅラって感じだけど、ガーシーとつるんでる時点で本人も胡散臭いのは事実だし自業自得な面も大きいよね
- どっちにしろガーシーと付き合いがあったのは事実ですし、このインタビューを読んで更に不信感が募りました。余計なことは言わない方が良いと思います。
- 被害者ぶるのは違和感しかない。ガーシーは脅迫じみた感じで恫喝したのは問題だけど…芸能界も警察も政界もズブズブの汚い世界って事だよ。
などの声が上がっています。
綾野剛さんの未成年飲酒・淫行疑惑を巡っては、松岡知穂さんがガーシー容疑者のYouTubeチャンネルに登場して、綾野さんとの飲酒や関係を持ったことは間違いないと認めました。
また、ガーシー容疑者の暴露後に綾野剛さんが松岡知穂さんに連絡をしていたことや、「(当時のことは)覚えてないよね?18歳だったよね?」などと確認し、あらゆる手を使って口封じをしようとしていたことも明かしていました。
ただ、トライストーン側は綾野剛さんの未成年飲酒・淫行疑惑をキッパリ否定し、ガーシー容疑者と共にYouTube等でこの問題を糾弾していた、旧・NHK党の立花孝志さんには警告書を送付し、「綾野が未成年者と性的行為に及んだ事実はない」「東谷氏の当該発言は全くの事実無根」として、動画などの削除を求めています。
この警告書を受けて立花孝志さんは綾野剛さんとトライストーンを提訴し、裁判沙汰にもなっています。
一方のガーシー容疑者は、綾野剛さん等から名誉毀損、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などで刑事告訴されたことにブチギレ激怒し、2月時点では「事実を言っていることに対して名誉毀損というなら、俺もお前を名誉毀損で訴え返すからな」などと語っていました。
その後、3月に『週刊文春』が報じた記事によれば、綾野剛さんは関係者による聴取に対して「俺は絶対(未成年女性とは)ヤッてません。もしヤッてたら覚えています」などと否定し、もし記憶を失うほど泥酔状態にあった場合、下半身が反応しないため行為には及ばない主張していたそうです。
どちらの主張が真実なのかは定かではありませんが、少なくとも綾野剛さんや小栗旬さんに関しては、かねてから様々なメディアに異性関係などを巡るトラブルを報じられていましたし、ガーシー容疑者が暴露攻撃をしている最中には沈黙を続け、表立って釈明などは一切しなかったことから、今さら暴露は事実ではないと言われても、すんなりと受け入れることは出来ないですね。
ガーシー容疑者の暴露によって綾野剛さん等には現在も疑いの目が向けられており、やはり疑念を払拭するためには本人が表に出てきて、一連の暴露についてキッチリと説明をする必要があるのではないでしょうかね。