『乃木坂46』の姉妹グループとして昨年8月に結成した『欅(けやき)坂46』のメンバー・平手友梨奈さん(ひらて・ゆりな 15歳)が、勘違い発言をしていたことで失笑を買っているようです。
平手さんは、欅坂46が4月にリリースしたデビューシングル『サイレントマジョリティー』、10日リリースの2ndシングル『世界には愛しかない』でセンターを務め、「山口百恵・ゴマキの再来!?」「センターにふさわしいオーラ」「アイドル界随一のカリスマ性」「前田敦子を超える逸材」などと評されています。
デビューシングル『サイレントマジョリティー』の累計売り上げ枚数は35万枚を突破、『世界には愛しかない』も初週売り上げ枚数は32万枚を突破し、オリコンの週間ランキング初登場1位を獲得するなど、グループとして良いスタートを切っています。
- 『サイレントマジョリティー』(YouTube)
- 『世界には愛しかない』(YouTube)
平手さんは2001年6月生まれの15歳でグループ最年少ながら、秋元康さんプロデュースで新たに誕生した欅坂46でセンターを務め、グループの中では一際大きい存在感を放ち、グループを牽引していく存在として期待されています。
そんな平手さんは23日付の『スポーツ報知』に掲載されているインタビュー記事で、欅坂46について「かわいらしいアイドルではなく、クールなアーティストになりたいんです」と発言。
さらに、「19歳で迎える東京五輪では、応援ソングを歌いたい。これは絶対にやりたい!」といい、今年のリオデジャネイロ五輪でテレビ各局の応援ソングを担当したのは、安室奈美恵さん(NHK)、嵐(日本テレビ)、福山雅治さん(テレビ朝日)、SMAP(TBS)、EXILE(フジテレビ)ら日本を代表するアーティストばかりということから、「国民的グループと言われるようにならないとだめですよね。頑張ります」と語っていました。
このように将来的な目標を語った平手さんなのですが、これに対してネット上では、
- 「勘違いアーティスト宣言、キターww
- 口パクのくせに、よく真顔で言えるな
- 最速で天狗になったか
- ソニー所属だけにアーティスト思考が強い教育うけてるのかな?平手は、新人なのにどこか上から目線というか……発言が生意気なところがある。押してるだけに残念
- ゴリ押しって怖い。前田敦子さんの二の舞。
- 東京オリンピックまでいないと思う
- じゃあ、握手会やめたら
などの批判的なコメントが殺到。
ちなみに、乃木坂46の人気メンバーの“まいやん”こと白石麻衣さん(24)も昨年3月に『スポーツニッポン』の取材に対して、「アーティストとして見てもらえるように頑張りたい」と平手さんと同じような発言をしていたことがあります。
<乃木坂46の“まいやん”こと白石麻衣さん>
また、白石さんは「もともとアイドルになりたいと思って乃木坂に入ったわけじゃない」「私はアイドル向きじゃない」「(メンバー)1人ひとりが持っている色はきちんとあるので、それをアーティストという感じにつなげていきたい」などと語り、当然ネット上で散々叩かれることとなり、その後白石さんはアーティスト発言を封印してしまったといいます。
アイドルとして活動しているものの、アーティストだと思うのは勝手で、アーティストについて明確な定義も無いことから宣言するのは自由なのですが、欅坂46も乃木坂46もAKB48グループと同様に、CDシングルの購入者を対象にした全国握手会、個別握手会、私物サイン会などのイベントを開催。
さらに、欅坂46については音痴のメンバーが他のAKB48グループよりも多いと言われ、AKB48以上に口パクに頼っているグループとのことから、アーティスト発言に対して批判の声や、失笑が漏れるのは当然のことでしょうね。
- 『FNS歌の夏まつり』欅坂46が山口百恵の『ひと夏の経験』カバー(YouTube)
結成からたった1年でこうした発言をしたことで、「ちやほやされた結果の発言」などと厳しい声が寄せられており、白石さん同様にアーティスト発言は今後封印していくかと思いますが、本気でそのように思っているのであればまず歌唱力を上げ、特典商法は一切行わず、楽曲とパフォーマンスだけで勝負をするぐらいのことはしてほしいものです。
そして、これから2020年の東京五輪までに日本を代表するグループへと成長しているのかどうか楽しみなところですが、果たしてそれまで活動を続けていられるでしょうかね。