AKB48の人気メンバーで“まゆゆ”の愛称で親しまれている渡辺麻友さん(22)が、近くグループから卒業するのではないかと囁かれており、一部では6月18日に行われる『第8回AKB48選抜総選挙』(HARD OFF ECOスタジアム新潟)の終了後に卒業するのが濃厚という話も上がっています。
そんな渡辺さんについて、周囲の大人たちが卒業を必死に食い止めているのが実情だとニュースサイト『デイリーニュースオンライン』は報じています。
渡辺さんの卒業説は、今年に入ってから多く上がるようになっているのですが、AKB48の運営関係者によれば、渡辺さんはすでにグループに対して見切りをつけつつあり、その原因は全てHKT48の指原莉乃さん(23)にあるといいます。
<↓の画像が、指原莉乃さんの写真>
指原さんは2012年の総選挙後に週刊誌『週刊文春』によって、AKB48のファンだった男性と過去に交際していたことなどが報じられ、報道の内容を認めた指原さんは当時結成2年目だったHKT48への移籍を命じられることに。
しかし、このスキャンダルをうまくネタにすることでさらに人気が上昇し、2013年の選抜総選挙で初めて1位を獲得し、その後2014年は渡辺さんに1位を奪われてしまったものの、昨年再び1位に返り咲きました。
渡辺さんは、そんな指原さんを運営がゴリ押ししていることに対して不信感を募らせていたようで、SMAPの中居正広さんがMCの深夜番組『Momm!!』(TBS系)に出演した際、視聴者から寄せられた「上司に媚びを売る同期が出世 私は許せません! 皆さんは許せますか?」という悩みを紹介した際、これについての話を振られた渡辺さんは、「(AKB48は)特に若い女子の大群なので、中にはやっぱりいますよね」と明かし、「自分はあからさまに媚び売ったり、あんまりできないタイプなんで、好きじゃないんで…。やっぱりそういうのやっている子みると、『あ~』みたいな…」と顔を歪めて不快感を露わにしながら語っていました。
その後も険しい表情をしながら「それが才能なのかもしれないけど、身内に敵をつくっちゃいますよね」などと語っており、これはファンの間でも話題になっていたのですが、前出の関係者は「名前こそ出していないものの、明らかに指原と分かる口調でまくしたてていた」と語っています。
また、この関係者によれば親しい運営スタッフに『スキャンダルを起こしたメンバーが幅を利かせるのはおかしい』『私の好きだったAKBはなくなってしまった』と涙ながらに訴えていたといい、「このまま指原をのさばらせておくのであれば、自分がAKBを辞めるという意思に他なりません。卒業説が加速したのも、すべては渡辺自身がグループに愛情を持てなくなってしまったことから」と語っています。
渡辺さんといえば昨年6月に放送された『情熱大陸』(TBS系)に出演した際に、「王道な夢と希望を、じゃないけど、きれいな部分だけを見せる。アイドルってそういうものなんじゃないかなと思う。そういうアイドルの姿を見て、元気になる人やお仕事頑張ろうと思ってもらえる方がいらっしゃる限り、この活動はしていきたいし、必要とされるからこそ、アイドルは輝くと思う」と自身のアイドル論を熱く語っていました。
しかし、渡辺さんが考える理想のアイドル像は以前のように評価されなくなり、指原さんのようなぶっちゃけキャラのアイドルがもてはやされている風潮に対し、「努力なんて報われないんじゃないか」と思うこともあると明かし、「AKBはまじめに頑張ったり一生懸命にやったりストイックにやったり、それが正解じゃない所なんで。まじめな子が損をするような世界でもあるので、AKBは」と発言。
こうした内部事情に関する話が渡辺さんの口から出たことは大きな衝撃を与えましたが、指原さんや塩対応が代名詞となっている“ぱるる”こと島崎遥香さんなど、運営側に気に入られていることでメディアへの露出が多いメンバーらに対し、嫌味と取れる発言となっており、それほど渡辺さんは複雑な気持ちを抱えながら活動を続けているものとみられます。
渡辺さんは4月と5月に行われた握手会で、選抜総選挙について「来年は絶対に出ない」「10年間いろいろ我慢したり乗り越えたりして、がんばってきたので最後は是非いい結果を勝ち取りたい。」などと語っていたそうで、自身のツイッター上でも「今年こそ、1位奪還! 返り咲き! 油断せずに、最後まで駆け抜けて行きましょう。頑張るぞー!!」という気合の入ったメッセージを投稿しており、ファンの間でも卒業する可能性は高いと見られています。
渡辺さんが卒業することでさらにグループは傾き、人気低迷がさらに加速すると思われますが、これも全て運営側に原因があり、体質を変えていかないかぎり下がる一方かもしれないですね。