プロ野球『広島東洋カープ』の高橋奎二投手(たかはし・けいじ 23歳)との結婚を電撃発表し、大きな注目を集めた元『AKB48』の板野友美さん(いたの・ともみ 29歳)が、ファッション・ライフスタイルブランド『Rosy luce(ロージールーチェ)』の設立を発表し、新たなビジネス展開にネット上では厳しい声が多く上がっています。
板野友美さんは結婚発表から20日以上が経ち、ソロデビューから10年を迎えた26日にインスタグラムやツイッターを更新し、「この度 ブランド【Rosy luce】(ロージールーチェ)立ち上げる運びとなりました。『Rosy luce』はアパレル専門のブランドではなく、【Fashion×花×Life style】ファッション、私のライフスタイル、そして大好きなお花をお届けするブランドにしていきたいと考えています。」
と発表しました。
<↓の画像は、板野友美さんのブランド立ち上げ発表ツイート写真>
板野友美さんがディレクションを務めるという『Rosy luce』は、2月1日から公式サイトで商品の受注販売をスタートするそうで、現時点で発表されている1stコレクションのアイテム(税込み価格)は、Tシャツ(6,050円~6,490円)、トップス・カーディガン(各9,889円)、ネックレス(4,290円)、イヤリング・ピアス(各3,850円)、ブレスレット(3,520円)、プリザーブドフラワーボックス(33,000円)、生花ボックス(8,800円)、ドライフラワーボックス(5,500円)となっています。
<↓の画像が、板野友美さんのブランド『Rosy luce(ロージールーチェ)』の商品写真>
『Rosy luce』は、毎シーズン・ファッションアイテムを発表するのではなく、その時ごとに板野友美さんが想いを込めた商品を発表していくそうで、今後は板野さんがブランドに込めた想い、ブランドの世界観を共に過ごせるポップアップ、イベントなどを開催予定としています。
そして、板野友美さんの新ブランド『Rosy luce』の始動に対してファンからは、
- 買うー!!!
- 新ブランド起ち上げ本当におめでとう 嬉しくて涙出るわ
- 絶対に買って、着まーす ともちんの一番のおすすめいってくれたやつ買いますよー
- 友ちんならきっと素敵なライフスタイルとブランドになると思う
- 改めてソロデビュー10周年おめでとう ブランド立ち上げおめでとう 応援します!!女子の物多いと思うけど男子の物もよろしくお願いいたします
などと歓喜の声が上がっています。
その一方でファン以外からは、
- 篠田の二の舞になりそう
- AKB時代のファンもあまり残っていなさそうなのに、需要ある?
- ソロ歌手でやっていけなかったのに、ブランドがうまくいくとは思えない
- 今の若い子で、ともちんに憧れてる層ってどれくらいいるんだ?
- オワコン歌手のブランドアイテムって誰が買うの?
- あなたが今頑張るのはそこじゃないでしょ?それとも既にダンナが野球では成功しないと見切っているから?
- 何のためにブランド立ち上げるの??旦那さんのサポートは??このご時世に、アパレルなんてやってもそう簡単に上手くいかないと思うし、今やるべきことは違うのでは??
- 着飾りの需要が縮小する中、どうしてファッションブランドを立上げる気になるのか、全く以って理解不能。
などと否定的な声が多く上がっています。
板野友美さんは2013年まで在籍したAKB48時代に、アイドルとしては珍しいギャル系メンバーとして注目を集め、“ファッションリーダー”や“おしゃれ番長”などとも呼ばれており、2008年にはギャル系ファッション誌『cawaii!』の専属モデルに起用され、ファッションショーなどにも出演していました。
その後も『ViVi』で連載を持ったり、『ベストジーニスト』の協議会選出部門を受賞したり、ファッションブランド『サマンサタバサ(Samantha Thavasa)』とプロモーション契約を結び、イメージモデルを務めるなどファッション関係の仕事を多くこなし、同性からの支持も集めていました。
ただ、それは約10年前の話で、板野友美さんはAKB48を卒業してからファン離れが加速、新規ファン獲得にも苦戦している様子で、それはCD等の売り上げ枚数などに現れています。
2019年リリースのシングルCD『すき。ということ』は、初週の売り上げ枚数がオリコン集計で「2906枚」(ランキング初登場29位)、同10月リリースのミニアルバム『LOCA』は初週「1901枚」(同26位)と大コケし、それ以降は楽曲のリリースがストップしています。
そんな板野友美さんが、新たにファッション・ライフスタイルブランド『Rosy luce』を立ち上げたことを発表し、ファン以外から否定的な反応が上がるのは当然のことだと思います。
過去には、板野友美さんと同じくモデル活動していた篠田麻里子さんが、10~20代の女性をメインターゲットにしたブランド『ricori(リコリ)』を立ち上げ、篠田さんはプロデューサー・デザイナーを務め、東京・ルミネエスト新宿店、大阪・心斎橋OAP店、梅田HEP FIVE店をオープンさせたものの、売り上げが伸びずにわずか1年でブランドが消滅となりました。
一方、元AKB48でファッションブランドで成功を収めているのは、ハーフタレント・アレクサンダーさんの妻としても知られる川崎希さんの『ANTIMINSS(アンティミンス) selva secreta』、“こじはる”こと小嶋陽菜さんの『Her lip to(ハーリップトゥ)』ぐらいです。
板野友美さんの現在の人気や、コロナ禍でアパレル業界全体の売り上げが低迷している状況などから、新ブランドはなかなか厳しい結果になるのではと思いますが、“おしゃれ番長”の底力を見せられるのかどうか注目したいですね。