愛媛県松山市を拠点に「農業アイドル」として活動していたご当地アイドルグループ『愛の葉Girls(えのはガールズ)』のメンバー・大本萌景さん(おおもと・ほのか)が21日、16歳という若さで急死していたことが明らかになりました。
これはニュースサイト『THE PAGE』が24日に報じたもので、記事では死因などについて明らかにはされていないものの、「このところ悩みを抱えていたようです。」と伝えています。
<↓の画像が、21日に急死した大本萌景さんの写真>
また、大本萌景さんの母親によれば亡くなる前日の20日、仲の良い友人たちの助けや励ましもあり、自分なりの方向性が付いた矢先に亡くなったとのことです。
なお、大本萌景さんが所属する『愛の葉Girls』の運営は23日に公式サイト上で、詳しい理由については明かさずに、諸事情によってグループの活動を自粛することを発表しています。
<↓の画像は、公式サイト上での活動自粛コメント>
大本萌景さんが所属していた『愛の葉Girls』は、2012年12月に「『愛』媛の『葉』っぱ役になりたい!」「農業に光を照らしたい」という思いでデビューしたグループで、日本の農業の魅力を伝えていき、より多くの人に知ってもらうために、歌い、踊り、耕すという農業アイドルとして活動し、2015年と2016年には「日本ご当地アイドル活性協会が選ぶアイドルセレクト10」に選出されています。
これまでに8枚のシングルをリリースしており、地元でのイベントや様々なアイドルグループが集うライブなどに出演しているほか、ホームグラウンドとしている農園、ビニールハウスでライブを行っています。
<↓の画像は、『愛の葉Girls』のメンバー写真>
そんなグループで2016年から活動していた愛媛・松山出身の大本萌景さんは、今年2月には『THE PAGE』のインタビュー取材を受けており、幼少期からの夢だったアイドルになりたいという思いでオーディションを受けた一方、農業に対しては特に興味も無く当初は嫌々やっていたそうなのですが、徐々に農業のことが好きになり、農業の魅力などについて語っていました。
<↓の画像が、アイドル活動と並行して農業もしていた大本萌景さんの写真>
好きな野菜としてアボガドを挙げている大本萌景さんは、『愛の葉Girls』のビニールハウスでアボガドを育てており、『THE PAGE』の取材に対しては「熊本産が一種、愛媛産が二種、育てています。私はこの3つはもう恋人と子どもとお母さんのようなつもりで、名前をつけて育てています。なので10年後に、ぜひ食べにきてください。アボカド、育てるのに10年かかるんです」と話し、笑顔を見せていたそうなのですが、それから約1ヶ月後に亡くなってしまいました。
<↓の画像は、グループ運営会社『hプロジェクト』の佐々木貴浩社長と共に『THE PAGE』の取材を受けた大本萌景さんの写真>
そして、大本萌景さんの訃報に対してネット上では、
- 病んでたのかな
- 村八分かな
- 普通にかわええのに死ぬなんてもったいない
- モヤさまの愛媛回で出てたグループか。。お悔やみ申し上げます。
- メンヘラっぽくないな まじめなガキを事務所と親が追い込んだパターンか?
- アイドルなんてやらずに 普通に学校出てれば、いい奥さんになれそうなのに
- 売れたかったのかな。売れなくても生きていけるのに。16歳で終えてはいけないよ。
- ローカルアイドルのプロデューサーとかやばいやつばっかりなイメージ
- アイドル目指したのにいきなりド田舎で農業やらされればな。こんがり焼けてるしシミとか気にする若い子は辛いんじゃないの
- 人生は色々、これからいろんな可能性が有ったろうに。周りの人は的確なアドバイスが出来なかったんたろうか
- 可哀想、性格良さそうな子なのに。写真だけでは勿論分からないけど何となく可愛がられて育ったいい子に見えるのに
- 闇を感じるわ、地下アイドルやローカルアイドルなんてなっちゃいけないわな
- 地下アイドルはブラックだからなあ。大手に入っていれば良かったのに
などのコメントが寄せられています。
大本萌景さんは自身の性格について、「かわっているとよく言われます」とプロフィールに記しているのですが、周囲を常に明るくさせるようなムードメーカーで、小さな太陽のような方だったとのことから、メンバーたちは非常に大きなショックを受けていると思いますし、活動再開までにはしばらく時間がかかるかもしれませんね…。
大本萌景さんのブログを見てみると、亡くなる6日前の15日が最後の更新となっているのですが、その記事では地元の小学校を訪れ、子どもたちに手洗い・うがい・歯磨きの大切さを教えたことをいつもと変わらない様子で報告しており、「また、会えるといいなぁ~」とも綴っていました。
また、『愛の葉Girls』の公式ツイッターに投稿された写真などでも笑顔をみせており、何か大きな悩みを抱えていたようには感じられません。
しかし、ツイッター上では大本萌景さんは「自殺」だという情報が22日の時点で流れており、この情報を流したユーザーは、大本さんの親族と接点があるようで、親族の思いを受けて自殺という情報を流したと説明しています。
<↓の画像が、大本萌景さんが自殺により亡くなったというツイート>
また、大本萌景さんの友人を名乗るユーザーも自殺という情報を投稿しており、グループを運営する社長の「裏切り」が自殺の原因だと説明しています。
<↓の画像が、大本萌景さんの友人を名乗るユーザーのツイート>
『THE PAGE』が伝えている情報などから、恐らく自殺したというのは事実だとみられるのですが、社長から裏切られたという話は事実なのかどうか現時点では不明です。
大本萌景さんは自分にとって『愛の葉ガールズ』は、「大切な自分の居場所」だとプロフィールに記していたことから、もし社長から何か裏切り行為を受けていたのだとすれば、深く思い悩んでいたというのも分かるのですが、社長の裏切りに関する具体的な情報が無いことから、引き続き大本さんに関する情報に注目したいところです。