元『モーニング娘。』の後藤真希さん(36)の弟で、元『EE JUMP』の“ゴマキの弟”こと後藤祐樹さん(35)が、『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』(ABEMA)で対決した総合格闘家・朝倉未来選手(あさくら・みくる 29歳)とYouTubeでコラボし、首に入れた鯉のタトゥー除去施術に着手した模様が公開され反響を呼んでいます。
後藤祐樹さんは素行不良が原因で2002年に芸能界を引退し、10代からタトゥーを入れ始め、現在では体中にタトゥーが入っているのですが、首の左側に入れた鯉のタトゥーに関しては、2010年に亡くなった母親から生前、「首の刺青だけは、どうしても消して欲しい」と懇願されていました。
<↓の画像が、後藤祐樹さんの首などに入ったタトゥーの写真>
そのため、後藤祐樹さんはタトゥーの除去手術を受けるために、『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』に参戦したものの、結果は1分も持たずに完敗となったのですが、YouTubeで朝倉未来選手とコラボし、タトゥーの除去に着手したことが明らかになりました。
朝倉未来選手が自身のYouTubeチャンネルで、【後藤さんが1000万を手に入れたら消したかった首のタトゥーを消しに行ってみた】と題して、首のタトゥー除去についても言及し、朝倉選手側のリサーチによって、無償でタトゥーの除去をしてくれるクリニックが見つかったことから、ピコレーザー治療によるタトゥー除去に着手しました。
ちなみに、後藤祐樹さんが除去施術を受けている『東京イセアクリニック』でのピコレーザー治療の料金は、1回あたり「税込み1万8,700円/1cm²」となっていて、サイズが大きくなるにつれて1cm²あたりの価格は下がるとのことです。
ピコレーザー治療は5回にわたって行われるそうで、1回目の治療で後藤祐樹さんは麻酔を打っているものの、「痛いっすね。あぁ~痛い。(タトゥー)入れるときより痛いです」「麻酔がさめそうなくらい痛い」と悶絶しながらも治療に耐え、「本当に自分がノリで入れた、入れ墨の最後のケジメなので頑張ります」と意気込んでいます。
そして、朝倉未来選手のサポートのもとで、後藤祐樹さんが首の鯉タトゥー除去に着手したことに対してネット上では、
- 対戦相手のアフターケアをしていくって本当に素敵な企画
- 未来君のこういうフォロー動画といい、今までの生き方とか本当に尊敬する。今回も涙が出てきたよ
- ストリートファイト企画には色々な批判はあるけど、朝倉未来も良くない所は反省しているし、当事者にはこのように誠意を尽くしていて好感が持てる
- 非常に良い取り組み。これからタトゥーを入れる人達への参考になる
- ゴマキの弟が望んでいたことで、クリニック側も良い宣伝効果があるし、両方がウィンウィンだな
- 私もタトゥーを入れて後悔した1人。2万で入れたタトゥーを15万で消した。少し白抜けしてるけど、タトゥーがあったように感じないくらいすっかり消え、心の底から嬉しい
- 入れ墨を入れる時点であれだけど、消すという気持ちを考えると落ち着いてきたのかなと感じる。人は色々言うだろうけど更生する一歩、けじめには充分なると思う。
奥さんもいて守るべきものがある今、幸せな家庭を継続していってください。 - 時間がかかろうとも、全身の入れ墨を消してもらいたいし、不利益な点だったことなども語ってほしいな。
啓蒙動画にしてもらいたい、きれいに消してくれるならば応援したい。 - 後藤さんのお母さんが服役中に亡くなったのには衝撃を受けた。さぞかし悔いた事だろうが今の立ち直った後藤さんを見たらお母さんも喜ぶと思う。未来選手ありがとう
- 人間そんなに変われるものではない。あのようなしょうもないイベントに出る事自体が、変わってない証拠。
本当に家族の事を考えてるのであれば、真っ当な仕事につき、汗水垂らした金で家族を養えと思う。それの方が、奥さんも子供も喜ぶ。
などの声が上がっています。
後藤祐樹さんは2017年にAmazonプライムビデオで配信の番組『今田×東野のカリギュラ』に出演し、自身の波乱に満ちた半生を語り、タトゥーを入れた時期や理由についても告白していました。
首に入れた鯉のタトゥーは「(18歳前後の荒れた時期に)後先を考えずに入れた」と明かし、「芸能界で入れ墨というのは、まだまだ厳しい。入れることで戻れないのであれば、それでも構わない」
という決意の表れだったといいます。
その後も身体のタトゥーは増えていき、後藤真希さんからも「バカだなぁ」などと言われても気にせず、どんどん悪の道へと進んでいったといい、21歳だった2007年に銅線窃盗事件で逮捕され、懲役5年6ヶ月の実刑判決が下されました。
<↓の画像は、銅線窃盗事件で逮捕された後藤祐樹さんの写真>
その後、川越少年刑務所に収監され、服役中に面会に訪れた母親からは「首の刺青だけは、出所したらどうしても消して欲しい」と言われたといい、後藤祐樹さんも更生の第一歩としてタトゥー除去を約束しましたが、母親は後藤祐樹さんが仮釈放される2年前の2010年1月23日夜に、自宅の3階窓から転落して55歳で亡くなりました。
それから10年以上経って首のタトゥー除去に着手し、美談にされていることには若干違和感を抱くものの、後藤祐樹さんは以前から様々なインタビューで首のタトゥーは消したいと語っていたので、ようやく母親との約束を果たすことができたのは何よりです。
後藤祐樹さんが出所してから来年で10年となり、現在まで大きなトラブルなどは起こしていませんが、これからも道を踏み外すことがないようにしてほしいですね。