“いこまちゃん”の愛称で親しまれている乃木坂46の生駒里奈さん(いこま・りな 22歳)が、次の20枚目シングルを最後にグループを卒業することが明らかになりました。
なお、具体的な卒業日などについては現時点で未定とされています。
乃木坂46の公式サイト上では運営が「20枚目のシングルをもって乃木坂46を卒業することとなりました。卒業の時期に関しましては、具体的な日程が決まりましたら改めてご案内いたします。」と発表し、生駒里奈さん自身もブログで卒業することをファンに報告しています。
卒業を決意した経緯、理由については、20歳頃から大人として1人で生きていくためにはどうしたらいいのかと考え始め、今後のことを具体的に考えたところ、このままでは足りない、自分を高めないといけないと思うようになり、新たなチャレンジをするタイミングを探している中で、同学年が新社会人となる今年がちょうど良いタイミングだと考え、今回発表に至ったとのことです。
卒業を考えた時から、家族や親友、芸能界の先輩たちに相談し多くのアドバイスをもらったそうで、まだ自分は乃木坂46でやることはあるとは思うものの、「今の乃木坂46は最強です。だからこそ安心して任せられるのです。乃木坂で経験した事は、私の盾となりずっと守ってくれる事でしょう。それだけ私には勿体無いくらいの事を教えてくれました。」と綴り、自分はこれから自信を持ってステップアップしていきたいとして、「どうか、私の背中を押して下さいませんか?」とファンに呼びかけています。
また、生駒里奈さんは卒業発表前に『日刊スポーツ』のインタビュー取材に応じ、卒業を決意した経緯について、「20歳になったけど、料理も大してできないし、郵便局で1人でお金を払うのも不安。自分のことも世の中のことも、分からないことが多すぎると気づいたんです。自分は特別な才能の持ち主でもないし、このままの生活を続けて大丈夫なのかと思い始めました」「大学に通っている人が社会人になるタイミング。世間的にはまだまだこれから頑張っていく年。ずっと芸能活動を続けていきたいと思うと、自分にとっては、1つ勝負に出るのは今がベストだと思いました。母親は『頑張ったんだし、いいと思うよ。卒業してもこれからもずっと応援するよ』と言ってくれました」
と語っています。
<↓の画像が、『日刊スポーツ』のインタビュー取材に応じた生駒里奈さんの写真>
その一方、乃木坂46を卒業することに対して、「悔いはありますよ。やり残したこともいっぱいある。」と語っているのですが、「悔いがあるくらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。アイドルとは別の形でその夢がかなうかもしれないし。アイドルとしては、卒業までにソロ曲『水玉模様』のミュージックビデオをもう1度撮りたいです」
と語り、卒業を前向きに捉えている様子です。
そして、乃木坂46を卒業後も芸能活動を続けていくとしており、「卒業したら、お友達をいっぱい作りたい。自分は知らないことが多い。知った先にあるいろんな感動とかを、もっと財産にしていきたいです。表現するお仕事や、幅広くタレントとしていろんなことに挑戦していきたいです」
と語り、卒業後は恋愛が解禁となりますが、「結婚はまだしません」と話しています。
乃木坂46卒業を発表した生駒里奈さんは、秋田県由利本荘市に生まれ、幼少期からダンススクールでジャズダンスを習い、高校進学後に乃木坂46の1期生オーディションを受けて合格し、2012年2月リリースのデビューシングル『ぐるぐるカーテン』でセンターを務めました。
<↓の画像は、デビュー当時の生駒里奈さんの写真>
それから2013年3月リリースの5枚目シングル『君の名は希望』までセンターを務め、乃木坂46の顔として活躍し、6枚目シングル『ガールズルール』からセンターを外れましたが、その後もシングル表題曲メンバーに選出され続けており、ダンス能力の高さからグループの冠番組『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)では、「ダンス七福神」に選出されています。
2014年2月には、「交換留学生」という形でAKB48との兼任が発表され、2015年5月まで乃木坂46とAKB48のメンバーとして活動し、同7月リリースの乃木坂46の12枚目シングル『太陽ノック』で2年ぶりにセンターを務め、単独センターに選出された回数はグループ最多の6回となっています。
<↓の画像は、AKB48と兼任時代の渡辺麻友さんとのツーショット写真>
また、ソロ活動も積極的に行っており、2014年4月より子供向けバラエティ番組『特捜警察ジャンポリス』(テレビ東京系 土曜午前10時)にレギュラー出演しているほか、『陸海空 地球征服するなんて』(テレビ朝日系 土曜21時58分)の準レギュラーを務めるなど、これまでに様々なバラエティ番組に出演。
女優としても活動しており、今年1月期放送の伊藤淳史さん主演ドラマ『オー・マイ・ジャンプ! 〜少年ジャンプが地球を救う〜』(テレビ東京系)に出演したり、映画や舞台に出演するなど幅広く活躍しています。
<↓の画像は、『オー・マイ・ジャンプ!』で、漫画『NARUTO』の主人公・うずまきナルトのコスプレ姿を披露している生駒里奈さんの写真>
そんな生駒里奈さんの卒業発表に対して乃木坂46のファンからは、
- 数少ない一般知名度あるメンバーがまた1人…
- 去年10月のモバメでは卒業否定してたのに…。なんでだよ、生駒ちゃん…。
- なかなか信じ難い。正直、主力が卒業してから生駒ちゃんが卒業して一つの時代が終わると思ってたから予想外すぎてつらいわ。
- 覚悟はしていたが、いざそれが目の前に現実となってくるとやはり動揺は隠せない。ある意味、去年のななみん卒業以上の大打撃。
- 予測はしていたし、芸能活動は続けていると思っていたし、その時が来ても冷静でいられると思ったのですが…やっぱり涙が…
- 乃木坂の移り変わりの時期か。生駒ちゃん卒業してもがんばれ!
- もうだいぶ前から乃木坂としての存在は希薄だった。広告塔は真夏、生田、高山に移っているし、一般人が知ってる乃木坂の顔は今や白石。インフルエンサーで良いポジションで踊ったのが、目立った最後だろう。近い卒業は想定内だった
- 卒業は寂しいけど、ここ最近の体調不良やアンチの理不尽な叩きのことを考えると、これでよかったんじゃないかと思えてしまう…これからの生駒ちゃんがどうか幸せでありますように。
- 1つの時代の終わりだなぁ。乃木坂の顔は白石にシフトしつつあるけど、自分としては生駒のいない乃木坂ってどんなものか想像つかないな
などの声が上がっています。
かつてはグループの顔を務め、現在でもグループの中心メンバーとして活躍していただけに、今回の卒業発表には驚きましたね。
ファンからは悲痛の声が多く上がっており、昨年2月にグループを卒業し芸能界からも引退した“ななみん”こと橋本奈々未さん(24)に次いで、生駒里奈さんが卒業することによって、今後グループに多かれ少なかれ影響を与えるとみられます。
ですが、生駒里奈さんは昨年で22歳になり、今後も1人の芸能人として生き残っていくためには、なるべく早いタイミングでグループを離れた方が良いと思いますし、乃木坂46に3期生が新たに加わったことで世代交代も着々と進んでいることから、次のシングルをもって卒業するというのは良いタイミングなのではないかとも思います。
生駒里奈さんは以前からソロでの活動を多く行っており、一般的な知名度は乃木坂46の中では1位、2位を争う存在で、様々な点で適応力なども高い方だと感じることから卒業後の活動も楽しみで、更なる活躍に期待したいところですね。