アイドルグループ『Rev. from DVL』のメンバーで、“天使すぎるアイドル”、“千年に1人の美少女”などと絶賛されている橋本環奈さん(17)が主演の映画『セーラー服と機関銃 －卒業－』が5日より公開となったのですが、見事に大コケしていることが明らかとなり話題になっています。
橋本さんにとっては映画初主演作で、それなりに注目を集めていたものの、3月5・6日の週末映画興行成績（興行通信社）を見てみると、1位は長編映画36作目となる『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』で、全国374スクリーンと大規模公開されたこともあり、動員数は54万4,816人、興行収入は6億3,703万5,600円を記録し、春休みを通して興行収入40億円前後が見込める好スタート。
2位には、前週1位の好スタートを切ったSexy Zone・中島健人さんが主演の『黒崎くんの言いなりになんてならない』がランクインし、動員10万4669人、興収1億1936万4700円。
3位には、公開5週目となるマット・デイモンさん主演のSFアドベンチャー『オデッセイ』が前週からワンランクしてランクインし、累計動員210万人、累計興収30億円を突破。
4位は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』、5位は『信長協奏曲（ノブナガコンツェルト）』、6位は『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』、7位は『X-ミッション』、8位は『ザ・ブリザード』、9位は『さらば あぶない刑事』、10位は『Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡』となっており、『セーラー服と機関銃 －卒業－』は全国238スクリーンと大規模公開ながら、初登場でTOP10入りならず12位という残念なスタートとなっています。
- 「セーラー服と機関銃 -卒業-」本予告映像 （YouTube）
橋本さんはこの映画の主題歌も担当し、女優・歌手の薬師丸ひろ子さんのデビューシングル『セーラー服と機関銃』をカバーし、2月にシングルをリリースしているのですが、推定売り上げ枚数が1万2,339枚でオリコン初登場11位と、こちらもTOP10入りを逃しています。
加えてこのシングルの特典商法に対して「えげつない」といった批判の声が上がっており、このCDに封入されているイベント参加券2枚で握手会、5枚だと握手会と写メ会に参加することができ、10枚だとこの2つの特典と直筆サインがプレゼントされたそうで、AKB48の特典商法よりも悪質な内容となっていることから非難されています。
初の主演映画は大コケ、えげつない特典商法をしたにもかかわらずソロデビューシングルはTOP10入りを逃し、散々な結果になってしまった橋本さんですが、マスコミ関係者の間で「実はそこまで人気がない」と囁かれるようになってしまっているといいます。
『セーラー服と機関銃 －卒業－』は、薬師丸さんが主演で1981年に公開された『セーラー服と機関銃』の続編となる作品で、公開前からネット上では「いかに橋本を可愛く映すかだけがテーマの映画」などといった声が上がっており、この結果に対しても「千年さんもオワコンなのか」「まあ映画館行くかって言われると行かないかな」といった声が。
しかし、『セーラー服と機関銃』は1981年に薬師丸さん主演の映画が公開され、1982年に原田知世さん主演で連続ドラマ化。
さらに2006年にも長澤まさみさん主演で連ドラ化されるなど、目新しさが全く無い作品ということから当初より懸念されていた作品で、橋本さん意外にも長谷川博己さん、安藤政信さん、武田鉄矢さんなどの俳優が出演したものの大コケしていることから作品自体に問題があるとして、「環奈ちゃんに責任はない」「映画自体が面白くなさそう」と擁護の声も多く上がっているようです。
また、ニュースサイト『日刊サイゾー』が報じている記事によると、当初は制作側も別のキャストと考えていたものの、一部の有力者が「なんとしても橋本を」といって主演にねじ込んだという話があるとのことです。
そのためこの結果はあまり気にする必要はなく、次回作に期待をしたいところなのですが、橋本さんは以前より“ステマ疑惑”と“ゴリ押し”を指摘する声が上がっており、実際に人気もイマイチ伸びていないと感じることから、橋本さんの今後が少し心配になりますね…。