元『モーニング娘。』の後藤真希さん(36)の弟で、元『EE JUMP』の“ゴマキの弟”こと後藤祐樹さん(35)が、ABEMAで20日夜に生配信された企画『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』に参戦し、総合格闘家・朝倉未来選手(あさくら・みくる 29歳)を相手に1分も持たず、45秒で“秒殺”されました。
2人目の挑戦者だった後藤祐樹さんは、膝蹴りやパンチの連打によって45秒で倒され、試合後には左目が大きく腫れて血を流しており、「眼底骨折し歯が8本折れた」などの情報がネット上で飛び交っていたのですが、番組終了後に更新したインスタグラムやYouTubeで試合の感想を語り、歯は折れていないことなどを明かしました。
後藤祐樹さんはインスタグラムで、「挑戦自体が誰がどう見ても無謀でしかありませんでしたが、どうしても挑戦したく妻にも家族にも皆様にも心配をおかけました 申し訳ございませんでした。しかし、闘いを通じて人生の中で自分自身得るものが凄くありました。本音を言うともっと立って闘いたかったですが、プロの前ではそれすらも許されませんでした。そして怪我も大事には至らずですので安心して下さい。」
と、大ケガは負っていないことを明かしています。
また、朝倉未来選手に対しては、「改めて偉大な方だと思いましたし男としてかっこよかったです この度はありがとうございました」
と感謝の言葉を綴っています。
<↓の画像は、後藤祐樹さんのインスタグラム投稿写真>
自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画では、1人目の挑戦者だった“会津伝説の喧嘩屋”というアウトローの久保田覚さん(25)と共に、対戦直後に病院へ直行したことを明かし、朝倉未来選手の激しいパンチや膝蹴りによって、10秒弱で倒された久保田さんは鼻を骨折したといい、「オーディションとかで色々言ったんですけど、あれが本当の自分の実力だと思うんで、言い訳はしない。結局、鼻折れちゃったんですけど、いい思い出になりました」と感想を述べています。
また、後藤祐樹さんは「歯が8本折れた」などの情報が飛び交っていたものの、「大丈夫です。歯はあります。マウスピースが白と黒で左右で別れてたんで、それで歯が抜けたやつみたいになってた」
と語っています。
そんな後藤祐樹さんは『東京スポーツ』(東スポ)の取材に応じ、朝倉未来選手と対決しての感想などを語っており、「無表情で淡々と歩いて来られて。その姿を見た時ちょっとゾッとしました。威圧感、殺気。そういうのを感じたのは初めてだったので恐ろしいなと正直思いました」「周りにヤンチャな人が多くて屈強な先輩に絡まれて、ブッ飛ばされたりしてきました。だけど今まで味わったことのないようなパンチ。熊に殴られたことないですけど多分、熊に殴られたらこれぐらいの衝撃なんじゃないかな」
と振り返っています。
試合後には後藤真希さんから労いの言葉があったといい、「後藤家のファミリーLINEがあるんですけど、そこに続々と『よく頑張ったね』って。姉も『家でテレビ見てたけどずっとヒヤヒヤしてたよ。ケガもしていると思うからちゃんと病院行って診てもらってね』って」
とのメッセージがあったと明かしています。
今後の格闘家転身については否定し、2015年に再婚した妻・千鶴さんからは「今回でやめてね」と懇願されたといい、本格的に格闘技に挑戦するつもりはないそうです。
後藤祐樹さんは今回の企画に挑戦した理由について、「他界した母親から、刑務所に面会に来てくれてる時に『首の刺青だけは、出所したらどうしても消して欲しい』と言われ、刑務所の中で約束した。刺青を消すだけでも結構な大金がかかるので、母親との約束を果たすために企画へ参加しました」
と語り、賞金1,000万円の使い途はタトゥーの除去費用としていたものの、賞金は獲得できませんでした。
<↓の画像は、後藤祐樹さんの首に入った鯉のタトゥー写真>
そして、タトゥーは今後どうするのか聞かれると、「試合に負けたから約束を守らないのかと言ったらそうじゃない。早ければ今年中か来年初めくらいから消し始めます。費用は自分で地道に働いてやっていきます」
と答えています。
そんな後藤祐樹さんに対してネット上では、
- ハッキリ言って何がしたかったのかわからない。素人が挑む相手ではないし、プロが素人相手にやる企画じゃない。
- 実際どれくらいのギャラがAbemaから支払われたのかね。勝ったら1000万だけど負けたらノーギャラなんて契約は流石に無いよなぁ
- 美談ぽくしてるけどさ…違うよね、色々と…変な育ち方しちゃうとこういう思想になっちゃうんだな。
- タトゥは消しても跡が残るわけで、それはもうタトゥみたいなもん。表面的なものではなく、生き方を見直すべき。
- 獲得した賞金よりも地道に働いてお母さんとの約束の首の刺青を消す、それが一番
- 柔らかい丁寧な口調で立派な大人になっていたので、なんだか安心して応援したくなりました。
久保田君も普通の青年でしたね。ヤバい匂いは全くなかったです。 - 逃げずに正面から挑んでいったのはよかったと思う。これからの人生にはプラスになると思うし、頑張ってほしい。
などの声が上がっています。
『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』が終了後には、朝倉未来選手も自身のYouTubeチャンネルに企画を振り返った動画をアップし、「格闘技を盛り上げるために一肌脱ぐかという感じでやっているんであって、別に弱い者イジメをしたいわけではない」「これでケンカとかする子が増えても良くない。ケンカはカッコいいことじゃないんで、ここだけは言っておきたい」「ケンカを止める人が一番カッコいい」
などと語っていました。
また、今回の企画では全員がマウスピースを着用し、安全面に配慮して発泡スチロールなどでセットが組まれていたこと、床には格闘技用のマットを敷き、地面のように見せていたと舞台裏を明かしています。
その上で挑戦者3人の勇気、根性を讃え、今後はYouTubeでもコラボをしたいとの思いを明かしているほか、本番当日に肋骨骨折の悪化によるドクターストップで欠場した元KAT-TUN・田中聖さんについて、「逃げたっぽいすね。でも賢明な判断だと思うし、それもまたリアルじゃないかな」とコメントしています。
否定的な声が多く上がったストリートファイト企画ですが、良くも悪くも大きな注目を集め、試合後に後藤祐樹さんのインスタグラムには600件近くのコメントが寄せられ、その多くが企画に挑戦したことを称賛する内容となっています。
ただ、本番に直前にはプロボクサー・格闘家の高橋知哉選手(たかはし・ともや 33歳)がインスタグラムで、後藤祐樹さんから練習環境の手配を依頼されて、ブラジル選手との練習などをセッティングしたものの、突然音信不通になったとし、「不義理され ええ恥かいたわほんまに 生まれて初めてやこんな経験 こんな人の道外れて不義理する人間いつか天罰がくだるやろう 根本的にこいつは人として昔と何も変わってない」
と怒りをあらわにしています。
後藤祐樹さんは現時点でこの件には一切触れておらず、完全スルーしているのですが、今回の企画を巡って新たなトラブルが起きているようです。
後藤祐樹さんは今年に入ってからツイッターやYouTubeチャンネルを開設し、表舞台で新たな活動をし始めているのですが、今後もし再び大きなトラブルが起きた場合には、後藤真希さんの活動などにも悪影響が及ぶ可能性が高いので、格闘技に挑戦することはないとしているものの、これからメディア露出を増やして家族に迷惑をかけることがないようにしてほしいです。