『第69回NHK紅白歌合戦』(31日19時15分~23時45分)のリハーサル1日目が29日に行われ、『欅坂46』のキャプテン・菅井友香さん(すがい・ゆうか 23歳)らメンバーが取材に応じ、ケガを理由に一部の活動を休止しているグループのセンター・平手友梨奈さん(ひらて・ゆりな 17歳)が、リハーサルだけでなく紅白の本番も欠席することを発表しました。
平手友梨奈さんの代役には、この日のリハーサルでセンターを務めた小林由依さん(こばやし・ゆい 19歳)が抜擢されています。
<↓の画像は、29日にリハーサルを行った欅坂46メンバーの写真>
(左上から時計回りに、守屋茜さん、小池美波さん、長濱ねるさん、小林由依さん、菅井友香さん、渡邉理佐さん、土生瑞穂さん)
欅坂46の運営は21日に公式サイト上で、平手友梨奈さんの体調が優れない状態が続いていることで検査を受けた結果、「腰部打撲・左仙腸関節捻挫(せんちょうかんせつ ねんざ)による仙腸関節不安定症、両手関節捻挫による遠位橈尺関節(えんいとうしゃくせつ)痛」
と診断されたことを発表しました。
それによって腰や手首を動かすと痛みが生じ、現在はダンスパフォーマンスが出来ないため、一部の活動を休止して治療に専念していくとし、一部のダンスを伴わない活動を無理のない範囲で続けていくとしており、この発表後に生放送された音楽番組なども欠席していました。
しかし、年末放送の紅白や日本レコード大賞などへの出演については明言しておらず、NHKの渋谷義人チーフ・プロデューサーも平手友梨奈さんについて、「体調を第一に考えて判断する。5日間あるので報告を受けながら判断する」と語っており、対応に注目が集まっていました。
そして、29日に行われたリハーサルでは小林由依さんが代役を務めており、その後報道陣の取材に応じた菅井友香さんは、平手友梨奈さんが紅白本番も欠席することを明言し、「今、ケガをしているので、その治療に専念してもらって、私たちも心配なんですけど、いち早く一緒にパフォーマンスできる日を楽しみにしています。残りのメンバーで精いっぱい欅坂を守って、今できるベストを尽くしたいです」
と話していました。
<↓の画像が、欅坂46キャプテン・菅井友香さんの写真>
また、紅白で初のセンターを務める小林由依さんは、「私だけじゃなくて、メンバーと一緒に、平手の分まで頑張りたいなと思います」と意気込み、プレッシャーはないかという質問には、「ずっと平手がやってきたので、自分で大丈夫かなっていう気持ちもあるんですけど、みんなと一緒に精いっぱい練習して、本番でいいパフォーマンスができたらいいなと思います」
と語っています。
<↓の画像が、紅白でセンターを務める小林由依さんの写真>
菅井友香さん今年1年を振り返り、「今年結構いろんなことがある中で、みんなでピンチを切り抜けてきて、1人1人が成長できた年だと思うので、その成果が出せるように、自信を持ってパフォーマンスしていきたいです」「小林に1人で背負わせるのではなくて、みんなで欅坂の一員としてパフォーマンスを皆さんにお届けして、2019年も頑張れる力になれるようなステージにできたらいいなと思います」
と意気込んでいます。
そして、この発表を受けてネット上では、
- 無理に出場させると悪化の恐れもある。それと、これからは平手に頼らない新体制の構築が必要かもね。平手はもう欅坂46のセンターは厳しすぎるのかもしれない。
- 予測は出来てたね。運営が“一部活動”と発表した時点で休養よりもソロの仕事が優先に思えたし、自分達の冠番組にもムラがあるのが見えてる。
出演してるのにあまり画面に入らない時がムラのある時だろうから、完全に休養させて今後を考えるのが運営だと思うのだけど・・・ - もう辞めたらいいのに。今まで何かあるたびにメンバーだったり、運営スタッフが発信してきたが、本人は何のコメントもしない、公式ブログもあるのに発信しないでは良くないよ。
番組にほぼ出ないしさ、握手会もスルー、パフォーマンスも出来ない、でも映画とラジオの個人仕事はするって…何の為に欅というグループにいるのか分からない。 - 鈴本センターのアンビバレントはこれもありかなと思えた。土生センターのアンビバレントは良くなかったと感じた。小林センターのガラスを割れ!はどうなるか?
- 昨日のCDJ(カウントダウンジャパン)のライブでは『ガラスを割れ!』は確かにこばゆいがセンターポジションだった。
従来とは振りが違って曲中でどんどんフォーメーションが入れ替わり、鈴本や土生がセンターでダンスをしていたように見えたので、たぶん紅白も同じだと思う。
2期生もおらず16名という最小メンバー構成でしたが、1期生メンバーは来年に向けてどんどん自己アピールしてほしい。。。ただ、、、平手の声がメインで聞こえてくる音源はどうにかしてほしい。昨日ももちろんそうだったので。。。
などのコメントが寄せられています。
平手友梨奈さんは28日に行われた『日刊スポーツ映画大賞』の授賞式には出席し笑顔を見せており、『デイリースポーツ』などは「負傷の影響は感じさせず、スムーズな足取りで登壇した。」と伝えています。
<↓の画像が、28日の『日刊スポーツ映画大賞』授賞式に出席した平手友梨奈さんの写真>
(左から女優・浜辺美波さん、平手友梨奈さん、主演映画『響』の月川翔監督)
平手友梨奈さんは昨年の紅白で、ダンスパフォーマンス中に右腕を床に激しく打ち付けたことで負傷し、その後ステージ上で倒れ込むというハプニングが発生しているので、今年の紅白に出演しないと判断したのは正解だと思います。
平手友梨奈さんは2016年のCDデビュー以降、これまで全てのシングルで単独センターを務めているので、他のメンバーがセンターをやると違和感がありますが、『ミュージックステーション スーパーライブ2018』(テレビ朝日系)では鈴本美愉さん、『CDTVスペシャル!クリスマス音楽祭2018』(TBS系)では土生瑞穂さんがセンターを務め、見事なパフォーマンスを披露していたことで反響を呼んでいました。
そして、紅白のセンターを務める小林由依さんは今年4月開催のデビュー2周年公演などで、紅白でも披露する『ガラスを割れ!』で元メンバーの今泉佑唯さんと共にWセンターを務めており、紅白の本番でもパワフルでダイナミックなパフォーマンスを披露してほしいですね。