今年の『第74回NHK紅白歌合戦』の歌唱曲目が22日に正式発表されました。
現時点で出場が発表されているアーティストは、紅組・白組それぞれ22組ずつで、そのうち初出場は紅組が5組、白組は8組となっています。
紅組の新しい学校のリーダーズは、“首振りダンス”が話題になった2020年リリースの代表曲『オトナブルー』、タレントとしても活躍する“あのちゃん”ことanoさんは『ちゅ、多様性。』、Adoさんは今年大ヒットした『唱』、2年ぶり3度目の出場となるYOASOBIは国内外で大ヒットの『アイドル』をテレビ初披露します。
46年ぶりに紅白出場となる元『キャンディーズ』の伊藤蘭さんは、キャンディーズのデビュー50周年を記念した紅白SPメドレー、今年の大トリとの報道もあるMISIAさんは『紅白スペシャル2023』を披露します。
一方の白組は、昨年まで3年連続で司会を務め、今年は歌手として初出場する大泉洋さんは自ら作詞を手掛け、玉置浩二さんが作曲・プロデュースした『あの空に立つ塔のように』、人気K-POPグループのStray Kidsは『CASE 143 -Japanese ver.-』、SEVENTEENは『舞い落ちる花びら (Fallin’ Flower)』を歌唱します。
3人組ロックバンド『10-FEET』は、最終興行収入157億円超えの大ヒットを記録したアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌『第ゼロ感』、今年の白組トリとされる福山雅治さんは『HELLO~想望 紅白スペシャルメドレー』を披露となっています。
また、特別企画で出演するイギリスのロックバンド『QUEEN』と、アメリカの歌手アダム・ランバートさんのコラボバンドであるクイーン+アダム・ランバートは、様々な映画やCMにも起用されている1978年発売の代表曲『Don’t Stop Me Now』、25年ぶりの紅白出演となるポケットビスケッツ&ブラックビスケッツは、それぞれの代表曲『YELLOW YELLOW HAPPY~Timing』を歌唱します。
【紅組】
あいみょん(5)『愛の花』
新しい学校のリーダーズ(初)『オトナブルー』
Ado(初)『唱』
ano(初)『ちゅ、多様性。』
石川さゆり(46)『津軽海峡・冬景色』
伊藤蘭(初)『キャンディーズ50周年 紅白SPメドレー』
坂本冬美(35)『夜桜お七』
櫻坂46(3)『Start over!』
椎名林檎(8)『サ~さすがに諸行無常篇~』
JUJU(2)『時の流れに身をまかせ』
Superfly(7)『タマシイレボリューション』
天童よしみ(28)『道頓堀人情』
NiziU(4)『Make you happy』
乃木坂46(9)『おひとりさま天国』
Perfume(16)『FAKE IT』
MISIA(8)『紅白スペシャル2023』
MISAMO(初)『Do not touch』
水森かおり(21)『日向岬~紅白ドミノチャレンジSP~』
milet(4)『コイコガレ』
YOASOBI(3)『アイドル』
緑黄色社会(2)『キャラクター』
LE SSERAFIM(2)『UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers)-Japanese ver.-』
【白組】
エレファントカシマシ(2)『俺たちの明日』
大泉洋(初)『あの空に立つ塔のように』
Official髭男dism(4)『Chessboard』
キタニタツヤ(初)『青のすみか』
郷ひろみ(36)『2億4千万の瞳~ブレイキンSP~』
さだまさし(22)『秋桜』
JO1(2)『NEWSmile』
純烈(6)『だってめぐり逢えたんだ~NHKプラスver.~』
鈴木雅之(6)『め組のひと』
すとぷり(初)『スキスキ星人』
Stray Kids(初)『CASE 143 -Japanese ver.-』
SEVENTEEN(初)『舞い落ちる花びら (Fallin’ Flower)』
10-FEET(初)『第ゼロ感』
BE:FIRST(2)『Boom Boom Back』
福山雅治(16)『HELLO~想望』紅白スペシャルメドレー
藤井フミヤ(6)『TRUE LOVE』
星野源(9)『生命体』
MAN WITH A MISSION(初)『絆ノ奇跡』
Mrs. GREEN APPLE(初)『ダンスホール』
三山ひろし(9)『どんこ坂~第7回 けん玉世界記録への道~』
山内惠介(9)『恋する街角』
ゆず(14)『ビューティフル』
【特別企画】
クイーン+アダム・ランバート『ドント・ストップ・ミー・ナウ」
ハマいく『ビートDEトーヒ』
【テレビ放送70年特別企画「テレビが届けた名曲たち」】
寺尾聰『ルビーの指環』
ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ『YELLOW YELLOW HAPPY~Timing』
薬師丸ひろ子『セーラー服と機関銃』
そして、今年の紅白出演歌手の歌唱曲発表を受けてネット上では、
- いつも通り新しいヒット曲がない人はメドレーか昔のヒット曲
- けん玉とドミノいらねぇwww
- 往年の歌手に対して「同じ曲を一年おきに歌わせる」パターンが多すぎる
- やっと生歌唱のアイドルが聴ける!!!
- YOASOBIは各局の音楽祭で歌わなかったアイドルを満を持しての歌唱が楽しみ
- YOASOBIが口パクなのか曲に被せて歌うのか、それとも普通に歌うのか楽しみです。あの曲はライブで踊りながら歌えるような曲ではないから。
- 今年流行ったねって言える曲5曲くらいしかない
- ヒット曲なくても出れる仕組みの紅白。アミューズの力すごい
- 演歌勢。今年歌う曲無いなら辞退すべき。同じ歌、何度目だよ。
- なんでNiziUがプレデビュー曲なんだよ!ドラえもん主題歌のparadise期待してたのにどういう選曲なんだ!
- PerfumeはFAKE ITは良い曲だけど、もう12年くらい前の曲でびっくり
などの声が上がっています。
例年同様に、今年特にヒット曲がない歌手は過去の代表曲などを歌唱する形で、紅組歌手として歴代最多の40年連続、通算46回目の出場となる石川さゆりさんが今年歌う『津軽海峡・冬景色』は、紅白初出場の1977年から通算13回目、21年連続35回目の出場となる坂本冬美さんの『夜桜お七』は9回目の歌唱となります。
この他に、4年連続出場のNiziUは初出場時にも披露した代表曲『Make you happy』、16年連続出場となるパフュームは、どういった理由での選曲なのかは不明ながら、2010年発売のシングル『ねぇ』のカップリング曲『FAKE IT』を披露し、これに対して疑問の声が上がっています。
また、4年連続のトリが内定したと報じられているMISIAさん、福山雅治さんは揃ってメドレーとなるようで、これもまた物議を醸しています。
今年も歌唱曲目発表を受けてネガティブな反応が多い中で、YOASOBIがテレビ初披露する『アイドル』に期待する声は多くみられ、初出場となるAdoさんの『唱』にも大きな注目が集まっています。
この他に、特別企画で出演するクイーン+アダム・ランバート、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ等にも注目が集まっており、それぞれ視聴者を満足させる良いパフォーマンスを是非披露してほしいです。
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