欅坂46の第1期生だった長沢菜々香さん(ながさわ・ななこ 22歳)が3月末をもって突然グループを脱退し、その理由を巡って様々な憶測が飛び交っていたのですが、週刊誌『週刊文春』は長沢さん卒業の裏に「いじめファイブ」の存在があるとしており、今後さらにグループを脱退するメンバーが出てくる可能性があると伝えています。
欅坂46では第1期生の卒業が相次いでおり、2018年に今泉佑唯さんが脱退して以降、米谷奈々未さん、志田愛佳さん、長濱ねるさん、織田奈那さん、鈴本美愉さんが脱退、さらにデビューからこれまでセンターを務めてきた平手友梨奈さんまでグループから離脱しました。
キャプテンを務める菅井友香さんは、長沢菜々香さんの卒業発表後に放送されたラジオ番組で、「ビックリしました。私も突然知って。すぐ発表になったので」と語っていたものの、長沢さんは昨年夏ごろから卒業について深く悩んでいたそうです。
欅坂46関係者は、「2019年7月に長濱ねるさんが卒業してから、長沢さんの中で卒業の気持ちが日に日に強くなっていったのは間違いありません。長濱さんの存在は大きかった。長沢さんとは親友だったのです。」
と明かし、長濱ねるさんの脱退後に長沢菜々香さんは意気消沈、欅坂46で活動を続けるモチベーションが無くなってしまったように見えたといいます。
<↓の画像左が長濱ねるさん、右が長沢菜々香さん>
また、「その頃はもうメンバー同士の関係も最悪だったのです。“平手一強”の傾向が強くなりすぎて、どんどんギスギスしていったのです。グループを離れて個人で受ける仕事が多かった長濱さんが陰口を言われていることも多かった。それを誰よりも近くで見て、悲しんでいたのが長沢さんでした」
とも語り、メンバー間の関係悪化も卒業を決意した要因になっているようで、「長濱さんという味方がいなければ、欅坂46という嫉妬と裏腹の同調圧力の空気に満ちたグループの中では潰されてしまう。そういう切実な理由なのです」
と明かしています。
欅坂46はデビューから平手友梨奈さんを絶対的センターに据えて活動を行い、これによってグループ内には平手さんを崇拝するメンバー5人が現れ、「この派閥が“平手一強”の空気を強要し、息苦しさと不安を醸成した」
と欅坂46関係者は語り、この派閥はファン等の間で「いじめファイブ」などと呼ばれているそうです。
「いじめファイブ」は、平手友梨奈さんが不在時にセンターを務めた今泉佑唯さんをイジメ、卒業にまで追い込んだとし、「誰もこの5人組には口出しできないような雰囲気がありました。イジメられるのも嫌だし、何より彼女たちの背後には平手さんがいて、そのバックには“天皇”秋元康がいるわけです。メンバーたちはこの5人組との距離の取り方に気を遣うようになった」
と語り、これによって他のメンバーたちは自己保身のために、今泉さんに対するイジメを見て見ぬ振りしていたとのことです。
<↓の画像は、イジメが原因で脱退したと噂の今泉佑唯さんの写真>
週刊文春は昨年に欅坂46内のイジメ問題を取り上げており、今泉佑唯さんの家族や近親者、親友等に取材を行ったところ、2017年に活動を再開させてから2018年に卒業するまでの約1年半にわたり、陰湿なイジメが続いていたことが判明したとし、「撮影中に今泉さんに対して『死ね』『邪魔』などと他のメンバーがいる前で平然と暴言を吐いていましたから、知らないワケがない」
と同関係者は証言しています。
週刊文春の取材に対して、今泉佑唯さんからイジメ被害の相談を受けていた親友は、「化粧品や靴下が片方だけ隠されたり、私物が無くなることは度々あったようです。帰りに上の服がなくなり、スタッフから借りたことも聞きました。とあるCMの撮影の時も、(イジメファイブの)D子に楽屋の鍵を閉められ、外に締め出されたことがあった」
とイジメの内容を明かしています。
こうしたイジメに平手友梨奈さんは一切関わっておらず、その取り巻きの5人に問題があったといい、イジメの主犯格はA子とB子、それに加えてC子、D子、E子の5人が今泉佑唯さんをイジメ、そうした問題に気付いていた当時運営トップの今野義雄さんは今泉さんに対して、「こういう事実があったことはメンバー、スタッフも分かっていたし、気づいていた」「何もしてあげられなかったのは申し訳ない」
と謝罪、さらに「いじめファイブ」のA子らも運営側に「自分のストレスを佑唯にぶつけてしまいました」などとイジメを認めたといいます。
そして、今野義雄さんは「5人をクビにする」という条件で、今泉佑唯さんの活動継続などを打診、今泉さんもそれを受け入れ、イジメ問題も水に流すことを承諾したそうですが、その後も「いじめファイブ」に対して一切処分が下されず、これに今泉さんは愕然とし、グループからの脱退を決意したようです。
その後もグループ内の悪い雰囲気は変わらず、公表はされていないものの、そうした空気の悪さや人間関係が原因で卒業していったメンバーもいるといい、長濱ねるさんも「いじめファイブ」から陰湿なイジメを受けていた被害者の1人だったといい、長濱さんも卒業を決意したことで長沢菜々香さんは居場所を失い、卒業を決意したという流れとのことです。
また、長沢菜々香さんがグループ卒業を口にするようになってからは、長沢さんと仲が良かった渡辺梨加さんも「なーこちゃんが辞めるなら私も辞める」と公言するようになったといい、「渡辺さんは長沢さんをとても慕っていた。今残っているメンバーと活動を続けていきたいとは思っていないようです」
と関係者は語っています。
<↓の画像は、渡辺梨加さん、長濱ねるさん、長沢菜々香さんの3ショット写真>
この報道を受けてネット上では、
- 運営側に責任がある
- 注意しないスタッフがそもそもおかしい。秋元さんとか運営、事務所に相談しないと。その5人のバックに誰か居るのか?
- イジメの事実が本当なら、加害者が一番悪いのは言うまでもないが、結局は平手一強のグループを作り上げてしまったのが悪いんでしょ?
- 文春が書いてることが全部正しいとは思わないけど、平手・ねる・今泉・志田・鈴本そして長沢と、人気なメンバーから次々に、しかもある日突然辞めていくあたり、普通のグループではないのは間違いないと思う
- 今回の記事と過去記事もそうだが、あまりにも詳細に記事が書かれていて、内部からのリークという可能性は高い。
この五人の実名が分かっているのだから、文春は公表すれば良い。
仮にいじめ主犯格がその五人でないのなら、事務所が名誉毀損で訴えればいいし、事実なら社会的制裁を受けさせることができる。
実名を出せば文春側からすれば雑誌が売れるのだから内容に自信があるなら実名でやればいいのに。 - あの長沢くんの突然の“卒業”で、文春の記事に対して確信に近い物を感じた。
平手さんが悪いってのはおかしいのかなっては感じてたけど、むしろ平手さんもこの“いじめファイブ”の犠牲者かもしれない。
運営ももうとっくに解っているから、二期三期中心に移行して来てるよね。 - もっと早く運営は手を打つべきだったな。あまりにも平手にこだわり過ぎたのが裏目に出たのは否めない。
ぺーちゃんの卒業の件は、なーこが卒業した時点で想定していたけど、仮に卒業した後にこの業界で生き残るのは難しいんじゃないかな?
などのコメントが寄せられています。
週刊文春が欅坂46内のイジメ問題を報じる前から、グループに近しい人物?がネット上で内部情報をリークしており、その不確かな情報によれば今泉佑唯さんに嫌がらせをしているのは、上村莉菜さん、佐藤詩織さんとし、ネット上ではこの他にも平手友梨奈さんを支持するメンバーとして、齋藤冬優花さん、石森虹花さん等の名前が挙げられています。
このメンバーたちが今泉佑唯さん、長濱ねるさん等に嫌がらせをしたり、グループ内の空気を悪化させていたのかは定かではないのですが、佐藤詩織さんについては今年1月に突如、留学を理由に活動休止を発表しました。
NGT48などと同様に、グループ内に「いじめファイブ」と呼ばれる悪質なメンバーがいることはもちろん問題ですが、それに対して運営側がキッチリと対応してこなかったことが大きな問題で、1期生の相次ぐ離脱によってメンバーが減少し、それを補うために2期生として15人が加入しましたが、今後もグループ内の雰囲気が変わらなければ、同じことの繰り返しになると予想されます。
週刊文春によれば、すでに渡辺梨加さんは欅坂46からの脱退を公言しているそうで、こうした人気メンバーの離脱によって大きなファン離れが起こり、日向坂46など他グループにファンが流れることなどが考えられるため、運営側はこれ以上のメンバー離脱や人気低迷を防ぐために、イジメをしていたメンバーには厳しい処分を下し、グループの浄化に力を注いでほしいものですが、果たして今後どうなるでしょうかね…。