メディアの調査・分析を行う『ニホンモニター』が3日、今年1月~11月までのテレビ番組への出演数を基にした『2018タレント番組出演本数ランキング』を発表し、TOKIO・国分太一さんが年間出演数663本で5年連続1位、2位は同じく5年連続でバナナマン・設楽統さんだったことが明らかになりました。
また、昨年の出演数と比較して番組出演数を大きく伸ばした『2018ブレークタレントランキング』では、歯に衣着せぬ発言によって度々炎上騒動を起こし、“炎上アイドル”の異名を持つNGT48・中井りかさんが257本(昨年49本)でトップとなり、ネット上で注目を集めています。
<↓の画像は、主にバラエティ番組で活躍している中井りかさんの写真>
中井りかさんは2015年にNGT48の第1期生オーディションに合格、デビュー1年後の2016年10月には雑誌『週刊ヤングジャンプ』で単独グラビアデビュー、ソロで表紙や巻頭グラビアを飾り、同11月にはAKB48の46枚目シングル『ハイテンション』の選抜メンバーに選出され、同年末の『NHK紅白歌合戦』で行われた「AKB48 夢の紅白選抜」という投票企画では33位にランクインし、AKB48としてパフォーマンスを披露しました。
その後2017年1月にはNGT48のデビューシングル『青春時計』のセンターに抜擢され、昨年のAKB48選抜総選挙では23位(2万9953票 前年96位・8997票)に急上昇していました。
そんな中井りかさんは今年の元日に、ライブ動画配信サービス『SHOWROOM』上で見つけたアンチユーザーに対して、「新年早々お疲れ様でーす!(笑)来るかなーって思ってたんで、一人居たよ、恥ずかしいね。1月1日に嫌いな人のSHOWROOM見てるんだよ。ヤバー(笑)ヤバー(笑)中井終わってるなとか書いてたけどアナタの方が終わってますよ(笑)大丈夫ですかー(笑)ヒマなの?初詣行けば?彼女でも作って!出来ないだろうけど!(笑)」
などといった発言で煽り、元日早々からネット上では大炎上騒動に発展していました。
これらがきっかけで“炎上アイドル”として注目されるようになり、昨年10月からはマルチタレント・いとうせいこうさんとの深夜番組『白昼夢』(フジテレビ系 日曜25時25分)、月1回放送の深夜バラエティ番組『スマートフォンデュ』(テレビ朝日系 毎月最終木曜24時50分)にレギュラー出演しています。
<↓の画像は、『白昼夢』出演の中井りかさん、いとうせいこうさんの写真>
また、今年4月からは生放送のバラエティ番組『青春高校3年C組』(テレビ東京系 月~金曜17時30分)でサブMC(副担任)を務めており、帯番組への出演によって番組出演数を大きく伸ばす結果となっています。
<↓の画像は、『青春高校3年C組』出演の中井りかさんの写真>
『2018ブレークタレント』で2位にランクインしているお笑いコンビ『ノブナガ』も、教育実習生として『青春高校3年C組』にレギュラー出演し、昨年は出演番組数が0本だったものの、今年は178本に激増しています。
次いで3位は、元なでしこジャパンで元サッカー選手の丸山桂里奈さんで198本(前年34本)、4位は元フィギュアスケート選手の村上佳菜子さんで194本(同38本)、5位は元プロ野球選手の長嶋一茂さんで255本(同109本)、6位はピン芸人・ひょっこりはんさんで137本(同0本)、7位は女性お笑いコンビ『ガンバレルーヤ』で202本(同78本)といった結果になっています。
そして、今年の結果を受けてネット上では、
- やはり事務所の力ってすげえわ
- 中井りかは悪評しか見聞きしたことがない。
- ブレイクというよりは、事務所のゴリゴリ営業でしょ?
- この中ならある程度の出演本数があって、更に伸ばしている一茂さんが凄い
- 人気があってのブレイクとゴリ押し無理やりブレイクは違う。
- テレ東の帯といっても地方じゃやってないし、他のレギュラーも放送されないから彼女をほとんど見たことがない。
歌番組でも人が多くて誰がどこにいるかもわからないから、ブレイクしたと言われても…。炎上記事はよく見たけどね。 - 帯番組を持っている方が強い。中井りかやノブナガよりも、丸山桂里奈を見かける機会が増えたな…と思っている方が多いんじゃない。
- 露出のわりに総選挙の結果に反映されないんだけど、太田プロに移籍したからこの子を今度は持ち上げようとしているのかね。
などのコメントが寄せられています。
『ニホンモニター』が発表のランキングは、「出演番組の放送回数分をカウント」していることから、どうしても帯番組に出演しているタレントが有利となり、5年連続1位の国分太一さんは『ビビット』(TBS系)、2位の設楽統さんは『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演し、この他にもそれぞれグループ、コンビで複数のレギュラー番組を持っているため、この2トップは帯番組が終了しない限り変化が無さそうです。
昨年からの増加数では中井りかさんが1位となりましたが、『青春高校3年C組』は系列局へのネット配信をしていない関東ローカルの番組で、他のレギュラー番組も深夜ということから、今年のブレークタレントと言われると疑問だという方が多いのも当然でしょうね。
今年のブレークタレント上位の中では、丸山桂里奈さん、ガンバレルーヤを目にする機会が多かったと個人的には感じています。
ちなみに、昨年のブレークタレント1位はカミナリ、2位はANZEN漫才、3位は立川志らくさん、2016年は1位がメイプル超合金、2位はトレンディエンジェル、3位がりゅうちぇるさんとなっており、近年はお笑いコンビが上位にランクインしていました。
今年のトップだった中井りかさんに対しては納得できないという声のほか、顔や性格が嫌いなどと厳しい声も多く上がっており、今年6月には週刊誌『週刊文春』によって熱愛スキャンダルをスクープされたことでも大ダメージを負いましたが、果たして来年はさらに番組出演数を伸ばすことになるでしょうかね。