元AKB48の“ぱるる”こと島崎遥香さん(しまざき・はるか 27歳)が、来年1月期放送の実写ドラマ『ハレ婚。』で主演することが12日に発表され、ネット上では様々な声が上がっています。
『ハレ婚。』は、漫画家・NONさん(34)が2014年から『週刊ヤングマガジン』で連載していた同名漫画の実写化で、「一夫多妻制(ハーレム婚)」をテーマとした異色のラブコメディとなっており、全19巻のコミックスは累計発行部数が260万部を突破しています。
<↓の画像が、原作の漫画『ハレ婚。』の写真>
島崎遥香さんは主人公・伊達小春を演じ、小春は後先考えない無鉄砲でお人好しな性格で、男を見る目もなく浮気男ばかりと付き合い、交際した男性は全員が既婚者という“既婚者ハンター”で、男に騙され続け恋愛に疲れ切って実家に戻ると、父親が病気で倒れたことで経営していた喫茶店は閉店することになります。
小春がなんとか店を守りたいと思っていたところ、元ピアニストで無職の伊達龍之介という謎の男が現れ、店の借金を肩代わりする代わりに結婚してほしいと言われるのですが、龍之介にはすでに2人の妻がいました。
小春の故郷は、少子高齢化と過疎化の対策として、一夫多妻制が国内で唯一認められる特区になっており、小春は店を守るために龍之介との結婚を決意して“第3夫人”となって、4人での“ハレ婚”生活が始まるのだが…というあらすじとなっています。
ちなみに、人気ロックバンド『L’Arc~en~Ciel』のボーカル・Hydeさん(52)は、『ハレ婚。』の大ファンであることを公言し、作者のNONさんを自身のライブに招待したり、コミックスの帯コメントを提供するほどで、“推しメン”は第1夫人・柚子(ゆず)だと明かしています。
<↓の画像は、作者・NONさんとラルクHydeさんの写真>
主演に抜擢された島崎遥香さんは『ハレ婚。』について、「結婚とは?とか愛とは?とか。そこからさらに家族とは?というテーマになっていって。明確な答えがないテーマに対して、アンバランスで不思議な何とも言えない友情もあり、考えさせられました。(中略)原作と台本を両方並べて小春の表情を勉強中です。原作ファンの方にも楽しんでいただけるように頑張ります。ぜひ、推しメンを見つけながら楽しんで見てもらえたらなと思います!」
とコメントしています。
<↓の画像が、『ハレ婚。』で主演する島崎遥香さんのビジュアル写真>
なお、実写ドラマ『ハレ婚。』はABC朝日放送テレビとテレビ神奈川で放送予定とされ、『Tver』と『GYAO!』では見逃し配信がされるとのことです。
そして、島崎遥香さん主演で『ハレ婚。』が実写ドラマ化されることに対してネット上では、
- キャラクターのイメージと違いすぎるキャスティングに驚き
- 全然小春のイメージじゃないなぁ。そもそもこの人って演技力あったっけ?
- 小春は美少女だけど龍之介にも食ってかかるような勝気な性格。イメージと全然違う
- 小春は北乃きいみたいな子が似合いそうだと思ってたけど、まさかのキャスティング!
- 小春は元気はつらつな子ってイメージだけど、ぱるるはできるの?でも、逆にいい演技ができたら今後期待されるようになるチャンスかも。
- 漫画からの実写化で物凄くミスキャストだなぁって思ったばかりの金魚妻。今回のハレ婚もまた然り。
ピッタリなキャストが見つけられないなら、もう無理して漫画の実写化なんてしなくてもいいと思う。 - なんか最近よくTVに出てくるけど、事務所の力が大きいと何の取り柄が無くてもドラマまで出れるのか。
- 感情豊かな主人公を塩対応で有名な…。これ出来たらマジで女優としていけるな。他のキャストは誰になるのか気になる
などの声が上がっています。
原作漫画の読者からは、島崎遥香さんと主人公のイメージが違いすぎるとの声が多く上がっており、キャスティングミスを指摘する声も少なくありません。
また、島崎遥香さんの演技に対して心配の声も多いのですが、島崎さんは2016年末をもってAKB48を卒業後、女優としても活躍しています。
2017年には堤真一さん主演ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)、有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』に出演し、意外に良い演技をすると好評価されていました。
その後は毎年数本のドラマ・映画に出演しており、今年も『世にも奇妙な物語’21夏の特別編』(フジテレビ系)、『IP〜サイバー捜査班』(テレビ朝日系)、『演じ屋』(WOWOW)に出演しています。
アイドル引退から今年で早5年となりますが、意外にも競争が激しい芸能界で生き残り、女優としても活躍している数少ないAKB48OGで、ここ最近またバラエティ番組への出演量も増えています。
そんな島崎遥香さんが連ドラ主演するのは、2016年10月期放送の深夜ドラマ『警視庁 ナシゴレン課』(テレビ朝日系)以来6年ぶりで、現時点で期待する声は少ないものの、原作ファンからも好評価されるような良い演技を見せてほしいですね。