毎年恒例の音楽特番『2020FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の第2夜が9日に生放送され、番組の世帯平均視聴率は11.0%、個人平均は6.8%(共に関東地区)を記録したことが明らかになりました。
先週2日放送の第1夜は、世帯平均視聴率が14.1%、個人平均が8.6%を記録しており、第2夜の世帯平均視聴率は3%以上のダウンとなっていますが、昨年は第1夜が14.1%、第2夜が10.8%となっており、わずかに上昇となっています。
9日放送の第2夜では、とんねるず・石橋貴明さんと工藤静香さんが、1997年に『Little Kiss』名義で唯一リリースした楽曲『A.S.A.P.』のパフォーマンスを披露したほか、『欅坂46』(現・櫻坂46)の元センターで、現在はソロで女優活動などをしている平手友梨奈さんがオリジナル楽曲『ダンスの理由』を初披露し、大きな反響を呼んでいます。
平手友梨奈さんの出演は事前に発表されていましたが、曲名などは一切発表されておらずファン等の注目を集める中で、平手さん自身も制作などに関わったというオリジナル・ソロ曲『ダンスの理由』(作詞・秋元康さん 作曲者・平手友梨奈さん、辻村有記さん、伊藤賢さん)を初披露しました。
平手友梨奈さんは複数のバックダンサーを従え、欅坂46時代を彷彿とさせる激しいダンスパフォーマンスを披露し、意味深な歌詞にも大きな注目が集まっています。
『ダンスの理由』の歌詞には、「結局あの娘を見てると 一番辛かった頃の私を思い出すの」「誰かがいてくれたら 普通でいられた」「誰もいなかったから 仕方なく踊るしかなかったんだ」など、自身の境遇を感じさせる部分があり、平手友梨奈さんのパフォーマンスに対してファンからは、
- 神曲 天才かよ…
- 凄すぎる….なんだあれは、もう天才だと言うしか無い
- 歌詞だけで泣きそう。てちそのものじゃん…
- ひとつひとつの言葉に震える
- 自分の言葉で歌ってくれてるのが何より嬉しい
- 一つ一つの歌詞が今までのことに連想してしまって感動した
- 作詞・秋元康 作曲・平手友梨奈は熱い
- 秋元先生とたくさん話し合って歌詞も紡いでいったんだろうな
などの声が上がっています。
また、『東京スポーツ』(東スポ)は平手友梨奈さんが今後、ソロデビューする可能性があることを報じており、「(ソロデビューを)期待する声があることは把握している」「平手のアーティストとしての表現力を評価する声は多く、ソロとしての期待も大きい」
などと関係者は語っています。
このように業界内でもソロデビューの期待が高まっているとの報道がある一方で、『2020FNS歌謡祭』でのパフォーマンスなどに対しては、
- 欅坂時代とやってること変わってないじゃん
- てちを踊らせてた張本人が『仕方なく踊るしかなった』って歌わせるとか…
- 本人のためにも、こんな歌詞ばかり歌っていないほうが良い
- しっかりと口パクで歌詞もダンスも欅坂っぽくて、あれ?脱退してソロなのに?って思ったら秋元なのね…、なんか残念。
- 結局は秋元康のお膝元 周りが女から男に変わっただけ 感動があったと言うよりは“やっぱりな”が強い
- 作詞秋元康で醒めた。別に平手自身で作詞をするべきとは思わないけど、グループを卒業しても秋元の傀儡であることには変わりないんだね
- こういうのを自作自演と言うんじゃないのかな?センター背負わせ続けて、その子もグループも壊した張本人が、「仕方なく踊るしかなかったんだ」って歌わせるとか、何の罰ゲームですか?
- これで感動できる人って相当めでたいな。無理やり踊らさせてた大人に作ってもらった歌をまた歌わさせられてるんだから
などと否定的な声も多く上がっており、賛否両論となっています。
平手友梨奈さんは欅坂46としてデビュー後、全シングル曲でセンターを務める絶対的エースとして活躍していた一方で、グループ内では孤立していたとも言われていますが、その原因を作ったのは総合プロデューサーの秋元康さんだったとされています。
週刊誌『週刊文春』のWeb版が今年2月に報じた記事では、平手友梨奈さんの一強体制にしたことにより、多くのメンバーやスタッフが振り回されたとし、その根本には秋元康さんの「平手に対する特別扱いがあった」と伝えており、秋元さんは平手さんを寵愛し、特別扱いを続けたことでグループ内では浮いた存在になってしまったといいます。
ちなみに、平手友梨奈さん本人も今年9月放送のラジオ番組に出演した際、「秋元さんと連絡先を交換したとき、1番最初に『毎日交換日記をしよう』って言われた」「(秋元さんから)『友梨奈と連絡しているときは小学生の男の子と連絡しているみたいだ』と返ってきた」
と告白していました。
そんな平手友梨奈さんは欅坂46を卒業後も秋元康さん作詞の曲を歌い、以前と全く変わらない路線でのアーティスト活動をしていこうとしている様子で、これに対して否定的な反応や配の声が上がるのも当然かと思いますが、ついにテレビでソロ曲を披露し、今後も秋元さんプロデュースの元でアーティスト活動をしていくのでしょうね…。