元HKT48さっしーに異変、MCで活躍も出演番組終了相次ぐ。麒麟・川島明との新番組も危機、月曜から夜ふかし放送枠移動で短命に?

アイドル時代からバラエティでも活躍し、“バラエティ女王”の座に君臨し続けている元『HKT48』の“さっしー”こと指原莉乃さん(29)がMCを務める番組で、異変が起きていることをニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じており、“次世代MC”の称号に陰りがみられるとしています。

指原莉乃さんは現在、『今夜くらべてみました』（日本テレビ系 水曜21時）、『ゼロイチ』（同 土曜午前10時30分）、『超無敵クラス』（同 火曜23時59分）、『坂上＆指原のつぶれない店』（TBS系 日曜19時）、『100％！アピールちゃん』（同 月曜22時）、『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』（ABEMA・テレビ朝日系 金曜24時20分）といった番組でMCを務めています。

このうち2016年から出演の『今夜くらべてみました』は、今年3月をもって終了することが決定していますが、昨年10月からスタートした『100％！アピールちゃん』も、打ち切りレベルの視聴率を記録しているようです。

＜↓の画像は、『100％！アピールちゃん』MCの指原莉乃さんと麒麟・川島明さんの写真＞

サイゾーウーマンによれば、2月7日放送回の世帯平均視聴率は3.9％、個人視聴率は2.3％と見事な爆死ぶりだったとし、視聴率が大コケしている原因について芸能関係者は、「この日、裏の日本テレビ系で『北京五輪』の競技中継が行われたことも影響したでしょう。20時45分からは世帯14.7％、個人8.9％、また22時45分から23時30分でも世帯9.4％、個人5.6％と高記録ですから、そもそも太刀打ちできる相手ではなかった。特に『アピールちゃん』と同時刻には、高梨沙羅選手がスーツの規定違反で失格し、それが皮肉にも話題となってしまったスキージャンプ混合団体の競技中でした」と語り、五輪中継の影響も大きいとしています。

しかし、『100％！アピールちゃん』は五輪開幕前から大爆死していたといい、1月31日放送回の平均世帯視聴率は3.3％、個人視聴率が1.8％、同時間帯放送の『しゃべくり007』（日本テレビ系）は世帯8.8％、個人4.7％と、倍以上の差を付けられていたとのことです。

前出の芸能関係者は番組について、「基本的にVTR主体。川島と指原という組み合わせなら、トークメインでもいけるはず。2人をあまり生かせていないのでもったいない気がします」と語り、出演者というよりも番組の内容に問題があるようです。

また、この番組では生かされていない指原莉乃さんの対応力、タレントパワーを高く評価した上で、「彼女見たさに番組を見てくれるファンがどれだけいるか？今後、タレントしてさらにランクアップできるかが鍵になりそうです」とも語っています。

現在『100％！アピールちゃん』を放送しているTBSの月曜22時枠では昨年9月まで、『博多華丸・大吉』と滝川クリステルアナウンサー司会の『教えてもらう前と後』が放送されていたものの、視聴率低迷によって打ち切りとなりました。

そして、昨年10月から『麒麟』の川島明さんと指原莉乃さんMCの『100％！アピールちゃん』がスタートしたものの、番組の内容などから数字獲得には苦戦するだろうと予想されており、案の定、初回の2時間スペシャルは平均世帯視聴率が3.7％、個人視聴率1.9％と大爆死していました。

翌週の2回目の放送は世帯視聴率2.7％、個人視聴率1.4％までダウンしていて、テレビ東京で放送の経済報道番組『ワールドビジネスサテライト（WBS）』をも下回り、同時間帯最下位となっています。

この見事なコケっぷりから、今後テコ入れしても数字が上がらないようであれば1年以内に終了するのは濃厚で、特に今年春以降はさらに数字獲得に苦戦することが予想されます。

現在、同時間帯には日本テレビで『しゃべくり007』、フジテレビでは50歳以下のコア層をメインターゲットにしたドラマを放送していますが、春から『しゃべくり007』は1時間繰り上げて月曜21時へ移動、22時台には、マツコ・デラックスさんと『関ジャニ∞』の村上信五さんがMCの人気深夜番組『月曜から夜ふかし』が昇格するとスポーツ紙等に報じられています。

『月曜から夜ふかし』は深夜番組ながら視聴率が10％を超えることもあり、定期的に放送のゴールデン特番でも好視聴率を獲得しているので、『100％！アピールちゃん』は短命に終わりそうです。

ただ、指原莉乃さんは今年春からまた新たに、『アウト×デラックス』（フジテレビ系 木曜23時）の後番組としてレギュラー化される『トークィーンズ』で引き続き、MCを務めることが発表されています。

指原莉乃さんのようにトークも出来て、場を回せる30代前後の女性タレントは少ないですし、業界内での評価はかなり高いようなので、何だかんだ言われながらも今後さらに活躍の場を広げていきそうな気がしますが、果たして今後どうなるでしょうかね。