AKB48の“ゆきりん”こと柏木由紀さん(かしわぎ・ゆき 29歳)が、国指定の難病「脊髄空洞症」の治療を開始することを理由に、活動を一時休止することが明らかになりました。
所属事務所『ワタナベエンターテインメント』は公式サイト上で、「先日放送された番組内にて、柏木由紀が『脊髄空洞症』であることが判明いたしました。協議の上、大事をとり早期手術と治療のため、一定期間の休養をいただくことをご報告申し上げます。」
と、病気の治療を理由に一時活動休止することを報告しています。
これに伴い、7月7・8日に予定していた柏木由紀さんのソロコンサート『寝ても覚めてもゆきりんワールド』、8月31日に予定していた新曲のリリースは延期が決定したとしています。
また、『AKB48』の運営会社『株式会社DH』も公式サイト上で、「脊髄空洞症」の治療で柏木由紀さんが活動休止するため、出演予定だった舞台やグループ公演を休演すると発表しています。
『ワタナベエンターテインメント』は今後について、「医師の指導の下、身体に負荷がかからないと判断された仕事については、手術入院前まで継続させていただきます。7月15日には写真集発売も決定しており、この日、柏木由紀は30歳を迎えます。この日を皆様に笑顔でお祝いしていただけるよう、治療に専念させていただきますことをご理解賜れますと幸いです。」
としています。
この発表を受けて柏木由紀さんは自身のツイッター、インスタグラムを更新し、「先日発表した『脊髄空洞症』の治療のため、少しの間お休みをいただくことになりました。ソロコンサートやWACKコラボシングル、AKBのコンサートを楽しみにしてくださった皆様には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。私自身も楽しみにしていたので、悔しい気持ちが大きいですが、中止ではなく延期なので!まずは治療に専念して、今まで以上に元気な姿をお見せできるようにしたいと思います。心の中で少しだけでもエールを送っていただけると心強いです!どうぞよろしくお願いします」
とのコメントを投稿しています。
<↓の画像は、柏木由紀さんのコメント写真>
そして、柏木由紀さんの活動休止発表を受けてネット上では、
- ガチでやばいんだな
- テレビだから大げさに発表して経過観測だと思ってたのに
- なに?そんなに大事だったの?番組の企画で将来的な小さな懸念が見つかったくらいだと思ってたけど
- 放送前は無駄に煽るようなキャッチだったからどうせ大したことないんでしょみたいな見方もあったけど、普通にやべぇじゃん
- 誕生日には復帰予定って事はそこまで時間がかかる訳でも無いのか
- とりあえずは誕生日頃に復帰して、本格的にまた治す手術をするって感じか?
- 番組に出て本当に良かったね。でなければ分からなかっただろうし。早期発見し治療出来て良かった
- 番組見た時から心配でしっかり治療して欲しいと思ってたので、早目に決断してくれて良かった。手術の成功と身体の回復を祈ってます。
などの声が上がっています。
柏木由紀さんは3日放送の医療情報番組『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)で、「脊髄腫瘍」「脊髄空洞症」の疑いがあるとの診断を受け、その後改めて精密検査を受けた結果、難病の「脊髄空洞症」を発症していることが明らかになりました。
番組終了後に柏木由紀さんは自身のYouTubeチャンネルで、現在の病状や今後の治療について言及し、「すごく急いで何かをしなきゃいけない、治療をしなきゃいけないってことではなく、ゆっくり進行していくもので、一刻を争うとか命に別状もない」
と説明していました。
また、AKB48のコンサート等を控えているため、まだ本格的な治療は行っておらず、スケジュールと相談し様子を見ながら今後治療に専念するとしていました。
柏木由紀さんが患っている「脊髄空洞症」は脊髄内に空洞ができる病気で、20~30代に発症しやすく、少しずつ症状が進行していきます。
この病気の症状は感覚障害や運動麻痺などで、症状が進行していくと下半身麻痺によって歩行困難になる恐れもあります。
根本的な治療方法は空洞を小さくする手術で、術後もしびれや痛みなどが残ったり、再発する可能性もあることから、定期的に検診を受ける必要があります。
こうした難病を患っていることが判明したため、仕事よりも病気の治療を優先した方がいいとの声も多く上がっていましたが、スケジュールを調整して早期に治療を開始、手術を受けることが決まったのは何よりですね。
現時点では、活動の再開はいつになるのかは不明ですが、復帰を焦ることなくしばらく治療に専念してもらいたいですし、手術が無事に成功することを祈るばかりです。
そして、無事に治療を終えたら、またステージで元気な姿をファンに見せてほしいですね。