『第70回NHK紅白歌合戦』(NHK)に出場した『欅坂46』のセンター・平手友梨奈さん(ひらて・ゆりな 18歳)がパフォーマンス終了後に倒れ、メンバー3人に抱えながら退場していたことが判明し、これに対してネット上では批判的な声が噴出し炎上状態になっています。
2016年に紅白初出場を果たし、4年連続4回目の紅白出場となった欅坂46は、2017年の紅白でも歌った『不協和音』を再び披露しました。
2017年の紅白では、メンバーのみで『不協和音』を歌った後に、特別企画として総合司会のウッチャンナンチャン・内村光良さんとコラボパフォーマンスを披露したのですが、平手友梨奈さんのほか、鈴本美愉さん、志田愛佳さんが軽度の過呼吸によって、パフォーマンス後に舞台上で倒れ込むというハプニングが発生、2018年の紅白は平手さんがケガで紅白を欠席しました。
センターの平手友梨奈さんにとっては2年ぶりの紅白で、それも過呼吸となった『不協和音』を2年ぶりに紅白で披露するとのことからリベンジへの期待だけでなく、再びトラブルが発生するのではないかと心配の声もありました。
そして、本番前の29、30日に行われたリハーサルで平手友梨奈さんは、他のメンバーよりも少し遅れてステージに登場し、かなり疲れているのか元気がなく満身創痍の様子で、最後のポーズを決める場面でよろめいて右手をつき、舞台からはける際もメンバーの最後尾でうつろな表情をしていたため、不安が残るステージになっていたと報じるメディアもありました。
しかし、本番では何かにとりつかれたような表情を見せ、リハーサル時とは違いキレのあるパフォーマンスを披露し、平手友梨奈さんは最後に不敵な笑みを浮かべながらポーズを決め、欅坂46のパフォーマンスを見守っていた内村光良さんも「よくやった!すばらしかった!新『不協和音』だ!」と絶賛しました。
<↓の画像は、平手友梨奈さんパフォーマンス時の表情写真>
このように見事リベンジを果たしたかに見えたものの、カメラが離れてオンエアが終わった後に平手友梨奈さんはグッタリした状態で、メンバー3人に抱えられながらステージを後にしていたことが各スポーツ紙などによって報じられました。
<↓の画像が、メンバーに抱えられながら退場する平手友梨奈さんの写真>
スポーツ紙の取材に対して所属レコード会社は、平手友梨奈さんの体調について「問題はありません」とし、NHK側も「平手さんの体調は、全く問題ありません。所属事務所にも確認しています」と回答しています。
こうした欅坂46のパフォーマンスに対してファンからは、感動して震えた、号泣したなどと絶賛の声が上がっていた一方で、ファン以外の反応を見てみると、
- 1回だけ倒れるんなら、ギリギリの激しいパフォーマンスってことで感動ものだけど毎回倒れちゃうとちょっと興醒めする。
ただそれを称賛し神格化しちゃう一部のマスコミやファンの人たちも問題あるわ。 - その内卒業したメンバーがあれは台本通りとか暴露しそうだよね。
熱狂的ファン以外はつまらないパフォーマンスって思うだろうね。 - 関係者やスタッフ、もしくは医療関係者に担がれて退場するのでは無く、メンバーに抱き抱えられて退場する辺りが【なんだ。結局パフォーマンスかね】と思う。ここまでする意味は何なの?
- 演出なんだろうけど、一番問題なのはこんな物を詳細して心酔するような子供がいるって事と、そんなものを面白がって、よりによってNHKがやってる事だと思う。
BPOはこう言う時こそ動くべきだろ。こんなグループは2度とテレビに出すな。 - 倒れる所までが歌の完成なのかな。ちょっとよく分からないパフォーマンス。そのまま受け止めてしまう人も居るだろうに。こういう事で話題になるしかない、必死を感じる。
- 倒れるほどの全身全霊なダンスと歌唱?この人達って口パクすらろくにしてないし卒倒するようなダンスでもないでしょう?
こういったパフォーマンスを売りにした営業戦略なのかも知れないけど、熱狂的なファン以外の人から見たらまともに一曲すら踊れない病的なセンターはどうなのって感じですよ。 - 最初びっくりした。ガチで心配してるファンたちに失礼極まりないし、もし倒れたんなら、大人にやらされたことで倒れるなんて曲でそんなにも伝えようとしているテーマに矛盾してる。
そもそも倒れるという自体自分たちのライブで勝手にやるならまだしも、小学生からお年寄りまで日本人の40%が見てる国民的歌番組でそんなんおかしいだろ
普通に考えたらもう紅白出れなくていいレベルなんだが - 一曲に全身全霊傾けている、ってアピールなのかもしれないけれど、これだけ叩かれるのだからいい加減秋元康も平手ちゃんトランス状態演出をやめた方が良いと思う。
実際の本人は年相応の明るい子らしいんだけれど、演じ続けることによりキャラが実際の本人の人格を支配してしまうことになるんじゃないかと危惧している。
などと批判的な声が殺到しており、炎上状態になっています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)の文化社会部の公式ツイッターは、欅坂46のパフォーマンス終了後に「欅坂46のパフォーマンスについてNHKは『演出の範囲内』とのこと」と報告しており、平手友梨奈さんがメンバーに抱えられながら退場するというのは、最初から決まっていたパフォーマンスの1つだったようです。
<↓の画像が、スポニチのツイート写真>
体調に問題が無かったというのは何よりですが、話題作りのために余計な心配をさせるパフォーマンスは如何なものか、それに加担したNHKもおかしいなどと非難の声が噴出するのは当然でしょうね。
リハーサル時点で平手友梨奈さんが満身創痍の状態にあると報じられたことに対してネット上では、どうせそういう設定の演技だろうと見透かす声は多かったのですが、平手さんは2017年の紅白では過呼吸とみられる症状が出たほか、右腕を痛めて全治1ヶ月と医師に診断されているだけに、真に受けてしまう人も多くいます。
こうした演出は批判も想定内の炎上商法なのか否かは不明ですが、ファン以外の反応を見ると興ざめしている方も多いようですし、グループ全体のイメージにも悪影響が及んでいるようなので、今後はこのような演出は控えた方が良さそうです。