大晦日放送の『第68回NHK紅白歌合戦』に出場した『欅坂46』のメンバーが、パフォーマンス後に過呼吸によって倒れるというアクシデントが発生し物議を醸しています。
欅坂46は後半パートのトップバッターとなる23番目に登場し、昨年4月リリースの『不協和音』を披露してから約30分後、今年の紅白で総合司会を務めたウッチャンナンチャン・内村光良さんとの特別コラボ企画として、『不協和音』のサビ部分を再び披露しました。
ちなみに、内村光良さんは“欅坂46推し”だということを公言しており、昨年5月に6年ぶりに書き下ろした舞台『東京2/3』では、『不協和音』を完コピしてキレッキレのダンスを披露していました。
そんな内村光良さんが欅坂46メンバーとのコラボを熱望し、紅白のステージでコラボを実現させたのですが、内村さんと共にセンターに立った平手友梨奈さん(16)は、終始うつむき加減で手も震えており、立っていることすら辛そうな様子でした。
パフォーマンス中には、内村光良さんが並んで立っていた平手友梨奈さんに「大丈夫?」と声を掛け、平手さんが「はい」とうなずく姿も画面に映っていました。
<↓の画像が、辛そうな表情を見せる平手友梨奈さんに、内村光良さんが声をかけていたシーン>
そして、パフォーマンスが終了し最後にメンバーたちが逆三角形のフォーメーションでポーズを決めていた時に、平手さんと同様に辛そうな表情をしていた鈴本美愉さん(20)が、フラフラとした後に気を失ったように仰向けに倒れ、後ろに立っていた渡辺梨加さんが支えました。
<↓の画像が、ステージ上で気を失ったように倒れた鈴本美愉さんの写真>
さらに、最前列でしゃがんでいた平手友梨奈さんも崩れ落ち、志田愛佳さん(19)も倒れ込み、メンバーたちに抱えられながら舞台裏に運ばれました。
<↓の画像が、ステージ上で倒れ込んだ平手友梨奈さんの写真>
こうしたトラブルが発生後にNHKは、各報道陣に対して「欅坂46のメンバーについて」と題した書面を配布しており、スポーツ紙の報道によるとその書面には、「第68回NHK紅白歌合戦、欅坂46が内村光良さんと共演した『不協和音』のパフォーマンスの後、欅坂46の志田愛佳さんと鈴本美愉さんと平手友梨奈さんが軽い過呼吸のような状態になりました。その後、すぐに待機していた看護師が、状態を確認したところ、問題はなく、体調は回復に向かっています。」
などと記されていたとのことです。
また、関係者の話によると、『不協和音』は肉体的・精神的にもエネルギーを使う曲であるため、全力でパフォーマンスを披露したことによって今回のようなトラブルが発生してしまったといいます。
ステージ上で複数のメンバーが倒れるというまさかのハプニングが発生し、紅白のゲスト審査員を務めていた女優・吉岡里帆さんは、欅坂46のライブにも訪れるほどのファンということから、心配そうな表情でステージを見つめる姿が映っていたほか、ネット上でも心配する声で溢れかえっていました。
そうした中で、欅坂46の公式ツイッターが1日午前4時過ぎに更新され、「皆さん、あけましておめでとうございます! 本年も欅坂46・けやき坂46の応援、どうぞよろしくお願いいたします! 写真はNHK紅白歌合戦を終えたメンバーです!」として、紅白終了後のメンバーを撮影した写真を投稿し、ステージ上で倒れた平手友梨奈さん、鈴本美愉さん、志田愛佳さんの姿もあり、写真では笑顔を見せています。
<↓の画像が、欅坂46公式ツイッターのツイート>
<↓の画像は、過呼吸によって倒れた3人の写真>
(左から平手友梨奈さん、鈴本美愉さん、志田愛佳さん)
しかし、今回このようなハプニングが発生したことによってネット上では、
- 紅白史上に残る放送事故。
- ファンの人達は美化して『辛い中頑張った!』ってウルウルしてんのかもしれないけど、AKB関連の過呼吸ネタ本当にやめて欲しい。楽しくテレビ見れなくなる。
- 1回目で限界を迎えていた彼女たちに2回目をやらせたスタッフも問題だし、たった1回で限界を迎えるような体力しか持っていない方も問題がある。このせいで他の歌手が薄れてしまった。
- 職場ブラックすぎかよ笑 そんな定期的にメンバーが過呼吸になったりひっくり返ったりするアイドルグループ、自分がファンだったらパフォーマンスごとに心配させられちゃったらとても楽しく見られないわ。
- 欅坂は今回だけじゃなく年末の歌番組ずっとこんな感じで、ある程度予見もできた事態。それでも2回やらせたスタッフ側も悪いし、予防出来なかった本人達にも問題ある
- 秋元のグループは過呼吸とか体調不良とかそんなんばっかだな。3人も同時に倒れるなんて普通じゃないし、台本でもあるんじゃないかと勘繰るわ
- ウッチャンにも恥というか迷惑かけちゃったね。深刻な問題として本人たちも運営も受け止めるべきだと思うな。
などのコメントが寄せられており、2度のパフォーマンスをさせたNHKや欅坂46の運営、さらにメンバーたちにも非難の声が殺到しています。
1度目のパフォーマンスでは特にメンバーたちに異常は見られず、これまで何度か体調不良を起こしていた平手友梨奈さんも普通にパフォーマンスを披露していたのですが、2度目のパフォーマンス時には最初から辛そうな表情をしているのが確認できます。
事前にプログラムが決定していることや、平手友梨奈さんがセンターということもあり、フォーメーションの変更などは出来なかった可能性などが考えられますが、ステージ上で倒れるというまさかのハプニングが発生し放送事故状態になるぐらいなら、2度目のステージには出演させないなどの対応を取った方が良かったのではないかと思いますね。
欅坂46ではつい先日も、メンバーの今泉佑唯さんが2度目の活動休止を発表しており、今泉さんは昨年4月に「心身のバランスがうまくとれない日が続いていた」ことを明かし、医師から一定期間の治療と静養が必要だと判断されたため活動を休止。
その後8月末から仕事に復帰していたのですが、それからわずか4ヶ月後の12月28日に年内の活動を休止することを発表しました。
また、センターの平手友梨奈さんも活動休止こそしていないものの、8月に出演したイベントでは終始うつむき加減で、明らかに体調が悪そうな姿を見せており、その後コンサートを欠席するなど、メンバーたちの体調不良が相次いで発生しています。
欅坂46は2016年4月にデビューし、昨年10月までにシングル5枚、アルバム1枚をリリースし、昨年8月には全国ツアーを開催したほか、様々なイベントに出演したり、数多くのテレビ番組やCMに出演するなどしています。
今年も1月30日から日本武道館で、3日連続コンサートを開催することが決定しており、今後また今回のようなハプニングが発生してしまうのではないかと心配になりますね。